今回はここ最近見かけたトンボを中心にして載せてみました。
<ハグロトンボ(♂)>
ハグロトンボはオスメスともに姿形の美しいトンボだと思います。カワトンボの仲間らしく
水辺近くでよく見かけます。
#1
小さくて美しい割にはけっこういかつい顔立ちをしています。肉食性の虫ですから
さもありなんです。
#2
止まった瞬間はまず羽をピタッと閉じます。
#3
その後すぐに自慢の羽を誇示するかのように大きく開いてアピールします。
#4
イトトンボの仲間だけが、このように羽を立てて止まることができます。他の大きな
トンボとは羽ばたくための筋肉の構造が違うんでしょうね。飛び方も、蝶々のように
ひらひらと優雅な舞を舞っているようです。
#5
止まってすぐに何度か羽を開くと、やがて羽を閉じて開かなくなります。ちょっとひと休みと
いった感じなんですかね。
#6
<シオカラトンボ(♀)>
ご存じメスのシオカラトンボです。メスは別名ムギワラトンボとも称されます。
#7
<オオシオカラトンボ(♀)>
吾輩はオオシオカラトンボである。別名はまだない。
#8
存在感のあるトンボです。
#9
<コシアキトンボ(♀)>
コシアキトンボです。コシアキトンボもシオカラの仲間と同じく羽の先端や付け根が
黒くなっています。
#10
ご覧のようにメスの尻尾の付け根は黄色くて、ちょっとオオシオカラのメスに似た
色合いをしています。
#11
<おにやんま君>
一見、オニヤンマに似ています、が・・・
#12
オニヤンマの模型の”おにやんま君”です。私は寡聞にして最近まで知りませんでしたが、
世間の一部の人たちの間では結構流行っているそうです。
蚊などの虫除け効果があるというのが謳い文句だそうですが、少なくとも蚊がわんさかいる
ここ里山の地では、あまりその効果は期待できなさそうです。
#13
お腹側に安全ピンがついていて、上の写真のように帽子や服の肩なんかに止まらせることが
できるようになっていますが、背中にも吊り下げるための輪っかがあって鞄なんかにも
吊り下げることができるようです。顔もかなり本物に似ていますね。
#14
強度的な問題からか前後の羽は一体構造になっていますが、それでも模様は本物を
意識したものになっていて、よくできているようです。
遊び心のある楽しい昆虫グッズだと思います。
#15
<シオヤアブ(♂)>
シオヤアブのオスはお尻に白い毛のぼんぼりがあり、これを塩の塊とみなして塩屋虻と
名付けられたとか。
オニヤンマやスズメバチをも狩ってしまう獰猛な虫のようです。恐ろしい羽音を立てて
飛び回っている姿をよく見かけますが、吸血性ではないのでちょっかいを出さなければ
襲ってくることはなさそうです。
#16
<ハンミョウ(♂)>
ハンミョウはご覧のように色鮮やかな虫です。人の歩く先先へと飛んでは止まったりを
繰り返しますので、別名ミチオシエとも呼ばれています。本当に道案内をしているように
見える楽しい虫です。でも正面から見ると鋭い顎があって、肉食性のかなり獰猛な虫では
あるのですが。
#17
<キボシアオゴミムシ>
地面を直線的に素早く走っていく虫を見つけたので、一瞬止まった瞬間を狙って
撮ってみました。帰って調べてみると地表徘徊性甲虫のキボシアオゴミムシの
ようでした。地表徘徊性甲虫というように、素早い速さで走っていく姿に目を
奪われてしまいました。初めて目にする虫でした。
捕まえると臭いにおいを出すオサムシの仲間だそうです。
#18
<<おまけ>>
<ヤマユリ>
1ヶ月ほど前に撮影したものです。この花はまだ咲き始めたばかりの初々しい姿を
しています。雄蕊がまだ若々しくピンとしています。
濃厚な甘い香りが漂っていました。
#19
同じ花の1週間後です。妖艶な雰囲気が感じられるようになってきました。
雄蕊も大人の色香を持ち始めたようです。
野に咲く花の中では飛び抜けて絢爛豪華な花だと思います。
#20
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○o。。。 ミ・。・ミ 。。。o○