波と風、空と雲 ver.3.0

自分に正直でいよう! 生きている限り、人生を大いに楽しもう!
そうだよな・・・フレディ

サヨリが風の中で・・・・

2010年10月04日 | 2010年釣行記

1日の金曜日の午後から携帯のマナーモードをサイレントにしていたのを解除し忘れ、普段からたまにしか鳴らないのでそのまま土曜日の夕方まで放置してしまっていた。

二件の着歴に気付き電話してみると、一件目は桜園子さん、二件目はkeiさん。

要約すると

園子さんからは

 

『〇〇〇〇でアジ、〇〇でサヨリが釣れてるわよ♪』

 

keiさんからは

 

『行かないのか?ボーズが怖いのか?・・・臆病者』

 

というわけで、先ずはアジ狙いで3日の午前0時頃に現地入り、すると駐車場でkeiさんが酔っ払いに絡まれてる?

 

「うぃ~っすぅ・・・アジはぁ・・・夕方で終っちゃったよぉ・・・でもぉ、コマセ効かせればぁ、今からでも釣れるかもよぉ?」

 

・・・と絡んでいたのはいいご機嫌のsukeさんでした。(笑)

 

朝からサヨリで合流することを約束して、sukeさんは夢の中へ、ワシとkeiさんは

 

「釣れなきゃ、朝まで寝よう・・・」

 

と釣り場へ向かった。

 

北北東の風が強く思ったより寒い・・・

 

「防寒着がないと厳しい季節になったなぁ・・・」

 

そんなことをぼやいていたら、keiさんのウキが入った!

 

「なんだろう?フグかな・・・あっ?・・・アジだ!」

 

「おっ! 居たね!」

  

20cmあるかどうか・・・南房だったら状況によってはリリースサイズだが、事前情報でもこのサイズが平均だったので気合が入る。

そこへ南房帰りのizuさん登場!

 

「何を釣ってるんですか? ・・・えっ?アジ?」

 

というわけで、izuさんも参戦!

 

 夜目にもうっすらと潮目が入っているのが解り、その周辺に入ればアタリが出るが、想像していたピッチには程遠く、3~4投に1尾程度のマッタリペースになり、それも明け方の干潮が近づくとばったりと食わなくなった。

 

そんな攻めあぐねていた中、未明に桜園子さんが登場!

 

「みんな下手ね!・・・あたしが釣ってあげるから待ってなさい♪」

 

園子さんに攻め方を教わりつつ、アジの部は11尾を数えたところで終了。

口切れで半数近くのバラシがあり、今後の課題が残った。

 

<<<<<そして、夜明けと共にサヨリ場へ移動>>>>>

 

今回はこちらがメインということで、充電ばっちりのsukeさんも加わり、更には銀フォレスターさんやⅠさんも加わってプチオフ会状態に♪

 

しかし、朝方は潮位が低いせいか思ったほど活性が上がらず、アジと同じようにポツリ・・・またポツリ・・・

それも、当初手前に寄せるつもりで近場へ投入していたが、沖の潮目にそって群れが移動しているようで、食わせるにはかなりの遠投が要求される。

 

そんな中、サヨリ名人の園子さんはこちらが1尾釣る間に2尾・3尾と釣り上げていく!

Ca3a08841

 

リーリングを真似してみたり、ハリスの長さを揃えてみたり、餌の付け方を変えてみたり・・・

 

いろいろなことを試してみたが、潮目に対して入る仕掛けの角度に違いがあるようで、園子さんの位置からから左に行くにしたがって、アタリの出る率が低くなっていた。

(ワシが撤収したあと午後~夕マズメは潮位の問題もあるが、どこでも食っていたようです。) 

 

「いや~なんで釣れないかな?」

 

「ワシが来ると釣れなくなる・・・ってことかな?」(冗談のつもり)

 

「そうか・・・pingさんのせいか・・・」

 

「えっ?・・・なに・・何?・・・」

 

背中に殺意を感じながら釣りつづけていると、例によって右側主体ながらだんだんとペースが上がってきた!

 

沖の潮目を流れるウキ・・・・

 

1回/2秒ペースでリーリングしていると・・・・

 

コッ・・・手元にアタリ・・・

 

ググィィィッ・・・・竿先を引きこまれる!

  

そしてウキの向こうで銀色の影がジャンプ!

 

遠投している分だけ引き寄せも時間が掛かる!

 

何度もジャンプとテールウォークを繰り返し堤防上に横たわった銀小竜!

Ca3a08821

 

5月は掛けた数の半数はバラしていたが、今回は※古典的な秘策?が功を奏して掛けた分は全部ゲットに成功!

 

数も型も園子名人の足元にも及ばないが、自分的には考えた結果が出たので満足だった。

 

正午を過ぎてこれからが時合というときだったが、徹夜が響いてギブアップ・・・

 

駐車スペースに戻るとサヨサヨ水産のCEO=サヨリストさんが準備中!

 

「みんな先端付近に居るの?・・・歩くのめんどくさいなぁ・・・」

 

と云いつつ、後で訊いたらワシにとっては漁のような釣果だったとのこと!

 

レベルが違い過ぎ(笑)

 

 

※古典的な秘策・・・モトスとハリスの間に入れた輪ゴムです。 遠投してスローリトリーブ・・・の釣りなので、サヨリが餌を吸い込む際、タックル(遠投竿3号にPEライン)の抵抗が大きいと上手く吸い込めず浅くなり、結果的に「アタリではじかれる」「抜き上げでバレる」といったことが起きていましたが、今回は前述のようなことがなく、感じたアタリはすべて取り込めました。

強度に不安が残るような気がしますが、輪ゴムって意外に丈夫なんです。(笑)

次回はアジにも応用してみます。

 

Ca3a08851_6

 

日時:2010年10月3日 若潮

場所:湾奥某所

釣果:アジ20cm前後×11尾、サヨリ25cm前後2尾、35cm前後7尾、セイゴ1尾

 

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ヒーローとザコキャラ?

2010年09月19日 | 2010年釣行記

いや~タイトルの通りっす。

反省記です。

 

Ca3a0868001

 

 

「おはようございま~す」

 

今回はizuさんを道連れにしての団子投げ、izuさんは既に夜磯で一仕事終えてきているので、2・3時間ほど付き合ってくれるのかな?と思いきや、結局14時過ぎの終わりまで付き合ってくれた。

凄い体力!

 

早朝6時準備を終えて第1投、ワシは前回と同じ釣り座、izuさんは5mほど本来であれば(動いていれば)潮下になるところで釣り始める。

 

7時が干潮の若潮ということで、できれば午後から始めたい潮回りだったが、選んで釣行できるような身分ではないのがつらい。

 

案の定、先週あれだけ居たフグが姿を消し、偶にゴンズイが切ないくらい思わせぶりなアタリを見せて上がってくる。

 

「おはようございま~す、どうですかぁ?」

 

・・・とは久しぶりにお会いする かめやまこさん!

 

izuさん同様、一仕事終えての充実感を滲ませての登場だ。

 

そして、しばらく釣り談義、こんなのんびり&まったりしながらできるのもこの釣りの良さだ。

 

かめやまこさん、冷たいお茶をありがとうございました。

m(__)m

 

そして、かめやまこさんが帰られた後も、前アタリが出ない、餌も触られない・・・といった情況が続く中、堤防上も大分人が増えてきた。

  

9時頃だろうか、釣り上げたゴンズイを地元の方が欲しいというので2尾ほど進呈、あまりに生体反応が薄くほぼ徹夜のizuさんが少し仮眠をとりに行っていたとき・・・

 

ズンッ・・・

 

まだ団子が割れていない段階での前アタリ・・・10cmほど上下した!

 

直後に団子が割れ、カヤウキが浮上!

 

スルスルッ・・・

 

10cmほど入った!

 

シュッ・・・ミリリッ・・・

  

合わせた瞬間、緩めにしていたドラグが鳴った!

 

初動はゆっくりとしていたが重い・・・・

首を振り、少し走っては止まる、また首を振る・・・

少し距離を詰めたところで左沖へダッシュ!

この時点でトドも予測していたので逆転を使って対処。

走りが止まると、今度は少しずつ右に移動を始めた。

徐々に右手前に入ってきたので、竿を立てながら釣り座を離れ右に移動する。

ようやくウキ止めが見えてきた。

走り回ることは無いが抵抗しつつ浮いてくる。

 

絡まん棒が見えてきた。心の中で・・・

 

『もう少し・・・』

 

と思った瞬間!

 

ギラッ! 

 

水中で反転する体高のある魚影!

 

!!!

 

次の瞬間、竿からテンションが抜けた。

 

「くっそ~!」

 

あんなんで切れるか?ハリスをチェックすると切れたのではなく、針はずれ・・・・

 

いわゆるスッポ抜けだった。

 

「ウキィィィィッ!!!」

 

薄くなった頭髪を逆立てて地団太を踏む50男・・・悲しい。

 

 

 

「ふぁ~・・・どうすかぁ」

 

「ううう・・・バラしちゃった。・・・しばらく食わないかも・・・でかかったのに・・・でも鯔かも・・・(鯔だったことにしておこう)」

 

「ふんふん、・・・その動きは本命でしょ!」

 

「う・・・うん・・・」

 

気を取り直し、2人体制で再開。

 

再開後、izuさんに50cm強の鯔。

 

「鯔が寄れば本命も近いかも・・・」

 

そして、10時近くにそのときは来た!

 

 

パシュッ!

 

音の方向を見上げると、izuさんの竿が綺麗な弧を秋空に描いている!

 

「うん?・・・これは・・・まちがいないっすね!」

 

釣り番組で見るような美しいやり取りで上がってきたのは35cm弱の本命!

 

Ca3a0869002

 

「おお~やったね~」

 

魚相手のことなので本命が釣れない・・・なんてことはしょっちゅうなのだが、今回の釣り場ではワシがエスコート役?なので、釣ってもらったことが何よりも嬉しい。

(出来れば朝の一発を上げておきたかったが・・・でも鯔だったかも・・・)

 

 

その後、なぜかゴンズイの猛攻が始まり、自分の竿にはゴンズイしか来ない。

終ってからの検証で解ったことだが、アミエビの入れ過ぎだったようだ。

団子も寄せればいいというものではないのだ。

 

13時頃、潮位も上がり活性が上がってきた様に思えたが、体力と団子が終わりモードになってきた。

 

そのとき、izuさんが一足先に片づけで車に戻っていた朝と同じような情況で・・・アタリ!

 

ズシッ・・・

 

朝よりは軽い感覚だったが、またゆっくりと左右に動く魚!

 

「おおっ?・・・ちょっと香ばしい引き・・・」

 

スカッ・・・

 

「・・・ええっ?」

 

今度は、舐めた言葉を吐いた瞬間にまたスッポ抜け・・・

 

「え~うっそだろ~」

 

そこへ戻ってきたizuさん

 

「何か事件がありましたか?」

 

「・・・い・・いや・・・またバラしちゃって・・・鯔だよ・・・・」

 

「いや~本命でしょ!」

 

「・・う・・・・うん」

 

その後、先に上がったizuさんと話しながら釣っていたら、15cmとサイズ小さいがよく太ったマアジが来た!

掴んで、針をはずしたところで滑ってしまいリリース!・・・

実は、izuさんにには内緒にしていたが、もう1尾終了間際にアジ・・・これも口切れでリリース

(ToT)/~~~

  

・・・ね。反省することばかりでしょ?

しかし、20cm近いのまでゴンズイをたくさん釣りました。

地元の人が、わざわざお礼まで言って持って帰られたので、相当美味いのかもしれません。

Ca3a0870001

でも、思わせぶりなアタリで釣れて来て、あの笑ったような間抜け顔を見せられると・・・・がっかり度100%なお魚だからね。

次回はキープしてみよう!

  

<エピソード1>

 

昼近く、入ってきた釣り人が半ば挨拶代わりにizuさんに声を掛ける・・・

 

「黒鯛釣れましたか?」

 

「ええ、1枚ですけど」

 

「そうですか・・・・ええっ?釣れたの?」

 

一度、そのまま立ち去ろうとして、びっくりして訊きかえしているのが面白かった。

 

<エピソード2>

 

izuさんが、スカリから黒鯛を出して〆ていたとき、近くに居た家族連れのお母さんが

 

「わぁ~黒鯛でしょ? ここで釣ったの? ・・・すご~い!」

 

 

izuさんにとってはまだまだこのサイズでは満足いかないだろうけど、ここのようなお手軽釣り場で黒鯛を手にしたところに価値がある。

 

初秋の堤防で戦隊ヒーロー並みの輝きを見せたizuさん

悪役のザコキャラ並みに間抜けなやられっぷりのワシ・・・・

つづく・・・何が?

 

(^^ゞ

  

日時:2010年9月18日 若潮

場所:内房某所

釣果:団子釣り ぼぉぉぉ~ず!

外道:ゴンズイ大量MAX! 小鯵2

 


マイノリティ-の憂鬱

2010年09月13日 | 2010年釣行記

かつて房総の磯・堤防釣りといえば黒鯛!

どこでも狙えて、様々な攻め方が季節ごとにあるが、簡単には姿をみせない・・・

 

切ないくらいに気まぐれなお魚=黒鯛

 

それだけに誰にでもヒーローになれるチャンスがあるカテゴリーだった。

 

しかし時は流れ、気がつけば主戦場の堤防群ではすっかり少数派(マイノリティー)となってしまっていた。

 

大場所にずらりと並び立ちウキを振りかざす侍達・・・・

・・・は記憶の深部でセピア色になりつつある。

 

 そんな中、時の流れとともに薄毛が進みつつあるオッサンは、紫外線の刺激を気にしながらも黒鯛狙いの団子投げに突撃するのであった。

 

南西風の予報を観てたどり着いたの某漁港、岡澤釣具さんマリンスポット釣吉さんでアジの釣果情報が出ていたが、ここでも早朝に上がっていたようで地元の釣り人を含め何人かサビキ釣りの方が出ていたが、全体的に閑散としていて釣果も上がっていなかった。

 

「アジは、終っちゃったかな~」

 

そんなため息のような言葉を残して帰る人も・・・・

 

「カイズ?・・・う~ん・・・上がってねえよ。」

 

同業者が居ないので、アジ狙い?の地元の方に声をかけたが、予想はしていたが期待はずれなコメント(笑)

 

Ca3a08571

 

 

昨年もそうだったが、とにかく始めてみなければ解らない・・・と6時過ぎに第一投!

 

水深は約5m、漁港にしては比較的浅い方だ。

 

タナがきちんと取れるまでは頻繁に打ち返し、ようやくタナがが決まりジャミアタリも出だしたとき・・・

 

投入時に団子とウキがやけに離れた・・・・離れた?

 

なんと、遠矢TD45の脚部の金具が抜けてしまったいた!

 

『ガアァァ~~~ン!・・・幸先悪い~~』

 

流れていく本体は後で回収したが、この後は久しぶりに自作カヤウキの【舞烏賊Ⅱ】を投入!

トップにソリッドを使用しているのでアタリはボディ上部で観る。

また自重があるので投入し辛いが、それだけに大きいアタリだけ拾ってくれる鈍感力が特徴だ。

 

浮き下はほぼ水深から這わせ気味、右後ろからの陽射しを感じるようになった8時頃、

 

カン・・・・カカンッ・・・

 

投入した団子を突く前アタリがでる。

身構えていると、団子が割れフラッ・・・とウキに揺らぎが出た後、

 

ズズッ・・・

 

と5cmほど入った!

 

ビシュッ!

 

数回そこでイヤイヤをするように首を振ってから、一気に走り出す!

 

何度目かの突っ込みの後、どんより濁った水中にギラッ・・・っと反射する影!

 

開始からそれまで20cm前後の大きなフグに再三ヌカ喜び(ダジャレじゃないよ)させられていただけに思わず立ち上がる!

 

意表を突かれてバタつきながらも玉網に収めほっと一息、35cmをチョイ欠けるカイズ!

 

「やっと来たよぉ!」

 

思わず隣の面識のない方に向かって叫んでしまった。(恥)

 

そしてそそくさとスカリに入れての次の投入で、今度は押さえ込む本アタリを見逃していたようで、スパッと消しこむのに合わせて抜き上げたのは、またまた25cm強の本命!

 

Ca3a08591

 

 

実はこの直前に、表側のヘチ釣り師が25cmほどのカイズを取り込んでいたので、ちょうど時合いが来ていたのかもしれない。

 

その数投後・・・

 

ズパッ!

 

・・・っと消しこんだウキに

 

ドシュッ!

 

・・・・っと合わせを入れると

 

ビビビビッ・・・

 

・・・っと小刻みな感触の後、一気に沖へ走る!

 

油断して竿を伸されてしまいハリス切れ・・・

 

「あ~竿でためなきゃ・・・」

 

気がつけばヘチ釣りの方に見られていた。(恥)

 

ハリスを触ると針上10cmくらいがギザギザに噛まれていた。

 

「ドラグ調整以前の問題か・・・」

 

まだまだだ! と頭を切り替えて見たが、またフグに針を持って行かれたり、ウキに傷が入り交換と浮力調性で時間を浪費、前半終了の10時までにタバコ箱サイズが1尾来たのみとなってしまう。

  

 

 

それでも昨年も昼前にもう一度時合いが来たので、コマセを作り直し腹ごしらえをして再開。

   

しかし、この頃から当たり前だが陽射しが強くなり、風が止まるとジリジリという音が聴こえるようだ。

 

なんとか我慢しながら続けていると11時過ぎにまた団子を突く前アタリが出始めた!

 

ウキが団子から開放された直後・・・・またしても押さえ込みのアタリを見逃してしまい・・・

 

【舞烏賊Ⅱ】がスパッと水中に消える!

 

スパシッ!

 

合わせる

 

グイグイッ・・・

 

またしても25cm強のカイズ!

 

なんとか本命をものにしたが、後半戦でこれ以外はタバコ箱が3尾と振るわず、できればトド(鯔の大型)が1本・・・と思っていたがその願いも叶わず13時過ぎに終了。

 

今回ヒットした餌はすべてオキアミ(スーパーハードL)、アカイソメも使用してみたがゴンズイとフグに弄られたのみで終わった。

ここではアカイソメは要らないようだ。

 

固まった腰を伸ばしながら、今朝見送った釣り船が帰ってくるのを眺めてふと思った・・・

 

『・・・一生の中で・・・あと何回やれるのかなぁ・・・・』

 

 

 

 

 

 

この日は、他所でも家族連れや若者グループ等、多くの釣り人が訪れ、絶妙の距離感?でそれぞれの釣りを楽しんでいた。

 

互いを尊重する気持ちがあれば、経験値や技術の高低および釣果の多少に関わらず充実した【時間】を過ごせるはずだ。

 

『釣りに関するすべてに思いやりを!』

 

これがブログで伝えて行きたいメッセージなのです。

 

でなければ、釣りそのものがマイノリティ化してしまうだろう。

 

Ca3a08611

 

「やばいよぉ~日焼けしちゃったぁ~」

 

と彼氏らしき男性にに甘える若い女性の声・・・

 

静かな海辺にて・・・夏が終る。

 

 

 

   

日時:2010年9月12日 中潮

場所:内房某所

釣果:団子釣り カイズ33cm×1尾、26~28cm×2尾、チンチン(放流4尾)、

外道:フグ大・ゴンズイ

 

Ca3a08651


晩夏の休日

2010年08月30日 | 2010年釣行記

ん~あ・・・・

物音で目が覚めたとき、外は既に明るくなっていた。

 

Ca3a08321_2

 

 

「おっとと、用意しなきゃ・・・」

 

堤防上は既に前夜からの釣り人と未明からの釣り人で満員状態。

 

「来るもの拒まず!何でもありっす!」という投げ釣り若者グループと、3世代で未明から頑張っているご家族(明け方奥さんの投げサビキに15cmほどのアジが連発)との間に入らせてもらい、久しぶりの釣り場で久しぶりの本気団子!

 

風はそよそよ、背後からの朝日を浴びて日焼けが心配だが、まずまずの天候だ。

  

竿2本ほど沖へ第一投が午前6時頃、最初から細かな前アタリが出る。

 

Ca3a0834_2

  

しばらく、してチクッ・・・とした弱いアタリに合わせると・・・・

 

「ん?ヒイラギ?・・・あっチャリコだ」

 

チャリコ=真鯛の稚魚

 

携帯のディスプレイくらいのサイズなのに、チヌ針の2号を平気でくわえ込んでくるから厄介だ。

どうやら放流魚のようで中にはタグをつけたものまで居る。

 

ようやくまともな手ごたえで上がってきたのは30cmほどのアイゴ、これは前回煮付けにして大正解だったのでペンチで鰭を全削除してからスカリへ、その後一旦休憩して同業者を訊き込みして回ったが本命は沈黙、というか同業者自体が少ない。

 

すぐに結果が出ることが少ない釣りなので、更に黙々と投入を繰り返すが10時頃最初に作ったコマセが尽き、ここで粘る気力も尽き移動を決定。

 

たどり着いたのは勝手知ったる金谷某所、最近も様子を観に度々立ち寄ってはいたものの、団子師の居たことが無く、釣果も見ていない。

 

今回も付け根寄りに1組チョイ投げの家族連れが居る程度で心配ではあったが、毎年この時期から突然に始まったりするので試し釣りを兼ねて11時頃開始。

 

しかし、こちらはチャリコではなく小カワハギの餌取が居るようでオキアミでは気配無く素針にされてしまう。

アカイソメにチェンジしてみたものの、今度は気に入らないようで触りもしない。

いつもと違う状況に戸惑いながらも、コマセが入っていないからだと自分に言い聞かせて続投する。

 

午後1時過ぎ、集中力も体力も・・・そしてコマセも底をついてきた。

もともと右膝に不安があったので堤防釣りを選んだのだが、久しぶりの真夏の日中はかなりしんどい・・・・

少し離れたところに陣取ったチョイ投げの若者(・・・いい大人だと思うけど?)グループは釣れないことに飽きてしまったのか、堤防から海に飛び込んだりして遊び始めてしまった。

  

「・・・もう終わりにしよう・・・」

 

と思いながら何気なく見ていた遠矢TD45が1目盛り入った・・・・

 

「ん?・・・錯覚か?」

 

ススッ・・・また入った!

 

パシッ・・・と合わせる!

 

ズンッ・・・と竿に乗り、2号竿の胴にのった!

 

ここは内房の港にしては水深があるので大きさ以上の引き味を楽しめる。

 

久しぶりに出会えた黒鯛・・・・チンチンだけど・・・・

 

Ca3a0835_2

 

 

今年のテーマだった原点回帰、自力で釣った初めての黒鯛は館山の自衛隊堤防だった。

やはりようやくカイズ・・・というようなサイズだが、抱えるようにして持ち帰った記憶がある。

さすがにそこまでの感動はないが、ヘボなりに苦労して釣った1尾に感謝した釣行だった。

回帰・・・っても、そういうつもりじゃなかったのだけど・・・

(^^ゞ

 

Ca3a0836_4  

 

 

気持ち空が高くなったような気がする。

・・・がまだまだ暑い・・・

 

 

 

 

日時:2010年8月29日 中潮

場所:内房某所

釣果:団子釣り チンチン20cm×1尾、アイゴ30cm×1尾、チャリコ多数(放流)、ジェット天秤15号×1(笑)

 


危うく大怪我・・・

2010年08月22日 | 2010年釣行記

 数年間続いた南房での大アジ中心の釣行、最近釣果に陰りが出始め、終に今回は遠投EV3号を持たず、ルアー用のロッドのみを積んで南房へ・・・・

 

しかし今回はあまり気乗りがしない。

 

というのも、直前にロコパパさんから頂いて車のキーホルダーに付けておいた『大漁祈願 釣行安全』の絵馬(絵魚?)の根付部分が切れて補修したところだったからだ。

占いとかジンクスとか血液型?とか信じない性質なのだが・・・・(^^ゞ

でも、アジをスルーしてしまうことがどれだけリスクがあるか・・・ということが根っこにあったからかも知れない。

 

 カマスをメインに考えていたので、あちらこちらで情報収集しながらの行程は、ダイレクトに釣り場へ直行していた今までには無い発見があった。

 

 そんなことにダラダラと2時間近く費やして前回と同じ釣り場に、例年ならカゴアジ師で場所取りが繰り広げられるエリアだが、寂しげに点るLEDがひとつだけ・・・・

 

「こんばんは、・・・上がりました?」

 

「夕方からやって25cm位のが3つだけ、あとは釣れてもジンタばかり・・・」

 

「今年はダメですね・・・・」

 

「そうだね・・・」

 

昨年から何度と無く聴いた深夜の嘆き節・・・

 

おそらく他には誰も来ない・・・と思ったが釣り座の確保だけして仮眠する。

 

zzzzzz

 

 

 

4時起床

 

まずはカマスサビキを取り出して・・・

 

パン・・・パパン・・・

 

まだ薄暗い海岸で若者の嬌声と花火の音!

 

マジかよっ!

早朝だぞ!

 

多少離れたところだが影響が無いとはいえない。

案の定カマスの気配はなく、ジンタが掛かってきたのみで明るくなってしまった。

 

 当初の予定ではカマスをササッとつ抜けしてソーダを探して徘徊・・・

のはずだったが、粘りすぎてしまい移動するにも遅過ぎる。

ならば徘徊だけでも・・・と白浜から州崎を回り内房沿いを北上するルートを選択、その中でしばらく足を踏み入れていない地磯へ様子を見に入った帰りに事件が起きた!

 

 見晴らしの良い幅60cmほどの防潮堤に上がり、磯の地形を確認しながら横移動していたとき足を踏み外した!

 

なんとかしがみついたが・・・その手もすべり背中から落ちた!

 

幸い高さのある海側ではなく1.5mほどの陸側に落ちたから助かったが、右肩と右膝を打撲、両手は擦過傷でヒリヒリする。

 

海側は3mほどあり、下はガレ場だったので落ちたら少なくても病院行き、下手したらそのままフナムシとカニの餌になっていたかもしれない。

 

 その後は、なんとか左膝をさすりながら未調査の磯や漁港の視察を続け、午前9時前には自衛隊堤防まで来た。

ソーダが釣れていれば竿を出そうかと思ったが、帰ってくるカゴ釣り師に訊くと・・・

 

「昨夜の鯵から始めたけど、堤防全体で1本も上がっていないよ・・・昨日の昼は一人1本程度は上がったようだけどね・・・」

 

とのこと、人はびっしり入っているがやはりどの竿も天を向いたままだ。

 

『今日の釣りは終ったな~』

 

心の中で呟いて更に北上、内房の団子場を数箇所見てきたが、那古舟形~金谷フェリー港まで何処もパッとしない・・・というか黒鯛師そのものが少なかった。

でも、チンチン~カイズが少ないながらも上がっていたので、これから面白くなりそうだ。

 

 そんな訳で、丸坊主じゃないけど≒な釣行でした。

・・・・・う~む、まずは釣り以前に体力

 

日時:2010年8月22日 小潮

場所:南房某所

釣果:投げサビキ ジンタ1尾 画像なしm(__)m 

(23日9:00一部加筆修正)