里山の風に吹かれて

千葉県は外房の里山に暮らしています
 
身近な自然の中で見かけた”花鳥風月”を

綴っていけたらと思っています

探鳥日和「シジュウカラ夫妻の巣箱内覧会」

2021-02-20 | 野鳥・探鳥日和
 
今年もそろそろシジュウカラの子育てが始まりそうです。シジュウカラのペアが庭の巣箱を確認しに

やって来ました。ペアのうち巣箱を確認するのはメスの役目です。その場所で子育てするかどうかは

メスに決定権があるようです。

#1










子育ての最中一番恐ろしいのはヘビに襲われることですから、巣箱の周りも入念にチェックします。

#2










当然巣箱の上も・・・

#3










じっくりチェック。

#4










シジュウカラはゴジュウカラなんかと違って、ふだん木の幹なんかにこんな風に垂直に止まることは

ありませんが、やればできるんですね。

#5










シジュウカラは背中の色合いもシックできれいです。

#6










続いて巣箱の中もチェック。

#7










巣箱の穴の直径は30mm、ちょっと大きめサイズのスズメは入れないシジュウカラにピッタリの大きさに

してあります。

#8











もそもそもそと入っていきました。

#9










中から外を覗くポーズ、どのシジュウカラも必ずやります。中の壁に垂直に掴まっているんでしょうね。

#10










やがてもそもそもそと這い出してきました。

#11










出るときも用心深く慎重に。

#12










左右もきちんと確認。

#13










この動きなんか、もう完璧にゴジュウカラですね。

#14










メスが巣箱をチェックしている間、オスは側の木に止まってやさしく鳴いています。今外は安全だよ! そんな風に

鳴いているように聞こえました。(この写真に写っているのはメスの方ですが)

#15










シジュウカラをこんな風に下から見てみると、なんともみごとなカモフラージュになっていますね。

どの鳥もみんな、それぞれに工夫されたデザインを纏っているんですね。感心してしまいます。

#16










さて、この巣箱内覧会の結果はいかに?

春にはシジュウカラの子育てが掲載出来ればいいなと思っています。


















 
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探鳥日和「庭のミカンテーブルにやって来たメジロ」

2021-02-12 | 野鳥・探鳥日和
 
完熟しすぎて腐ってしまったミカンを庭の木に刺しておいたら、ヒヨドリやメジロが食べに来てくれました。

そんなメジロを撮ってみました。

#1










体勢を整えて・・・

#2











くちばしでガブリと挟み取ります。

#3










くわえたミカン粒を鋭い舌で突き刺して・・・

#4










ゴクリと飲み込みます。
#5










「んめぇ〜!」

#6










パクリ!

#7










ゴックン!

#8










くわえて・・・

#9










くちばしに挟んで・・・

#10










おっと、くちばしに引っ掛かって・・・

#11










ペロリと舌なめずり。

#12










ここらでちょいとひと休み。

#13










顔を正面に向けると・・・

#14










くちばしの先がキラーン✨

#15




















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探鳥日和「ヒヨドリの赤い実ゴックン」

2021-02-04 | 野鳥・探鳥日和
 
先日テレビで落語を観ていたら、噺のマクラでおもしろいことを言っていました。

   おてての皺と皺を合わせてしあわせ〜

   木の節と節を合わせてふしあわせ〜

思わず笑ってしまいました。


さて本題ですが、今回は雨の降る薄暗い日に二重のガラス戸越しに撮った写真なので、かなり粗い画像に

なってしまいました。ご容赦下さい。


とある雨の日、1羽のヒヨドリがどこかから大きな赤い実をくわえて、うちの庭先にやって来ました。

#1










さっそく呑み込もうとします、が・・・

#2










さすがにこの大きさには無理があったようで、うまく呑み込めませんでした。

#3










ここから彼の(彼女の?)、赤い実との格闘が始まります。

#4










右を向いたり左を向いたりしながら、なんとかこの赤い実を呑み込めるように押しつぶしているようです。

#5










雨に濡れるのも厭わず必死でがんばっていました。

#6










その甲斐あってか、かなり丈夫だった赤い実が大分こなれてきたようです。

#7










10分以上の格闘の結果、やがてごらんのようになんとか呑み込めそうな状態になってきました。

#8










「ここまで来たらもうこっちのもんだい!」

やっとなんとか呑み込むことに成功しました。

#9










このあと、なにごともなかったように飛び去って行きました。

ヒヨドリの赤い実ゴックンの顛末でした。

#10















<<おまけ>>

今回はずいぶん粗い画像でしたので、おまけはきれいな写真を載せたいと思います。

まず最初はこの時期毎年恒例の美人さん、オトメツバキです。

#11










この花には得も言われぬ美しさがありますね。毎年見惚れてしまいます。

#12










むかしから、若者は桜に熱狂しお年寄りは梅に趣を感じるといいますが、私もそんな歳になってしまいました。

#13










ムラサキシキブのこの紫色には日本古来の美しさがあるように思います。日本の固有種というわけではないようですが、

それでも極東地域にのみ偏在する植物のようです。

#14




















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