義妹に水彩連盟展の招待券をもらったので、夫と2人で愛知県美術館まで出かけた。珍しく車ではなくバスと地下鉄。左膝が痛いので階段の昇り降りがきついなあ。
水彩連盟展は愛知県美術館ではなく、8階の愛知県美術館ギャラリーでやっていた。すぐ向かいでは一水会展もやっていたのだが、一水会展のハガキを持った人が水彩連盟展の受付に来られて、一水会展はあちらですと言われていた。
並んでいる作品はみんなでかかった。こんなにでかいのに水彩画? 「また、はれときどきカメ」のイラストなんてA6だよ。A6を7枚くらいで泣き言いってちゃいけないよな、とか思う。
かなりの数の作品が展示されていた。中には色がきれいだなとか、形が面白いなとか思うものもあったのだが、「うわあ、大好き」と思えるものは、残念ながら1枚もなかった。
それにしても、こんなにたくさんの人が、こんなに大きな絵を、毎日毎日描いているのだということに驚いた。私も、もうちょい大きな絵を描いてみるか。
で、せっかくなので、愛知県美術館で開催中のプーシキン美術館展も見ることに。おお、会場内が薄暗い。音声ガイドのナビゲーターは水谷豊さんなので、借りたいような気がしたが、ま、いいか。
ポスターになっているルノワールの絵が、思いのほか小さかった。モネやドガやゴッホやゴーギャンやピカソもあったが、アンリ・ルソーの絵が見られたのが1番嬉しかった。
展覧会とは関係ないかもしれないが、モスクワにある美術館ということでマトリョーシカとか売っていて、こんなマグネットがあったので買ってしまった。なんか可愛い。
さて、お腹がすいたのでお昼ご飯。夫が天ぷらを食べに行こうと言うのでついて行く。しかしもちろん、おごってくれるわけではない。世の中そんなに甘くはない。
私は立派な方向音痴なのでよくわからんが、栄地下の端っこの方みたい。栄町ビル(名古屋国際ホテル)の地下にある松月というお店。
松月もそうだが、まわりにある他のお店もみんな昭和の雰囲気。かなり昔からあるっぽい感じだ。
800円の天ぷら定食というのを食べた。うっかり写真を撮るのをわすれたが、小ぶりなエビがまず2本、ピーマン、アナゴ、キス、カボチャ、またエビ2本。みんな目の前で揚げてくれて熱々。それに、かなり大盛りのご飯とお味噌汁とお漬物がつく。同じ値段で野菜天ぷら定食というのもあった。これで800円はかなりお得だと思う。
名駅までバスで戻り、アバンテというお店でお茶。ごっついザワザワしたお店で、特に隣の席の年配のご婦人お2人が、交代に立ったり座ったりしてお互いの服装を批評し合ったりしておられて、微笑ましいのだが落ち着かず早々に店を出た。
夫婦で栄の地下街を歩いたことなんてほとんどなかったので、けっこう面白かった。これで膝が痛くなければもっとよかったのだが。おぶってくれと言ったら、こっちがつぶれるとあっさり断られた。くそぅ。
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