今を盛りと咲き誇るヒガンバナ、その花に吸蜜にやって来たのはカラスアゲハでした。
ヒガンバナはいろんなアゲハチョウたちにとって大人気の花ですから、もっと早くから長いこと咲いていてくれれば
多くの種類のアゲハチョウとのコラボ写真が撮れるのに〜・・・ いつもかなり残念に思っています。
#1
翅の表面に見える金属光沢が美しく輝いています。この輝きを構造色と言いますね。
それにしてもこの蝶にはヒガンバナに負けない美しさがありますね。まさにベストコラボだと思います。
#2
この色で天敵の鳥を驚かせて身を守っているのでしょうね。
#3
腹部から頭部にかけてもこの金属光沢は乗っているんですね。(下の#8、#9でも確認できると思います)
#4
翅を開くとその美しさは一層際立ちます。
#5
前翅の一部分には金属光沢が乗っていない色の黒い部分が見られます。
#6
こちらの写真ではその部分に黒い毛が生えているのがよく分かると思います。これはオスの特徴のようですから、
性標の一種なのかも知れません。
#7
しかしこのカラスアゲハは左の後翅が完全に欠落してしまっています。
秋になって里山に降りてきたモズにでも襲われたのでしょうか? 光輝く金属光沢も完璧ではなさそうです。
#8
でも飛ぶ姿を見ている限り、翅にこんな大きな欠損があっても飛行には何の支障もなさそうでした。
蝶という生き物のたくましさを見たような気がします。
#9
こちらはクサギの花に吸蜜に来ていたモンキアゲハです。
#10
前翅が大きく発達した大型のアゲハチョウです。
#11
大きいだけに迫力のある飛び方をするアゲハだと思います。
#12
クサギの花の間を、蜜を求めて花から花へと華麗に飛び回っていました。
#13
モンキアゲハを撮っていて気がついたのですが、このアゲハを撮るとこのように前翅を上に立てて飛ぶ姿がよく写ります。
#14
おそらくこの蝶は後翅を飛行機の水平尾翼のように使って身体を安定させ、前翅を主に羽ばたかせて飛んでいるのでは
ないでしょうか? そのためにこんな大きな前翅をしているような気がしてしまいました。
#15
この子はやがて満足したように花のもとを離れていきました。
#16
心なしかちょっとお腹も膨らんでいるような・・・
#17
一番最後には”ラスボス”のようなポーズを決めてくれました。 モンキアゲハ界の小林幸子かも?
#18
<<おまけ>>
今日のおまけは私が大好きな花、シロバナサクラタデです。
#19
湿地を好んで秘やかに咲く可憐な花です。
#20
大好きな花なので毎回きれいに撮ろうと思ってはいるのですが、果たして今回はどうだったでしょうか?
#21
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○o。。。 ミ・。・ミ 。。。o○