里山の風に吹かれて

千葉県は外房の里山に暮らしています
 
身近な自然の中で見かけた”花鳥風月”を

綴っていけたらと思っています

探鳥日和「カワセミ、キセキレイ、エナガ、ノスリ、トビ、イソヒヨドリ」

2019-11-18 | 野鳥・探鳥日和
 
秋も深まってきて落葉樹は葉を落とし始め、探鳥のしやすい季節になってきました。

MFでも少しずつ鳥の姿が増えてきたように感じられます。


まず初めは清流の宝石カワセミです。ここしばらく姿を見かけませんでしたが、このところまた

鳴き声やその姿に接する機会が多くなってきました。

#1










こちらは水辺の貴婦人キセキレイです。この子も上品な香り漂う美人さんだと思います。

#2










こんなポーズにもほんのりとした色気がありそう。

#3










枝先の賑やかな愛嬌者エナガです。小さなクチバシ、つぶらな瞳、もふもふの羽毛・・・ どれをとっても

可愛らしいですね。

#4










「こっち向いて!」 枝の額縁の中ですまし顔。

#5










大空を悠然と飛び回るノスリです。幅の広い大きな翼がこの子の特徴ですね。

#6










優雅に飛び去って行きました。自由でいいなー♪

#7










遠くのスギの木に止まった姿にも貫禄が感じられます。

#8










こちらはトビの幼鳥、若いだけあって流れるような毛並みがなんとも綺麗ですね。

木枯し紋次郎風に長楊枝をくわえ、「あっしには関わりのねえことでござんす」
 
#9










朝起きて居間のシャッターを開けると、目の前の電線にとまっていたのがこのイソヒヨドリ♀。朝陽を受けて赤銅色に

輝いていました。

#10










うちは海岸からけっこう離れていますので、うちの近くでイソヒヨドリを見かけるのは非常に珍しいことです。

こんなところまで何をしにきたんでしょう?

#11















<<おまけの1枚>>

今日のおまけはムラサキシキブです。この紫の色合いが綺麗ですね。太陽のスポットライトを浴びて気持ちよさそう♪


#12




















 
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                          ○o。。。 ミ・。・ミ  。。。o○
 
 
 
 
 

探鳥日和「百舌百態」

2019-11-06 | 野鳥・探鳥日和
 
秋の訪れとともにモズの高鳴きが聞こえてくるようになりました。百舌の高鳴き七十五日という

言葉があります。モズが高鳴きを始めてから75日経つころに霜が降りだすということを教えた

言葉で、農作業の目安にもなっているようです。

モズはスズメよりもちょっとだけ大きな鳥ですが、その鋭く曲がった嘴を見てもわかる通り、

立派な猛禽類でもあったりします。2年近く前に載せたスズメを狩るモズを見るとそれが

よくわかると思います。

そんなモズの高鳴き風景をいくつか集めてみました。上に載せたスズメを狩るモズはオスでしたが、

今回載せたのは偶然みんなメスばかりでした。

まず最初は、太陽を背に受けて凛々しく立つモズです。

#1










小首を傾げるポーズも可愛らしいですね。

#2










枝かぶりになってしまいましたが、高鳴きを始めたところです。尻尾を立てて目一杯自分の縄張りを

主張しています。

#3










偶然撮れたこんな姿にもモズらしい可愛らしさが滲み出ているように思います。

#4










こちらは夕陽に向かって鳴くモズ。

#5










見晴らしのいい杉の木のてっぺんでもよく鳴いている姿を見かけます。

#6










別の日にも同じ杉のてっぺんで鳴いていました。

#7










電線の上も立派な縄張りになっていますね。

#8










いつも電線の同じところにとまって鳴いています。

#9










背中の模様も綺麗です。

#10










ひとしきり鳴くと別の場所へと移動していってしまいました。

#11










こちらの電線ではまた別の個体が鳴いていました。

#12










体の向きを変えながら、四方八方へと声を響かせているようです。

#13
















今回おまけの写真は木漏れ日です。この木漏れ日という言葉自体にも日本らしい雅な情緒が

感じられますね。

#14










霧の朝、その霧に降り注ぐ朝陽が森の助けを借りてみずからを演出しているようでした。

#15