里山の風に吹かれて

千葉県は外房の里山に暮らしています
 
身近な自然の中で見かけた”花鳥風月”を

綴っていけたらと思っています

探鳥日和「ダイサギの食事風景 ツバメの低空飛行」

2022-04-29 | 野鳥・探鳥日和
 
ほとんどの田んぼが田植えを終えた中、まだ田植え前の田んぼでダイサギが食事をしていました。

婚姻色をまとったダイサギが水中の一点を睨んで狙いを定めます。

#1










上手に獲物をゲットしました。

#2










今回の獲物は小さめのドジョウのようです。

#3










ひとしきりドジョウを捕まえた後、この田んぼでの食事を終えたのか、まずひとつ、身体をブルっと身震いさせて・・・

#4










そして、フワッと身体を浮かせて飛び立ちました。

#5










体重が1.5kgほどと非常に軽い鳥ですから、簡単に飛び立つことができます。

#6










一挙手一投足が淡麗優美な垂直離着陸鳥ですね。

#7










たつ鳥跡を濁さず、次の田んぼへと飛び去っていきました。

#8










また別の日、別の田んぼで、同じ個体と思しきダイサギが餌を探していました。長い首を生かして遠くの水中を

覗き込みます。

#9










ズボッと水中に首を突っ込んで・・・

#10










今度もドジョウを捕まえたようです。

#11










今度は上々の大きさ、シメシメといった心持ちでしょうか?

#12










この子はドジョウを食べた後は(いや、ドジョウに限らないとは思いますが)、必ず一口水を飲んでいました。

#13










「ぷふぁ〜、うんめぇ〜♪」

#14










また別の日、別の田んぼで、同じダイちゃんがお食事の真っ最中、今度もドジョウをゲットしたようです。

#15










ヒョイと煽ってパク!

#16










またしてもドジョウをゲット。

#17










そして「ごっくん!」 とってもドジョウ好きなダイサギくんでした。

#18










同じ田んぼの畦道ではカルガモの夫婦がふたり仲良く日向ぼっこをしていました。手前がオス、向こう側がメスです。

もうじき子育てが始まることでしょう。カルガモもオシドリなんかと同じようにメスだけが子育てを行いますね。

#19










一方、田んぼ近くの沼地ではツバメが低空飛行で飛び回っていました。

#20










飛びながら虫を追いかけて食べているんですね。

#21










ツバメは遠く南の国からはるばる渡って来るだけあって、非常に洗練された飛び方をしますね。それだけにカメラでは

狙いにくい鳥だと思います。

#22










普段は高いところに止まっている姿を見上げる機会の多い鳥ですが、こうして低空飛行をしている時には背中の方まで

よく見ることができますので、その美しさを存分に堪能できるのではないかと思います。

#23










あ、チラッと私の方を見たようです。一瞬目が合っちゃいましたね。

#24










でも害はないと思ってくれたようで、ターンして戻って来てくれました。

#25










美しい飛翔を見せてくれたツバメくんでした。

#26















<<おまけ>>
今回のおまけは今が盛りの花2題。


ひとつ目はアヤメです。前に垂れ下がった花びらの根元に綾目模様が見えますね。毎年ここで咲いている花なので

毎年ここに来ては撮っています。

#27










そしてこのアヤメのすぐそばで咲いているのがこちらのツツジです。この花も毎年のように撮ってしまいます。

とっても色鮮やかで印象的に咲く花なもんで。

#28




















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                          ○o。。。 ミ・。・ミ  。。。o○




 

山野草 春の心は のどけからまし 2

2022-04-18 | ここ里山の草花あれこれ
 
里山に咲く山野草の花たち、前回からの続きです。


<サンキライ(サルトリイバラ)>
大きく丸っこい葉っぱが特徴的ですが、小さな花たちにもガラスのようなきらめきがあって大好きな山野草のひとつです。

#1










ご覧のように茎にかなり鋭い棘があるので、触る時には注意が必要です。この棘に猿が絡まって動けなくなるから

サルトリイバラという別名がついたという話があってこの名前が・・・ あくまでも話ですが。

#2










<アケビ>
アケビ類は雌雄同株の山野草ですが、ご覧のようにアケビの雄花と雌花では色と大きさに明確な違いが

ありますね。

#3










<ミツバアケビ>
ミツバアケビは花の色が濃くて、陽の光がよく似合う花ですね。

#4










さらには逆光の中でその美しさはより一層輝いて見えます。葉っぱの大きさもアケビやゴヨウアケビに比べて

大きいことも特徴のひとつだと思います。

#5










<キランソウ(地獄の釜の蓋)>
ロゼッタ状に広がって咲くその姿から地獄の釜の蓋という別名があります。もともとが薬効の高い植物なので、

地獄の釜に蓋をするようによく効くという意味がベースにあるがゆえの名前なんですね。

咲いているのを見つけると嬉しくなる、存在感のある山野草のひとつです。

#6










<モミジイチゴ>
5枚花弁の可愛らしい花を咲かせる野苺です。6月には大きな黄色い実が成ります。甘くて美味しい実です。

#7










<キイチゴ>
いわゆる木苺ですね。赤い甘酸っぱい実が成ります。

#8










<ハコベ>
春の七草のひとつですね。小さくて目立たない花ですが、よく見てみると可愛らしい花なんですよね。

#9










こちらは花弁が2枚ずつ重なっているように見えますが、これも同じハコベの仲間なんでしょうね。上と同じ種の

個体差なのかな?

#10










さらには、こちらの萼には毛がありません。私にはそのへんの区別がよくわかりませんが、ハコベにもいろんな種類が

あるそうです。でもどの花もみんな清楚で可愛らしいですね。

#11










<オランダミミナグサ>
ハコベによく似たこちらの花はオランダミミナグサです。その名の通りヨーロッパ原産だそうです。

いってみればほとんど雑草ですが、じっくり眺めてみる価値がありそうな花ではないでしょうか?

#12










<ウラシマソウ>
マムシグサと同じサトイモ科の植物ですが、葉っぱと花は別の茎に分かれています。細長い”釣り竿”を持って

いるところからこの名前がありますね。出始めの子供浦島太郎は釣り竿を伸ばすためにか、まっすぐ上を向いて

います。

#13









大人浦島太郎になると、きちんと前を向いて葉っぱを日傘がわりにして静かに佇むようになります。

#14










堂々たる面構えをしていますね。性転換をする植物だそうで、キノコバエが受粉の手伝いをするのだそうです。

でも雌花に授粉したキノコバエは、結局雌花から出ることができずに死んでしまうのだとか。見かけの通り

恐ろしいやつのようです。

#15










<ムラサキケマン>
北海道でよく見られるエゾエンゴサクに似た花をつけますが、エゾエンゴサクが食べられるのに対しムラサキケマンは

有毒です。ウスバシロチョウの幼虫がこの草の葉を食べて毒を持つことはわりと知られた話のようです。

#16










<タラノキ>
食べられる山菜の王者としてタラの芽は有名ですね。まったくえぐみがなくて美味しいことが王者たる所以でしょうね。

この芽は食べるにはちょっとだけ育ちすぎましたかね。ずいぶん昔にはうちの庭にも植えてありました。いろんな食べ方を

してみましたが、やっぱり天ぷらが抜群に美味しかったですね。春を満喫する味だったような気がします。今は無くなって

しまったので余計にそんなことを思うのかも・・・

#17










<モミジ>
緑の葉っぱとは対照的な真っ赤な花をつけます。春の紅葉といった感があります。紅花の中から覗く白い雄蕊が

ちょっとしたアクセントになっていますね。

#18










<ニリンソウ>
里山の野に群生して咲く花です。若葉は山菜として食用になるそうですが(田舎に住んでいる割には山菜を積極的に

食べる勇気がないのがいまいち残念ではありますが・・・)、この葉っぱはトリカブトによく似ていますので

注意が必要です。

#19










蕾はピンク色をしていますが咲くと真っ白になる花も多くあります。今回は両方の写真とも、ピンク色が残っている

花を狙って撮ってみました。

#20

















<オトメツバキ>
冬にも一度おまけとしてこの花を載せましたが、今が本当の花の盛りになります。この花、中心の白さにも目を奪われて

しまいました。

#21




















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山野草 春の心は のどけからまし 1

2022-04-09 | ここ里山の草花あれこれ
 
しばらくぶりの投稿になってしまいました。

在原業平の有名な歌にこんなのがありますね。

    世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし

「のどけからまし」の「まし」は「なかりせば」を受ける反語助詞ですから、タイトルのように「のどけからまし」だけを

独立させてしまったら意味をなさなくなるのは分かっていますが、ま、春だし、細かいことは気にしない気にしない。

ということで、今回は春の里山に咲く山野草の花たちです。


<クロモジ>
春を感じさせてくれる素敵な花のひとつです。

#1










<シャク>
小さな白い花をものすごくたくさんつけますので、春の野でもよく目立つ花です。

花びらの縁がちょっとだけ内側に捲れているところにこの花のチャームポイントがあるように思います。

#2










花にヒラタアブが吸蜜に来ていました。こんな小さな花にもちゃんと蜜を生産する能力があることがすごいと思います。

#3










<キブシ>
よく舞妓さんのかんざしに例えられることがある花ですね。この花も春の野でよく目に付く花です。

#4










小さな花が鈴成りです。振るとシャンシャンと優しい音が聞こえてきそうな気がします。まさに鈴鳴りかも。

花の下に偶然写り込んだ丸ボケが鈴の音を象徴しているような気もしますが、どうでしょうか?

#5










<ネコノメソウ>
新婚旅行のとき、札幌の野幌原始林で初めて出会った山野草です。葉っぱの中に茶色い小さなタネができるのが

面白いと思います。極々小さな黄色い花が3輪咲いていますが、分かるでしょうか?

#6










<マムシグサ>
春の里山である意味一番目を引く山野草かもしれませんね、ミズバショウやザゼンソウと同じくサトイモ科の

植物です。

#7










上のマムシグサとは仏炎苞の形が違いますね。違う種類なのかもしれません。マムシグサにはたくさんの種類が

あるそうです。

#8










こちらはふたり仲良く並んで向こうを向いて・・・ いろんな場面情景が連想できるのではないでしょうか?

#9










<ニホンタンポポ>
ニホンタンポポの一種だとは思うのですが、一番外側の花びらの色が濃くてちょっと変わったタンポポでした。

#10










花が開いていく様子は普通のニホンタンポポと違いはなさそうです。

#11










ね!

#12










<タチツボスミレ>
スミレもたくさんの種類がある花で私には区別が難しいのですが、この花は一番よく目にするタチツボスミレだと

思います。この花も春を実感させてくれますね。

#13










<ツクシ>
スギナの薹、ツクシですね。スギナは地獄の底から生えてくるといわれていて、畑をやる人からは嫌われる雑草ですが、

その花はけっこう可愛らしいですよね。この花も春のシンボルのひとつですね。

カラスノエンドウが横からちょっかいを出し始めているようですが・・・

#14




















 
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