波と風、空と雲 ver.3.0

自分に正直でいよう! 生きている限り、人生を大いに楽しもう!
そうだよな・・・フレディ

久々の「一人」ハロウィン?釣行・・・

2012年10月30日 | 2012年釣行記

一昨年の後半頃からめっきりと釣行回数が減ってしまった。

その結果あまり冒険をしなくなったせいか、予報がちょっとでも怪しいと南房アジは避けて最初から手堅い?団子釣りを選択する傾向がある。

な~んて、客観的な理由を付けてみたが結局はこの釣りが好きなのである。

 

今回は予報が終日曇天午後は雨とのことだったので、期待をして行ったのだが残念ながら間逆の結果に終った。

 

 最初に入った場所は、最近立禁になった小提のすぐ向かいの埋立地、どの辺りがポイントになるのか解らず、船が着岸されにくい先端寄りの内側に釣り座を取り午前6時頃開始した。

 

第一投目から団子を触る弱い餌取りどものアタリが出る。

団子が解けて自作カヤウキ『舞烏賊Ⅱ』のソリッドトップが浮上・・・

ボディ上部が見える・・・

直後に弱い押さえ込み・・・

すぐに戻る・・・

・・・・

・・・・

・・・・

 

回収すると綺麗に付け餌が無い。

何度か繰り返す内に餌取りの正体が10cmに満たないアイゴと判明!

背鰭と腹鰭の前部棘鰭に毒を持つので、ゴンズイやハオコゼ同様に接し方に気を使うお魚だ。

 

長くこの釣り場に来ているが、自分の経験からは過去にこんなにアイゴの稚魚が沸いたのは記憶に無い。

昨年の同時期、成魚がかなり網にも入っていたようなので、その子供達なのだろう。

まあ、食べる分には煮魚にするとカレイ並みに美味いので良いのだが、残念ながらこのサイズでは調理が無理だ。

そして、ここから延々とアイゴ地獄が続く・・・

しかも底に根があるようで、少し流すと根掛りが多発、その度に針を失いアイゴのスレ掛りの合間に針結びといった作業で、本命の顔を拝めずに1セット目が終了してしまった。

 

しかも、予報に反して小雨がパラつき出す。

 

「うーむ・・・釣り座を奥へ変えるか?・・・外側のテトラ帯へ出るか?・・・大きく移動するか?」

 

釣竿を置き、立ち上がって腕組みしてブツブツ云いながら岸壁を徘徊する。

近くの親子が怪訝そうな顔でこちらの様子を伺っているのを背中で感じながら・・・

 

「よしっ!・・・移動!」

 

アイゴ以外の唯一の釣果のシマイサキをその親子に進呈して館山方面へ向かう。

Photo

 

再開は11時、潮位は干潮から上げに向かい始めたところか?

 

Photo_5

 

実はここも知ってはいたが竿を出すのは初めての場所、港内なので流れが無く、魚の寄りは時間が掛かりそうだ。

車は横付けだし楽チン度はAAAなのだが、今度は餌取りすら居ない。

 

この時点で坊主は覚悟したが、水深が5m位あり団子釣りに向いている感じだったのでとにかく投入を繰り返す。

 

2セット目が半分程になった頃・・・

 

ズ・・・ジビジビッ・・・とウキのボデイが入りトップが更に二目盛入って止まった!

 

そして始まった第二の地獄魚がコレ!

 

Photo_2

 

「う~~~む・・・アイゴにゴンズイって・・・外道のハロウィンパレードかいっ!」

 

ウキに出るアタリが本命に似ているので、合わせた時のワクワク感と、直後のガッカリ感の落差が大きく、釣り人の感情を弄ぶ悪魔のような存在だ。

 

そんな悪魔との地獄?を堪能していたときに傍らに野良猫が一匹寄ってきた。

釣り場ではよくある光景なので驚かないが、よほど釣り人に可愛がられているのか、軽く叩いたくらいでは逃げない。

それどころか早く釣れ!とばかりに横で座り込んでいる。

そんな中、釣りあがったゴンズイを針から外そうとハリスを掴んだ直後・・・

 

いきなりその猫が飛びついた!

 

「バカ、ゴンズイだぞっ!」

 

思わず猫に向かって叫んだが、奴は両手で掴み更に頭に食いついてる!

 

プチッ・・・奴の重さで魚から針がはずれた!

 

ゴンズイ咥えたどら猫♪・・・・

 

追いかけずにいたら、すぐ傍で放り出し2・3発猫パンチしている。

野良猫とはいえ、毒棘で怪我をさせては後味が悪いので隙を見て回収した。

まさか食うとは思えないが・・・

食う気だったのだろうか?

毒棘のことは?

 

その後も奴は隣でこちらの隙を伺って居て気が抜けない。

 

しかし潮位が上がるにつれてようやく生体反応も出始め、鯔らしき魚影やヒイラギがスレ掛りするようになった。

コマセも残り少なくなった頃、ゴンズイにしては元気のいい消しこみ・・・と思ったらコレ!

Photo_3

・・・んがしかしまさかの結末が!

 

ああああ~っ!

 

小さいながらも本命でした・・・の落ちを確保と思った直後に奴のアタック受けてしまった!

 

針を飲んでしまったのでキープしようとバケツに移そうとした一瞬にやらた。

今度は食うのか?と思い何もせず見ていたら、結局また猫パンチを2・3発食らわして放置してしまった。

Photo_4

 

「なんだ食わないのか?・・・それとも食えるようにしろってか?」

 

気がつけば閑散とした岸壁に居るのは、野良猫とワシだけ・・・

結局この後同サイズのチンチンが2枚来たが、キープサイズは出ず午後3時に終了。

道具を片付け車に乗り込むときには野良猫はどこかに去ってしまっていた。

 

 しかし、釣果はともかく、あの猫は何だったのだろう?

釣り場で野良猫は珍しい光景ではなく、むしろセットのようなものなのだが、意外と警戒心が強く、安易に近寄ってこないのだが、時間つぶしに来た釣り人のように、横で座り込んでじっとウキを見つめていたり、膝の間にもぐりこんできて道具箱や付け餌を物色したり・・・あまりに馴れ馴れしいのでつい人のように話しかけていた。

あれっ・・・そういえばきくぞぉ~さんの命日って・・・

 

いやいや・・・久しぶりに終始一人の釣行だったので感傷的になってしまったかな?

日時:2012年10月28日大潮

場所:内房某所

釣果:チンチン(黒鯛の幼魚)×3尾、シマイサキ1尾、アイゴ・ゴンズイのパレード!

 

 


やっぱり夏が終らない・・・

2012年09月18日 | 2012年釣行記

台風16号が沖縄から北上中の土曜日深夜、暗闇の突堤に立つ人影に声を掛ける。

 

「こんばんは、釣りですか? あれ道具は?」

 

「こんばんは、・・・いや、まだ・・・様子を見てました。・・・ほら、時々東の空が光るでしょ?」

 

「そうですね。・・・鴨川方向かな?・・・予報では明日午前中は晴れでしたけどね。」

 

「明日は出来るかな・・・」

 

「僕は黒鯛狙いで朝から団子投げですけど、・・・雷雨はいつ来るか解らないですからね。」

 

「俺も!だけど・・・ここはね・・・」

 

【黒鯛釣り】【団子釣り】

 

暗闇で表情もよく解らないのに、このたった二つ、魔法のキーワードが見ず知らずのおっさんの距離をぐっと近づける!

 

聴けばこの釣り場に長年通い続けている方で、ワシと同じく東京の人だった。

黒鯛をメインに季節毎の釣りを楽しんでいるとのことで、最近の傾向や周辺のポイントを事細かに教えていただいたが、当然それを活かせる釣技あっての話なので、今後実践しつつご紹介できればと思います。

ワシのペースでは何年掛かるか判らない位のポイントを伺ったが、総じて時合いの来るのは夕方だそうだ。

・・・ということは、今まであえて時合いを外して釣行していたと云う事か・・・

 

「ありがとうございました。・・・とりあえず朝に備えて寝ます。」

 

「うん、・・・明日は頑張ってね。」 

 

今までの少ない実績と常連さんの話、明日の風向きと潮位、いろいろ考えて釣り座を選定。

結局、急な雷雨に備え、比較的に普通の釣り座を選んでしまった。

ここまでで、大体結果は解るでしょ?

Photo_2

午前5時に開始、水深は4m弱と云ったところか、潮は薄濁りで風は無い。

開始数投は餌取りも無かったが、次第に付け餌のオキアミが取られるようになる。

 

そしてもたれこむような・・・らしいアタリ・・・でゴンズイ!

 

ゴンズイはゴンズイ玉と呼ばれる集団を作っ回遊することがあるので、このような釣り場では連続してくる。

 

しばしゴンズイ地獄・・・

 

思えば昨年もここでゴンズイ地獄にハマったとき、地元の人がありがたがって持って帰るので食ってやろうかと思ったが・・・

おたまじゃくし的な容姿と毒トゲを思うとどうしても手が出ない。

 

濁っているときの外道なので、悪い兆候ではないのだがガッカリ度は外道のベスト3にランクインだ。

 

潮が動き出しようやくまともなお魚が顔を出す。

 

Photo

 

ヘダイだ。

黒鯛と同居していることの多いお魚で、食味は最高!

真鯛を含めた同属で一番美味なのでは・・・と思う。

 

ようやく本命に近づいたと思ったら・・・

 

雨、・・・けっこうな降りっぷり

 

1時間くらい車内に避難する。

他の釣りなら多少の雨でも続行するが、この団子釣りは手で糠団子を握るため濡れると上手く糠が扱えないだけでなく、手に残った糠がドロドロになって触るもの全てを汚してしまいかねない。

 

そんな訳でまたコマセの打ち直し、またゴンズイ地獄・・・

 

そして偶にヘダイ・・・と思ったらチンチン(黒鯛の幼魚)でした。

 

Photo_3

 

とりあえず本命だけど・・・また来てね。

と放流する。

 

10時30分頃から、他所から二人、地元の人が一人と同業者が増え四人で投げ続けるが、ワシが引き揚げるまでに黒鯛は上がらなかった。

 

午後2時過ぎに終了。

なんとか雷雨での終了は避けられたが、思っていたカイズ~クロダイクラスは釣れず、チンチン2枚放流というしょぼい結果に・・・

 

「終わりですか?・・・これからいい時間なのに?」

 

「はい・・・こんどは釣れる日(時間)に来ます。」

 

なるほど・・・よく来る人には当たり前の午後出勤・・・てことですね。

 

今日も暑かったなぁ・・・

 

Photo_4

 

食味に負けてヘダイは4枚キープ

 

Ncm_0436

 

日時:2012年9月16日大潮

場所:内房某所

釣果:ヘダイ×4尾 、ゴンズイたくさん!

 

運が悪けりゃ・・・ゴンズイ地獄・・・いつもか(笑)

 


夏が終らない・・・

2012年09月11日 | 2012年釣行記

8日の夕方、仕事が一段落したところに・・・℡

 

201209092 

 

「内房で何箇所か回ってみたけど・・・。」

 

・・・とは、シロギス狙いで釣行していたkeiさんから

早ければ8日の午後から出ると伝えていたので、合流できるか?との連絡だったが、残念ながら受けた場所は事務所だった。

 

「多少雨が降ったから、濁りはあるよ。・・・ところで忙しいの?・・・」

 

前回の釣行から2ヶ月開いた上に、恒例の夏のオフ会にも参加できなかったため、体調のことまで心配をされてしまった。

プライベートを含めいろいろと行事が重なってしまったためで、体調も万全だから大丈夫、心配してくれてありがたい。

 

思えば、そんなkeiさんと初めて釣行したのがここの団子投げ!

昨年は今頃から良い釣果があったので、今年もそろそろ?

しかし、なかなか現実は厳しい。

前夜遅く釣り場ついて仮眠⇒午前4:30起床、堤防に道具を置いて用意をしているのは自分だけ・・・

と思っていたら・・・

 

「おはようございます!」

 

ゴマちゃんさん登場!

 

「おはようございます! ・・・最近どうすか?」

  

「う~ん、餌とリがね~サンバソウ(石鯛の幼魚)が多くて・・・陽が高くなるとイナッコ(鯔の幼魚)がね~・・・一日で2枚とか・・・」

 

前回(7月)はヒイラギの猛攻に辟易だったが、今回は更なる強敵が待ち構えているようだ。

先に来ていたワシの方が準備に時間がかかり、ゴマちゃんより遅れて実釣開始!

今回も自作カヤウキ「舞烏賊Ⅱ」を装着、付け餌は、オキアミ・アカイソメ・コーンの3種を用意、まずはオキアミで様子を見る。

 

高水温期特有というか、餌取り共が猛烈に団子を突く前アタリが一投目から出る。

団子が割れ、ウキが浮上した直後のアタリも・・・・

 

カカッ・・・ツン・・・

 

といった動きは大きくても軽いアタリばかり・・・

それを見切って本アタリを待っても既に素針にされているようで、シーンとなってしまう。

回収してみるとオキアミは跡形もない。

試しにアカイソメを小さく付けてみると先ほどの軽いアタリの後・・・

 

スパッ!

 

消し込むアタリ!

 

・・・で、あがってきたのがコレ

 

201209091

 

サンバソウ、シマダイとも呼ぶけど標準和名ではイシダイ(石鯛)ですな。

 

「コレがね~」

 

「もう少し大きければ何尾か持ち帰る気になるけどね。」

 

そして、ここから怒涛のシマシマ攻撃!

小さくても気の強いお魚、他魚を押し退けて団子へ突入してくるので、前回あれだけうるさかったヒイラギが来ない。

 

開始から2時間が経過、相変わらず・・・いや更に激しさを増すシマシマ地獄!

いい加減うんざりしてきた頃に追い討ちをかけるようにチビゴンズイ・・・

しかしその数投後、

 

20cmあるソリッドトップがゆっくりと入って元に戻った。

 

ズズズッ・・・

 

もう一度入った瞬間に右手が反応!

 

ドンッ

 

今まで簡単に天を向いていた竿先が明らかに弧を描いて水面を指している!

 

今までも似た様なアタリでシマダイを何尾も風になびかせてきたので、水面下に魚種を確認(黒鯛)した瞬間ホッとする。

 

やっと手にした本命は25cm弱ってところか・・・

 

こんなときは、群れが居つかず回遊していることが多く、通過する前にもう一尾 とすぐにスカリに入れて続行したが追釣はできず。

 

この頃になると陽射しが容赦なく体力を奪っていく・・・

暑さ対策・日焼け対策は講じてきたが、秋の気配など全く感じられない。

10時頃、1セット目の団子が無くなり少し休憩を挟んで2セット目に突入、相変わらずオキアミでもアカイソメでもシマシマに蹂躙され、コーンにするとシマシマは来ないが本命も来ない。

2セット目も半分を消化した頃、暑さと疲れで投入フォームが崩れ、やや左手前に着水。

 

団子が割れ、正面からの風で更にウキが手前に寄ってきた。

 

その分の糸ふけ取ったとき・・・

 

ズリュッ・・・とウキが消し込む!

 

右手が反応する!

 

ドシッ! 

 

竿の胴に乗る感触

 

ズンッズズンッ・・・

 

今までと明らかに違う重量感!

 

ここは水深が6m前後あるので、水圧の関係か底で食うと結構最初の抵抗が強めに感じる。

水面近くに上がってきて更に抵抗を見せてくれたのは、長さの割りによく太ったカイズくん(黒鯛の若魚の俗称)

 

201209093

 

本日の2尾目、やっと2尾目・・・

大きさを競う黒鯛師には笑われると思うが、自分の考えたプロセスで出た結果には満足がある。

 

その後、団子が底を突くまで強烈な陽射しの中のシマシマ地獄を堪能し午後2時過ぎに終了。

 

今回は、前回目についた空き缶や釣り餌の包装等のゴミを、デカ目のレジ袋いくつかに分けて可燃・不燃に分別して持ち帰った。

とは云うものの、全体量から云えば気休め程度、場所柄釣り人だけの持ち込みとは限らない。

 

しかし、持ち帰った。

 

釣り場が立ち禁になる理由

1.密漁・窃盗等の防犯

2.騒音・駐車等の自分勝手な迷惑行為

3.ゴミの放置等の環境悪化

 

釣り人ばかりの問題ではないが、一番最初に犯人扱いされるのも残念ながら釣り人だ。

自然を削らせてもらって遊んでいる分、自然に何かをお返ししなければいけないと思う。

 

釣りを取り巻くすべてに思いやりを・・・

 

一日の釣りを終えてのひと時、いつまでもこの余韻を楽しんでいたい。

  

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日時:2012年9月9日小潮

場所:内房某所

釣果:黒鯛 24cm、27cm、シマシマたくさん!

 

201209095

   

お刺身とアラ汁でいただきました。

脂がのっていて美味♪

 

しっかし暑いね。早く秋にならないかな・・・・

 


10年前のあの日・・・

2012年07月09日 | 2012年釣行記

眠い・・・

 

3週間ぶりの休みであることと昨日の仕事の疲れか、いつもなら期待感でバッチリ目が覚めるのに寝起きが悪い。

 

運転中に襲ってくる睡魔と闘いながらも、かずさやで朝食を取り、釣餌店、コンビニと寄るうちにだんだん気分が盛り上がってきた。

 

今日の団子は、生糠4㎏、川砂2㎏、荒挽きサナギ1㎏、チヌパワー1袋、塩アミ1袋、に秘伝のたれ(ウイスキー50cc+白砂糖大さじ5杯+バニラエッセンス10滴を300cc位のぬるま湯に溶いたもの)をふりかけて全体が均等になるまでよく混ぜて、雨を考慮して水分をあまり加えず仕上げた。

 

・・・の書き出しで始まるのが2002年7月1日の釣行記(旧HPより)、その日は午後1時過ぎまでやって20~26cm×22尾と好釣果だった。
また天候もその日は曇天の中潮だったので

 

『なんだかイケそうな気がするぅ~♪』(古)

 

 
・・・と心の中で叫んで、秘伝でもなんでもない「秘伝のタレ」を作って海へ・・・

 

明朝4時半起床。

 

昨夜来たときは誰も居なかった堤防には夜明けと共に二人の同業者さん、昨年秋に知ったkm(仮称)さんと初めて挨拶する方、でもダンゴは座り込んでウキに集中するから意外と周りの人を見ていないことが多いので、おそらく何年も前から竿を並べていたはず、そして間違いなく歴戦の兵(笑)。

 

そんな朝の挨拶と最近の状況を伺いつつ5時頃から実弾投入!

今回は自作カヤウキの舞烏賊Ⅱで勝負!

 

Photo

 

 

一投目から・・モゴモゴ・・・モゴモゴ・・・と見るからに餌取りと解る弱い前アタリがでる。

 

そしてダンゴから刺しエサが開放され、浮上したウキを消しこんだアタリに合わせると・・・・

 

やっぱりヒイラギ・・・

 

次はスカ(空振り)その次がヒイラギ・・・

 

そしてスカスカヒイラギスカヒイラギ・・・・

 

スカスカ東京スカヒイラギ・・・スカスカまた・・・・

 

あれ?・・・ちょっと香ばしい引きだぞ?

 

上がってきたのはカワハギ!

 

実は、エサ取りの状況を見るために開始から付け餌をオキアミで通していたが、黒鯛の寄りが悪そうなのでアカイソメにチェンジした直後だった。

 

その後しばらくアカイソメで続行したが、ミニシマアジが1尾来ただけでまたアカイソメでもヒイラギ地獄にハマってしまったので、オキアミと交互に変えつつ寄りを待つことにした。

 

満潮から下げに向かう8時過ぎ、だれ気味になって回収しようとした仕掛けにテンションが掛かる?

 

「・・・あっ?・・・居食いしてた?・・・やっと群れが入ってきたかな?」

 

Ncm_0256

 

 

秋のサイズだが今期の初物、経緯はどうあれ本命が出てほっと一息。
しかし画像を撮ってfbにアップしたりしていたのがいかなかったのか、その後はまたまたヒイラギ地獄!
(ToT)

 

午後1時の干潮に向かってどんどん潮は引いていくけどあまり潮は効かず、港内だから仕方ないけどそれでも前はもっと動いた気がする。
更に時折小雨模様だった天気も北の方からどんどん晴れてきてしまい・・・

 

Ncm_0258

 

 

暑いっ!

 

陽射しが痛いっ!

 

どうやら2002年7月1日の再現はできそうもないと諦めかけた頃、久しぶりに見る前アタリの後、理想的なタイミングでトップを押さえ込む本アタリ!

サイズは1尾目とほぼ同じで、アタリを取って釣っただけに満足な一尾だったが、やはり後が続かず、続行するもののコマセは残っているが体力が限界となり、朝から共闘してきた二人の団子戦士に再会を誓って午後1時30分頃にギブアップ!

 

 柳の下の泥鰌も、梅雨空の下の黒鯛もそうそう居るものではない。
好釣果のときのデータを持っておくことは必要なことだけど、色々と周辺環境が変化している。

ここも施設が出来て便利にはなったけど、静かではなくなり、人が多く出入りする分ゴミも多くなってきた。

持ち込んだ以上のゴミを持ち帰ることを心がけてはいるが、そんな程度で追いつくような量じゃない情況がここ数年続いているので心配だ。

 

 一方でワシも、釣り馬鹿さ加減は変化無しだが、体力が落ちてきた。

帰りの運転で寝不足がたたり、アクアラインを抜け湾岸線に入った辺りで寝落ちしそうになる。

うみほたるは休日午後は混雑するので、早く建設中の大井南PAがオープンして欲しいぞ!

 

 

Ncm_0260

 

日時:2012年7月8日中潮

場所:内房某所

釣果:黒鯛20cm弱×2尾、シマアジ・カワハギ各1尾、ヒイラギたくさん!

 


深夜の大移動!?

2012年06月25日 | 2012年釣行記

どんよりと曇った空を反映して、海面も暗い色をしている。

風は東北東で海に向かって左後方から、この釣場ではベストの風向き・・・あくまで人間の都合での話だが・・・

『今・・・向かってます』

と連絡をくれたHIDEさんロコパパさんに居場所を伝えて

 

Photo

 

『さて、始めますか』
 
とfbにアップしたのが、17:43分

久々のカゴアジ第一投は、いつもの遠投EVではなく、髭のshinjiさんのお下がりのリーガルiso4号。

(実は遠投EVは不具合があり修理中)

最初から遠投はせず手前の根の向こう側にポイントを絞り打ち返すこと数回・・・

 

ススッ・・・と誘いを入れた後、まだ灯を入れていないウキのトップが入った!

 

断続的に引くが軽い感触で上がって来たのが手のひらサイズのメジナ⇒即リリース

 

 
付け餌をオキアミ⇒青イソメと投入毎に変えること更に数回・・・

ウキ下(カゴまで)50cmで流して誘いを入れた直後にウキが消える!

 

ギュンッ・・・グググッ・・・

 

「おおっ!この感触!」

 

上がってきたのは抱卵して長さの割にずっしりとした25cm程のアジ!

 

Ncm_0238

 

さあ祭りの始まりか!・・・と思ったら、同じ祭りでもフグ祭りが始まってしまった。

過去に効果があった対処法をいくつか試みてなんとか2尾追加したものの、20時頃にはアジの気配がなくなってしまった。

そんな中、21時過ぎに別の場所に入っていたHIDEさんに連絡

 

「まったくダメです。 フグしか・・・」

 

「こっちも同じ、もう少しやってから移動するね」

 

同一エリアなので意味が無いかと思ったが、どうせ釣れないのなら話し相手が居た方がいい・・・ぐらいの気分になっていた。

HIDEさんの待つ釣場近くの駐車スペースで準備をしていると・・・

 

「あっ・・・どーも!久しぶりです!」

 

とロコパパさん登場!

挨拶もそこそこに一緒に磯に向かう・・・

 

「先週までは何所其処で釣れていて・・・・pingさん! 大丈夫?」

 

途中、周辺の近況を聴くのに気を取られて、凹凸に気付かずコケそうになる・・・いやいや体力が落ちてきているのかな?

ロコパパさんいろいろ心配かけてごめんなさい。m(__)m

 

「こんばんは! どうですか?」

 

「どうも~ いや~全くダメですね」

 

ここは複数で竿が出せるところなので、HIDEさんの他に3名居たが、夕方から誰も型を見ていないとのこと。

釣れている時期のこの時間は鉄火場となって場所取りが大変なエリアなのだが、ポツポツと釣り座の空席が見て取れる。

状況を観て大きく移動するというロコパパさんを見送り、HIDEさんと2時間ほど向きを変えて竿を出してみたが、フグ以外の魚種を確認できず。

先週までは朝マズメが良かったということもあってか、他の釣り人は頑張っていたが、そういう刷り込みがされていない我々は我慢ができず午前2時頃に移動

 

実はこの時点で止めて帰ろうかと思ったが、以前良い思いをした釣場が空いていて眺めているうちに・・・

 

「どうしようか・・・次回はいつになるか解らないしね」
 

「やっちゃいます?」
 

「ちょっとだけよ」

 

と最小限の道具だけもって3度目の磯歩き、運動不足が祟り足腰がガクガクいってる。

今までの状況から考えても、大きくエリアが変わっているわけではないので、釣る為にというよりは悔いを残さない為に竿を出すつもりだった。

案の定、風向きは悪くないが潮流は弱く不安定だ。

朝の気配が感じられるような頃、遠投して右から左への流れが早くなった!

 

ススッ・・・・ウキが消えた!

 

「あれ?入ったの?」

 

糸ふけが出ていて直後に竿へは感じなかったが、最後まで休まず泳ぎ続ける本命の引き!

 

「アジだよ!・・・居たんだ。・・・タナ50cm」

 

二投後もう1尾追加。

 

この後には次第に明るくなってしまい、コサバやセグロイワシが掛かってくるようになり、睡魔も襲ってきて5時前に終了。

 

「いや~しんどかったね」
 

「あのときのアジは何処へ行ってしまったの・・・」

 

いつもなら休憩して第二ラウンドを検討するところだが、この日は午後から仕事を入れていたので帰路に着く。
保田のばんやの湯に浸かり筋肉をほぐして帰ったつもりだったが、夕方には脹脛から背中までガチガチに固まってしまった。
ロコパパさんに、ショアジギングのお誘いを受けたがウェーダー注文する前に体力だわ(笑)

 

そんな訳で今回の釣行はfbにアップしてみました。
コメント及びいいねいただいた皆様ありがとうございます。

 

以上、お手軽地磯ばかりの移動ごときで筋肉がパンパンになるポンコツ釣りバカオヤジですが、これからもヨロシクです!

 

Ncm_0239

 

日時:6月23日夜・24日早朝 中潮

場所:南房某所

釣果:アジ25cm前後×5尾、小メジナ、コサバ、フグたくさん!