いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

まさかまさか

2009-07-20 01:39:35 | 出来事
きのうは実家の方はお祭りで、と言っても写真の通り近所の人くらいしか見てないのだが、男子が太鼓を打ち鳴らし、女子が愛宕山で奉納の舞いを舞う。

この写真は実家のすぐ前で、私は父と母に車で福知山駅まで送ってもらうところだった。写真を撮っているときもぱらぱら雨が降っていた。っが、この直後、土砂降りに。

福知山でいつものロータスというお店に入り、いつものロータスA弁当を食べコーヒーを飲んでいる間に、雨はやむどころか土砂降りから滝に進化。ロータスの駐車場がちょっとした池みたいになっている。

それでも何とか予定通りの特急に乗ったのだが、特急の方が予定通りにいかなかった。雨がひどくて動かないのだ。昔、まだ小さい長男の手を引いてお腹に二男が入っている状態で大雨の日に特急に乗り、途中で列車が動かなくなったことがある。あの時、生まれて初めて炊き出しのおにぎりなんてのをもらった。

でもまあ今回は、たとえ列車が止まってどこかの公民館に避難する羽目に陥ったところで私1人だ。どうってことない。

列車の外は相変わらず滝のような雨。雷まで鳴っている。列車はなかなか動きださない。手帳にこの惨状をメモしておこうと、キャリーバックのポケットに手を入れたら、きっちり手帳のぶんだけスペースがあいている。あり得ん。あんな大きな手帳を忘れてくるなんて。手帳がないとごっつ不安だ。なんで忘れてきたのだろう。でももしかしたら、何か意味があるのかな。

特急はゆるゆる動いては止まり止まってはまたゆるゆる動いて、結局1時間以上遅れて京都に着いた。おかげで河合隼雄さんの『「子どもの目」からの発想』が半分も読めてしまった。この本はなかなかすごい。耳が痛くなるようなことがいっぱい書いてあった。でも確か前に読んだ時は、こんなに耳が痛くなったりしなかったような気が……。やっぱり54ともなると自分のダメさを自覚できるようになるのであろうか。よしよし。情けないけど、ちょっとだけ偉いぞ。
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