秋の里山を歩いている時に出会った愉快な生き物たちです。
まず最初は秋の七草クズの花です。春の七草は食べることに主眼が置かれていますが、秋の七草は花を愛でることが
メインになっていますね。綺麗な花です。
#1
前回タラノキの花を載せました。こんな花でした。
#2
季節が進みこんな黒い実が成りました。あまり目立たないこともあって今まで気が付きませんでしたが、この実、
紫外線が見える鳥にとってはかなり目立って見えているそうです。いろんな鳥が食べにくるそうですが、特に
メジロが好む実だとか。
#3
ミンミンゼミです。札幌にはいないセミでしたから、札幌で生まれ育った私には憧れの存在でした。
ミーンミンミンと自分の名前を連呼するのがすごいなーと子供の頃には思っていたものでしたが、こういう鳴き方を
するからこんな名前が付いたんですね。話があべこべでした。
それにしても止まっているこの木、棘だらけですね。猿や木登り好きな悪戯っ子が嫌いなんでしょうね、きっと。
#4
美しいカラスアゲハです。美しいアゲハチョウは翅も欠けがなく美しくあって欲しいものです。
#5
モンキアゲハです。残念ながらこちらの個体には翅に欠けがありますね。鳥に襲われたのかも知れません。
このアゲハ、飛んでいる時には後翅の白い紋がよく目立ちますが、止まっている時にはうまく隠してしまい
ますね。きっとこれにも彼らなりの理由があるのだと思います。
#6
コミスジです。蝶々の翅の模様に多様性があるのをいつも不思議に思っています。一見派手に見える模様ですが、
これも森に紛れると見事なカムフラージュになっているんでしょうね。
#7
ホタルガです。飛んでいる時にはこの白い筋がクルクル回って見えて、面白い目眩しになっていると思います。
なんとか飛んでいる姿を撮ってみたいと思っているのですが、滞空時間の短い蛾なのでいまだに実現して
いません。
#8
ムギワラトンボです。笹の茎に垂直に止まって笹に擬態しているつもりでしょうか? それとも生真面目な性格?
愉快な止まり方に見えてしまいました。
#9
綺麗な色をしたアジアイトトンボです。よく似たアオモンイトトンボとの区別が難しいのですが、足の色合いから
アイジアイトトンボだと思いました。陽が当たる目の上の方を黒く塗ってサングラスのようです。こんなところにも
生きるための小さな工夫が見てとれたりして面白いですね。
#10
キイロスズメバチが色づき始めたノブドウの花に吸蜜に来ていました。迫力満点の羽音が不気味でした。
#11
幼虫の餌探しの途中で自分のエネルギー補給のためにこの花に立ち寄ったんでしょうね。
#12
カイツブリが親子で泳いていました。9月になってもまだ子育てしているのは初めて見ました。前日はヒナが
2羽いましたがこの日は1羽。子別れの時期は近いのだろうと思います。
#13
親子でシンクロして向きを変えたのが微笑ましかったです。
#14
落語にはよくご隠居さんが出てきますが、この隠居という文字、隠れ居ると書きますね。まさに堰の奥の方に
隠れるようにして居たのがこのチュウサギのご隠居さんでした。渋い佇まいでした。
#15
ボケボケではありますが、かなり面白い写真なので載せてみました。アオサギが小魚やカエル、ザリガニなんかを
捕まえて食べるシーンはよく見ますが、こんな大きなフナを捕まえて飛んでいるのは初めて見ました。
どうやって捕まえたの? ちゃんと飲み込めるの? 面白いものを見てしまいました。
#16
この枯れ木が目の端にチラッと映った時、あっ、カワセミ! と一瞬思ってしまいました。騙されました。
#17
ミシシッピアカミミガメの甲羅干し風景です。のんびりとした時間の流れを感じさせてくれますね。日本にいては
いけないカメなのではありますが・・・
#18
この先最後の3枚はヘビの写真です。面白い写真だとは思うのですが、苦手な方はここまでにして下さい。
何かが水面を泳いでいるのに気が付きました。何だろうとよく見てみると・・・
#19
興奮したヤマカカガシが悠然と泳いできました。ウシガエルでも食べたのでしょうか? かなり胴が膨らんでいます。
#20
ヘビはみんな泳ぐことも木に登ることも得意な動物です。体をくれらせて水面を器用に泳ぎますが、立った波を
見てみると細かな模様がたくさん見えます。体をくねらせながら同時に振動させてもいるのでしょうか?
その辺りはよく分かりませんが、綺麗な波紋が形成されていました。
#21
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○o。。。 ミ・。・ミ 。。。o○