「よかった、誰も居ないや・・・」
keiさんの入った二日後の日曜日、予報より強めの南東風が吹く中、いつもの場所へ
釣りの女神様に怒鳴られないように、食事を済ませてから準備、巻きっぱなしのラインの結束強度も確認して、コマセの空打ちを3投ほど入れてから、19時半頃に開始・・・
スススッ・・・と消えるLED!
そこそこの重量感で、25㎝程のイサキが上がる!
1投毎に何かしらウキに変化があり、餌取りを含め活性が高いことが伺える。
そう感じた数投後、モゾモゾとLEDを沈めていくアタリにラインを張ってみると・・・
ズンズンズンッ・・・
一気に走り出した!
ときどきグイッっと首を振るような引きに、大型のイサキと確信、足元まで寄せてみると抜けそうなサイズだったが、しばらく良型のイサキに出会っていなかったので、玉網を使い慎重に確保
33㎝程の丸々とした美味しそうなイサキだ
その後、今夜はイサキ祭りかと思ったが、ムツとウリンボが密集したのか、なかなかキープサイズが上がらない。
アジもたまに上がるが25㎝弱と前回よりやや小ぶり・・・
沖に向かい、潮は左沖に流れるが、風は右に強く、ラインが右に大きく膨らむので、右沖に出ている岩に引っかかりそうで怖い・・・と思っていた矢先に・・・・
ビヨヨォォ~ン・・・・
「あれ?・・・変な感触・・・」
誘いを入れようと煽ったロッド・・・手元に違和感・・・
「が~~~んんん! 引っかかっとるがな!」
なんとかして脱出しようと試みたが、がっちり巻き込んでしまったようで、どうにもならない
あきらめてラインを手に取り切る・・・
「あ~あ・・・」
岩の脇に揺れる愛器のLEDを見ながら、タックルを組みなおして再開
また、ポツリポツリだが、ウリンボと小ムツのアタリの合間にアジや25cmほどのイサキが上がりだす。
日付をまたぎ、満潮から下げ潮に入ってから、25cm強のアジが出始めた
そんなとき・・・
ストン・・・と消えたLEDに、一呼吸おいて合わせた竿が大きく暴れ出した!
ガクンッ・・・ガクンッ・・・と2度ほど大きなフックを打ち込むような手ごたえがあって、そのまま動かなくなる・・・
根に飛び込まれた!
こんな時は、出てくることもあるので軽くテンションを掛けたまま待つ・・・うねりに合わせて上下する竿先・・・グイッ・・・2度ほど動きがあったがその後静かになってしまった
高切れしないように祈りながらラインを引く・・・プツッ・・・なんとかハリスだけで済んだが、何だったのだろう・・・
大型のメジナかコロダイか・・・後手に回ったこともあったが、この夜最大の感触だった
根に入った大物の姿に思いを馳せていた時・・・
「こんばんは、横でやらせてください・・・」
朝まずめ狙いなのか、地元の方が近くに入って来た
その直後、別に気負ったつもりなかったが、不注意にも振りかぶった時に仕掛けがどこかに引っかかったらしく、天秤だけ喪失してしまった
「がああ~~~~んん・・・またかよ~」
本日2度目の組み直し、しかもようやく活性が上がって来たというのに・・・・
直しているところで、先ほど入って来た釣り人が大型のイサキを抜き上げた!
・・・焦る
『おちついていきやぁ~』
なぜか、ゆりあんなんたらのギャグが頭の中でぐるぐる回りだす
午前3時を過ぎた・・・睡魔に集中力を奪われる時間でもある
『おちついていきやぁ~』
ラインどうしの結束を確認して再開、ようやく一投に一度アジのアタリが出るようになり、30cm近い大型も上がった
が、時合は短く何尾かアジを追加したところで明るくなり、大アジが小アジに変わってしまったので、見切りをつけて終了
穏やかな凪の海に浮かぶ伊豆大島に目を奪われる・・・
さあ・・・帰ろう・・・
日時:10月1~2日 中潮
場所:南房某所
釣果:イサキ 20~33cm×6尾、中アジ23~28cm×8尾、小あじ×8尾、小ムツ×2尾、ウリンボ・小ムツ多数放流
夕飯は、イサキの刺身とカルパッチョ(柚子を絞って)、アジはタタキとつみれ汁
イサキは丸々と太っていて最高!
アジも程よく脂が乗って最高!
今年一番の釣果でした
調子にのっちゃって~♪