夏休み中の天気予報とにらめっこしていたら、台風通過後ずっと南西風が落ちない。
keiさんたちと南房釣行を予定していたけど、キーとなる風が最悪のままなので、南房は先送りにして、湾奥のサヨリ狙いに
サヨサヨ水産メンバーは、既に結果を出しているとの情報をもらい、予報も曇りで午前中は北よりの風と、真夏の昼間の釣りとしては好条件、意気込んで未明に乗り込み、夜明けまではアジでも・・・と前のめりになっていたのだが・・・
ピカッ!
・・・・・・
・・・・・・
ゴロゴロゴロゴロ・・・・
遠くから雷雲が近づいている
こんなときに釣竿持って立ってたら・・・
『お願いです・・・ここに雷を落としてください・・・』
・・・と言っているようなもの
車で待機して、ネットで雨雲レーダーとにらめっこ
な・・・なんと、ワシのいる狭いエリアを中心に雷雲が発生!
そして、追い討ちを掛けるように豪雨!
釣人と思しき車が数台来たが、さすがに乗り込んで行く猛者はいない
午前6時過ぎにようやく雨雲が去り、7時頃に開始、通称サヨリンと呼ばれるライトなカゴ天秤?による誘い釣りを開始
大雨のせいか、ほぼ地元の常連さんばかりが入釣してきて、ポツポツとだが良型のサヨリが上がり始めた
・・・が、ワシにはアタリさえこない・・・
『あれれ?・・・何か違うかな・・・』
しばらくは、リールを巻く速度とか工夫してみたが変化が見れず、隣の釣人の仕掛けを盗視
『ん?』
カゴから釣り針までのラインの長さが、1mほどワシの方が短い
メインラインへの絡みつきを嫌って短めに取っていたのが災いしていたようだ
これをきっかけに
・・・・ググンンッ・・・・
という、サヨリ独特のアタリが取れ始め、ようやく待望の1尾が上がる!
その板バネでも仕込んでいるのかと思うようなパワーは、細身の見た目からは想像できない
この手の仕掛けはシンプルなほどトラブルが少ないのだが、ワシの場合、そのアタリと引きをダイレクトに味わいたいので、少し手を加えている
その分、投入フォームが乱れるとラインが絡んでしまうのだが、どこに拘りたいか・・・という釣り馬鹿のエゴというやつか
未明の満潮から、下げいっぱいまで、すったもんだしながらもなんとか大型を6本を確保
上手い人は倍は釣ってる・・・でも
「今日は、渋い・・・」
だって
『上げ潮が効き始めたら・・・』
『雲が多く、風もあり、比較的涼しいし・・・』
昼過ぎになり、撤収か継続か、悩み始める
暑さは耐えられる程度だが、竿を待つ右腕がパンパンになってきた・・・
『うう~~~む・・・』
この釣りは、投げ込んで座ってアタリを待つ・・・といったことができない
投げる→糸ふけをとる→リールをゆっくり巻いて誘う・・・・→回収する
の繰り返し、比較的アクティヴな釣りなので、半日もやるとけっこう疲れる
結局、午後4時頃までやって、小型2本含む4本を追加で終了
帰りに埠頭の様子を見に行くと、夏休みとあって家族連れがいっぱい
サビキにはサッパか小鯵か・・・時折ひらひらとしたお魚が掛かっていた
遠くの入道雲が、夏休みを演出している
さてさて、ワシの釣果はというと 、小さなサヨリを含めて10本
ワシのサヨリ釣りの技量からしたら結構良いほうかな?
サヨリストCEOなら、30分の操業で釣る数ですな
そんなわけで、翌日の夕餉にお刺身が一品加わりましたとさ
日時:8月12日 大潮
場所:湾奥某所
釣果:サヨリ30~38cm×8本、コヨリ2本