15日夕方から
長崎精霊流しが行われました。
昔は海に流すこともありましたが、
今は港近くの流し場まで船を運び、
故人を偲びます。
今年も家族で見に行きましたので、
少しですが、ご紹介します。
江戸時代に
中国の影響を受けたともいわれ、
花火や爆竹が激しく鳴り響くなか、
鉦の音に合わせて
「どーい、どーい」と声を掛けながら、
故人の御霊を賑やかに、
盛大に西方浄土へ送るのが
長崎流です。
賑やかとはいえ
故人の霊を送るわけですから、
いろいろな精霊船を見ながら
やはり気持ちはしんみりします。
長崎県警によりますと、
届出が必要な長さ2メートル以上の精霊船は
県内合わせて717隻だったそうです。
私が子供の頃は深夜0時頃まで
やっていましたが、
年々数が減り、
今年は9時過ぎに最後の船を見て
帰りました。
私は道路を挟んだS東美側にいて
20時頃に帰りました。
爆竹賑やかな船に混じって数人で
しめやかに小さな船を運搬・曳く
光景が心に響きました。
向かい側にいらっしゃったんですね。
そんなに近くで同じ時間を過ごしていたとは!
精霊流し…
賑やかで、綺麗で、毎年見てるけど、
実際に見ていたら、なんだか切なくなりますね。
時代とともに流す船の数も減ってきているようですが、ずっと後世に引き継いでいってほしい行事ですね。