いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

080:書

2005-04-10 02:27:09 | 題詠マラソン2005
図書館の午後にさまよう蝶ひとつ手の中に入れ空へとかえす . . . 本文を読む
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079:ぬいぐるみ

2005-04-10 02:26:13 | 題詠マラソン2005
物置の中にしまったぬいぐるみ笑ったあの目が泣いているかも . . . 本文を読む
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078:携帯

2005-04-10 02:25:34 | 題詠マラソン2005
携帯のカメラをかまえ亀を撮るカメラ目線の亀のポーズを . . . 本文を読む
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077:櫛

2005-04-10 02:24:59 | 題詠マラソン2005
櫛の目の土器を残した人たちが暮らした同じこの星に住む . . . 本文を読む
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076:リズム

2005-04-10 02:23:59 | 題詠マラソン2005
亀でさえきちんと暮す今日なのに概日リズムがずれ込んでいく . . . 本文を読む
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075:続

2005-04-10 02:23:08 | 題詠マラソン2005
接続の列車に今日また乗り遅れ目覚めて寂しい夢と知っても . . . 本文を読む
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074:麻酔

2005-04-10 02:22:20 | 題詠マラソン2005
寂しさを埋める麻酔のような恋心の筆先にぶらせていく . . . 本文を読む
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073:額

2005-04-10 02:21:24 | 題詠マラソン2005
蝶ひとつ額紫陽花に筆を入れ完成させる文月の名画 . . . 本文を読む
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072:インク

2005-04-10 02:20:35 | 題詠マラソン2005
意味のないインクのしみの蝶などに測れるものか私の心 . . . 本文を読む
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071:次元

2005-04-10 02:19:47 | 題詠マラソン2005
異次元の声が流しで囁いた私はいつかあの街に住むと . . . 本文を読む
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