波と風、空と雲 ver.3.0

自分に正直でいよう! 生きている限り、人生を大いに楽しもう!
そうだよな・・・フレディ

GOROさんのカヤウキレシピ

2007年03月06日 | こうやって釣ってます!

pingがカヤウキを自作するときの師匠(^^)GOROさんからいただいたメールをご本人の了解を得て公開させていただきました。
買うと○千円するカヤウキも自作すればとっても安上がり、意外と簡単、そしてお魚が釣れれば釣趣も倍増!
ご不明な点は、掲示板『竿話釣題』かpingまでメールを下さい。

まず道具類は

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浮きのトップとの接続部分を作ります。切れるカッターで次の2枚のように3センチばかり切り取ります。

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切った後はサンドペーパーで内側を平にならします。Image007

そしてトップを埋めこみます。できるだけ中心へ、切った部分より2センチぐらいは押しこんでください。

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その次は切りこんだ部分にボンドをタップリいれ(はみ出してもかまいません) 少し隙間をつくって瞬間接着剤を両側に1滴づつ

そして手元から太糸で絞り上げる様に巻いていきます。

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すると口が狭まり合う様になりテーパーがつきます。糸を解けない様結わえたら真っ直ぐになるよう手で修正します。この段階であれば折れたりすることなくできます。

このまま1日乾燥させてください。その後糸をはずしペーパーて゛整形し細糸を3ミリほど巻きます。

口が開くのを防止するため、乾燥したらトップの先にパイプを接続、これは見やすくするのと浮力をつけるためにやっています。

先っぽの穴埋めには楊枝を使っています。完全に接着できたら切り落とします。

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次はお尻に埋めこむおもりの作製です。ステンレス棒に板おもりを巻きます。くびれた部分はまいた後カッターで切り取っています。丁度カヤに埋めこむ部分です。

瞬間接着剤で板おもりが解けない様タップリ使いとめます。隙間もこれでなくなります。

この後できあがっている胴に軽く差しこみおもり負荷を調整します。

使用する針・より戻し・糸・希望の負荷おもりをセットして風呂などでやります(竿ケースを70センチくらいに切ってそれを使うと便利)

後に塗装・穴あけにより浮力が落ちますので1・2センチ胴が出るくらいが目安、おもりが足りない場合は糸おもりを追加します。

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全て埋めこみにし接着します。

胴が乾いたら、胴のおもり埋めこみ部分をドリルの刃を手で回しながら埋めこむ分だけくりぬきます。外皮を割らないように

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これで接着します。

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このあとペーパーで外側を仕上げ塗装に備えておきます。

このあとは継ぎ目より上まで細糸で巻き上げます。

塗装はトップについては下地に白を塗ってから蛍光を塗ってください。そうしないと色が出ません。

胴についてはお好きなカラーで、ウレタンでコーティングすると少々重くなりますが丈夫になると思います。

ではでは、やってて解からないことありましたらなんでもご質問ください。

GORO


アイナメの探り釣り

2007年02月23日 | こうやって釣ってます!

_093  根魚は見た目はブサイクだが、食べると美味い!
そんな根魚で、簡単に大物が狙えるアイナメ!
道具立ては不安になるくらい少なくていいし、なんで他の人はやらないのだろうと思うくらい、難しい釣技がいらない。
いいこと尽くめのアイナメ釣りだが、唯一のデメリットは、「歩く」こと!
どんどんと歩いてより広い面積を探った人に恵比寿さまは微笑むのです。

<総論>
晩秋から年始にかけて産卵期を迎えるアイナメは、釣期としては9月~1月で11~12月に大型のピークを迎えるが、食べることを考えると意外に夏が旬のお魚。
釣っても、場所を選べば東京近郊でも一年中釣れるところもあります。
ここでは、シンプルで効率の良い前打ち竿による探り釣り?をご紹介します。 

<タックルと仕掛けついて>
竿:前打ち竿5m前後、重め(ブラクリ1号以上)の錘なら1号程度の磯竿でも可
リール:太鼓リール、磯竿で重めの錘なら小型スピニングも可
道糸:蛍光ライン(落とし込み用など)2~3号
ハリス:フロロカーボン1~1.5号 1.5m
:チヌ3~4号 針上2cm程度に 3B~4Bのガンダマを打つ

餌箱:ひも付きの木製の餌箱
ストリンガー:歩き回った先でお魚を釣った場合、クーラーがあるところまで帰るのが辛い、またアイナメは同じ場所に数尾固まっていることも多いので、数尾釣るまではこれに下げておくつもりでいるとポイントを外さない。(面倒ならビニール袋をポケットに入れておこう)
その他:小物類と予備の仕掛けをベストかウエストポーチ等に収め、玉網を背負ってなるべく身軽なスタイルなるよう心がけましょう。

<付け餌>
アカイソメ:これが品切れならアイナメ釣りに行かない!・・・と云う人もいるくらいの定番餌。頭の固いところを主に使い、口から針いっぱい刺して、たらしを2~5cm程度とする。餌取りが多い初秋は一日やるなら2パックは必要。
イワイソメ:いわゆる地のもののイワイソメ。アカイソメに比べ高価で鮮度が落ちやすく柔らかいが、食いは良い。近場を攻められるときの特餌。
アオイソメ:上記が入手できないときに使う。中サイズなら3尾くらい房掛けにします。
ユムシ:大型一発狙いの餌。餌持ちがよいので連続して使えます。
カニ類大型狙いに効果大。
その他:ボケジャコ、エラコ、ストロー虫などが有効だが、入手しにくいこともありここでは参考程度に留めておきます。

0001248m_3 <釣り方>
ここでは、木更津沖提のように、堤防の基礎石が沖に向かって傾斜して入っているような場所の釣り方を紹介します。
必ず、潮上から潮下へ探るようにスタート地点を考え、釣り座から潮上に向かいなるべく沖に投入します。

砂地に立つ堤防の場合、基礎石のと砂地の境目がメインのポイントになるので、また強く振り切ると付け餌がずり落ちて、水中で回転し、食いが悪くなります。

着底したら錘のテンションが掛からない程度に竿先を立て、10秒ほどアタリを待って、なければ竿先を「スイッ」という感じで煽り、餌を底から1mくらい浮かせてから手前及び潮下へ自然に落ちるように演出し、また着底させてアタリを待ちます。

このとき潮上(流れの上流側に)に、竿を立てながら底を切るのがポイントで、逆をやると根掛りの頻度が高くなります。

アタリはこの着底時のたるみがスイ~と張ったり、底を切るときに竿先にググン・・と伝わってくるので、竿先を送り込み心の中で、1.2.3・・・と数えてから、根から引き剥がすようにゆっくりと力強い合わせを入れます。
このとき珠に針掛りせずすっぽ抜けてしまうときがありますが、慌てず同じ場所に再投入すると再び食いつくことがあります。

一度根から離してしまえば、メバルやソイほど根に張り付こうとすることはないので、ゆっくりとやりとりを楽しんでから取り込みます。

大型で竿で抜くのが難しいと思ったら、躊躇せず玉網を使いましょう。
前述の通り掛かりが浅い場合があり、30cm前後でも抜き上げですっぽ抜けて涙をのむケースも少なくないからです。

釣ったお魚は、ストリンガーやスカリに生かしておいて帰りに鰓の付根にナイフを入れ、血抜きして持ち帰ると美味しくいただけます。

<釣り場>
安全で釣果も期待できるのが、木更津沖提。沖からA・B・C・Dと4本あり、いずれも10mくらい先の砂地と基礎石との境目や、ケーソンの継ぎ目がポイントとなります。
シーズン初期や終期の低水温期は、深いほうA提寄り、晩秋の産卵期前後は浅場のD提寄りが実績有り、渡船で渡るので、前日までの状況がわかるので事前情報の確認は忘れずにしておきましょう。

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大型でトイレ付きの渡船が1時間に1回来ますので、女性でも安心です。
宮川丸さん:http://www.miyagawamaru.co.jp/
栄宝丸さん:http://www.eihomaru.com/


大アジのカゴ釣り

2007年02月21日 | こうやって釣ってます!

ようやくその一端が見えてきた大アジのカゴ釣り!
天候を観て、潮を読み、釣り場を選定するところは、ある意味で漁師の感性を要求される。
大アジ釣師に釣場情報を秘匿する傾向があるのは、この気質によるものかもしれない。
そんな大アジ釣り、もちろん奥は深いが、タックルや用意するものは、浮きフカセや団子釣りに比べれば、特殊な操作(ラインコントロール等)はあまり無いし、コマセも少量で済むので軽快な釣りです。
そして一度爆釣を体験してしまうと、「なんで今までやらなかったのだろう・・・」と悔やむことになります。(笑)
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<タックル>
遠投用磯竿3~4号、 スピニングリール3000~5000番クラス(シマノ社製なら)、 道糸PE2号100~200m、 力糸PE4号

<仕掛け>
自作一体型カゴウキ&天秤(タナトールLの4または6号相当)
カゴ釣りが初めてでしたら、まずはタナトールから入って実釣感覚を得られてから自作をされることをお勧めします。
必ず予備を含めて2個以上用意してください。
トラブルがあるとそこで釣りが終わってしまいます。

タナトールについては工房浦安さんの製品ページを参照してください。(リンク先訂正しました)

☆このブログ記事を見て、舞ッタナ製作記から一体型カゴウキ&天秤を自作をしてみようと思われた方へ

現在使用しているものは、過去記事のものから改良部分が多くあり、参考とされることはお薦めできません。

最新のタナトールがとても完成度もコスパも高いので、まずはそちらをお試し下さい。

m(__)m

ハリス:フロロカーボン2~3号、カゴから1~1.5m(内30~40cmほど撚り糸を取る。)
釣り場で作成するのはストレスが掛かって上手く結べないことがあるのので、予め3~5本作って行き、針上30cm位の所に縮れが目立つようになったり、チモト付近にふぐの噛み後がついているようであれば、即交換します。
そのままでも中アジは釣れますが、餌の動きが不自然になるだけでなく、大アジがかかってもバラす確率が高くなります。
針:玄人アジ10号 or チヌ3号、基本は1本針、根掛かりの危険の少ないところでは30~50cmほど間隔をあけて枝ハリスを追加する。

<その他・小物>
貝印のクリーム絞り器(容量の多いタイプは生産終了になりました)
コマセ(アミエビをアジパワーでまとめてたもの)をカゴに詰める際に使用します。
そのままでは、押し出し面が強度的に弱いので、アクリル板などを面版に加工して貼り付けて補強すると良いでしょう。

無い場合は、厚手のビニール袋や使いきったサビキくんなどの空き袋を利用して、コマセ絞りを作れます。

前もって作る時間があればこの方が効率的かも?

ライフジャケット・ヘッドランプ・つり用雨具(防寒・防飛沫・防コマセ)・スパイクブーツ(磯釣の場合)
クーラー・バッカン・水汲みバケツ・小型コマセバケツ&シャモジ(コマセを混ぜたり、ポンプに詰めたり)・取っ手付ブラシ(帰る前にバッカンなどを洗います)・・・etc

<餌・コマセ>
コマセ:アミエビ1kgを2個&アジパワー1袋で6~8時間程度使用できます。メジナ用の液体活性起爆剤やイワシのミンチを混ぜる方もいます。(カゴがNAKAJIMA社製Lサイズの場合)
そのまま使える袋入りの製品(遠投カゴパワーやサビキくんなど)もあります。

付け餌:年間を通してアオイソメが定番で、口から刺し、たらしは3~5cm程度。 盛期の大型狙いや食い渋りの時はアオイソメ1本掛けやアカイソメも有効です。
オキアミも有効ですが、餌取りに弱いので、イキイキくん2L等針落ちしにくく加工されているものを使います。
その他、ライブベイト、パワーイソメなども有効です。

<釣り方>
必ず背後から風を受ける釣り座を選定します。(ここが肝)
タナはカゴまで1~2.5mが南房の標準です。(浅い岩礁帯が多いので)

南房は浅場が多いので、岸近くを回遊する場所が少ないので、概ね50m程度沖をポイント(潮目が見えればそこへ)に設定し、もしくは沖へ流れる潮流に、集中して投入します。
この時、ヘッドランプは投入動作に入る直前に消します。
やってみると解かりますが、ヘッドランプが点いていると、その明るさに幻惑されて、投入地点が見えません。
消すと暗闇ではないかと思われがちですが、実際には街路灯や星明りの影響で、暗いなりに距離感を把握できる程度に海面が見えています。
またこの仕掛けは投入時、着水直前にリールをサミングしないとハリスが道糸に絡んでしまうことが多いので注意してください。(1本針の方が絡みにくい)

最初の5投くらいは寄せるつもりで、投入後すぐ竿をあおってカゴを振り、コマセを出し切り回収します。(カゴは終始全開です。)
その際、初回に潮流を確認し、次回以降は想定したポイントの潮上に投入します。
状況がよければ、この時点でアタリが出始めます。
道糸は、張り気味にして流してください。

慣れてきたら、オープンベールで張った分だけラインを出しながら潮下に仕掛けを送っていきます。
但し、余分にラインを出すと、波にもまれて根に巻かれてしまったり、アタリが解からない時があります。

大型のアタリは、ウキが消しこまれた後、竿先を水平にされるくらいの勢いで手元に来ます。

オープンベールのときは、スプールを押さえている指を弾いてラインが出て行きます。

ここで、合わせてしまうと口切れでバレてしまうので、十分にウキが入ったことを確認してから、ゆっくりと竿を立てて引きに応じてゆっくりと寄せてきます。
手前まで寄せたら、太ハリスを信じて抜き上げます。
(過去、ハリス1.7号で36.5cmまで上がったのですが、現在はアジ以外の予期せぬ大物に備えて3号を使用しています。)

あとは手返し次第で数釣りが可能ですが、投入ポイントが定まらないと悪戯に魚が散るだけになるので、集中して同じポイントを攻めるようにしましょう。
また夕方食い渋っても、深夜の潮替わりから食いだしたり、餌を替えたとたん食いだしたり、数分流した後の誘いが有効だったりいろいろです。
ここが釣趣であり釣技でもあります。

<釣り場>
潮通しの良い磯や堤防周辺が釣り場です。
風やウネリの方向を考慮して釣り場を選んでいます。
航空写真の釣り場案内の本で探すのには、上記の釣り場からイシダイのポイントを目安にすると良いでしょう。

尚、大アジのポイントは潮通しの良い根周りなので、伊勢海老漁のポイントに合致します。
明るいうちに釣り場に入り、ブイの位置を確認し仕掛けを取られないようにして下さい。
こちらも損失ですが、漁師さんにも迷惑がかかります。

最後に・・・釣り人だけの問題ではないのですが、
心無い人の行為によって、いくつもの釣り場が閉鎖されつつあります。
安全な装備と環境保全に配慮し、駐車場所、ゴミの持ち帰り、挨拶の励行など、釣りを取り巻くすべての事柄に、思いやりのある行動をとっていただきたいと思います。

そして、夜磯での釣りは大変危険です。ライフジャケットは必ず着用して下さい。そして、出来ればお友達を誘って、複数で行動しましょう。単独になった場合は、家族やお仲間にどこに入ったかを伝えてから竿を出しましょう。

では!良い釣りを!

(2015年9月加筆修正)
(2018年9月加筆修正、工房浦安さんリンク先訂正)


低水温期の南房の遠投カゴアジ釣り

2007年02月21日 | こうやって釣ってます!

<カゴアジ釣りの鉄人=桜の園さんからBBSに書込みのあったノウハウを、ご本人に加筆修正していただき掲載しました。>

以下本文

以下は私流の考え方、釣り方です。
諸先輩方には笑われるのを覚悟で書きます(笑)

0001173_1 漁港内や船道など、水深のある釣り場では当てはまりませんが、南房の磯でのアジ釣りは、水深が浅いところが殆どである為、タナは一ヒロを基準と考えていいのではないでしょうか。

潮位により、アジの気分(?)によって変るので、コマセを5~6投投げ込んでもアタリが無かったら、2~30cmずつ深く又は浅くして様子をみてください。2~2,5mでよく釣れることや、80cmでいい事もあります。
タナは夕方は深め、深夜になると浅くなる傾向にあります。
例外もありますが、水面近くは小鯵、海底近くは大鯵が来るようです。

水温の低い今時はアタリが弱く、且つ食い込みが浅いので確実に針掛かりさせるには少々のコツがあります。
コマセの量にアタリ(釣果)は比例する・・と痛感しています。
プラスチック籠なら、ミニでは釣果は伸びません。M orLがお奨めです。
大勢でコマセを撒く場合は少なくても釣れますが、1人の時はその差は顕著です。

私の付け餌はアオイソメ、赤イソメ、バイオワームです。
アオイソメの頭側半分で、アタリが有っても針のリしない時はシッポ側で食い込みが良いことがあります。
日によっては、赤イソメが良いことも有りますから常備餌にしています。
赤イソメは垂らしは必要有りません・・・鋏で前もって1cmに切って置けば手返しも早くていいです。

ポイントに投げ込んで流しっぱなしは禁物です。置き竿なんてもってのほかです。
道糸を常に張る・・・と言ってもピンと張る必要は無く、糸ふけのない様に注意するだけです。
その方がアタリが竿に伝わるし、根石などに引っ掛けるトラブル、更にはお隣さんとのお祭りトラブルも少ないからです。

食餌活性の低い冬場のアジ釣りは、こちらが積極的に「誘いを掛けて」アピールする
と食い気が起きるようです。
方法は至って簡単。
竿先を僅かに揺すって、ウキに動きが出る程度です。
竿で大きく煽るとか、リールでぐるぐるやるのではなく、竿先を揺すってふけた糸を巻くだけでいいです。
コマセをわずかに振り出し、付け餌を少し踊らせるぐらいです。
暫く待って、アタリが無ければまた誘う・・・・10~15秒ぐらいの間隔です。
7~8回誘いかけたら、コマセが無くなったとみて回収します。
コマセの種類や配合の仕方や硬さ、籠の閉め具合などで差が有りますから「自分流」を会得してください。

「誘いを掛けて」やっとアタリが出ても、針に掛からないケースが多々あります。
付け餌がオキアミなど 飲み込みが良い餌の場合は別として、比較的飲み込みの良い青イソメであっても、この時期はイッキに飲み込んでくれません。
先に書いた赤イソメ餌の場合は、特に何度もシャブッタあとに最後は飲み込むようです。

針掛かりさせるポイントは 「アタリが出ても慌てて合わせなどしない事」です。
2度3度とウキを沈めながら、最後は針に掛かって、竿先を引き込み、ウキが潜ったままになります。俗に言うところの「向う合わせ」です。
ここで竿を立てて軽く合わせるのです。
アジは口が薄く、切れやすいから強い合わせは禁物です。
久々にウキが消しこむと、慌てて合わせてしまいがちですが、その内釣れるさ・・ぐらいの気持ちで待つことです。

ハリスの太さは夜アジの場合は、あまり気にしなくてもいいように思います。
私はフロロカーボン2号を使っています。
これだとビッグサイズが来ても抜き上げが出来るから・・・。
(ただし、夕方や朝方などは1,5号におとします)

再び付け餌について
誘い釣りに使う餌は、餌屋で買った活きの良い餌よりも、前回釣行の残りでやや弱ったアオイソメのほうがいいと思います。理由は、活きのいいものは投げたショックで切れやすい。弱った餌は柔らかくて飲み込みがよい。誘いで揺らすから虫餌が泳いでいるかのようにアジ君が錯覚する(?)らしい。

赤イソメも、私は10日前の、ご臨終のものを使って見ましたが喰いは変りません。
どうせ1cmほどに切るのだから、「活きの良さ」は必要ないのです。赤イソメの場合視覚よりも匂いで惹かれる様に思います。

仕掛けの投入の仕方(仕掛けのカラミ防止の方法)
投入ポイントは20~30mから、日によっては70~80mだったりと変ります。
どの距離であっても、仕掛けが着水する寸前に道糸を押さえてブレーキを掛けます。
(=サミング)  
この操作で着水の時天秤が前方に出て、ハリスがウキよりも先方に落ちるようになり、仕掛けが絡まなくなります。

慣れないうちはハリスがウキの上側のプロペラのあたりに絡むトラブルが多発します。
当然魚が釣れない訳ですが、仕掛けトラブルは貴重な時間の浪費となり、結果数が伸びないことになります。

経験から、時として例外もありますが、満月が頭上に有る時は釣れないと思ってください。
また水温が前日に比べて下降すると極端に喰いが悪くなります。たとえ0,5℃下がっても・・です。