Rikatan (理科の探検) 2017年 4月号 | |
クリエーター情報なし | |
文 理 |
『理科の探検』2017年4月号(通巻25号)が発売された。実は知らなかったのだが電子書籍化もされているらしい。Amazonで見たらkindle版があった。でも、紙の本の方が読みやすくないかな。どうなんだろう。
今回の特集は自由研究と並んで人気の高い「ニセ科学を斬る!」。毎回、自分がめった斬りにされているような気になる特集なのだが(騙されやすいタイプなのでね)、今回私が特に気になった記事は『なぜ、このようながん治療法を信じてしまったのか』と『住民と行政を惑わした「ホタルのひかり」』。
こんなにあるんだ、変ながん療法。そして、どれもこれもけっこうなお値段。変な療法にお金を注ぎ込んでいる間に、病状はどんどん悪化していくというパターン。明日は我が身で他人事ではないな。
ホタルの方は、こ、こんなことにそんなに税金注ぎ込んじゃったんだ、と驚く内容。でも、もしかしたら今もどこかで、同じようなことが起きていないとも限らない。妙なニセ科学を支援してないですかね、おたくの自治体は。
連載の中でいつも楽しみにしているのは『ニッポン野生生物リサーチ戦隊』。今回は野鳥がたくさん出てきて特に興味深かった。野鳥好きにとってはたまらない野生のルリビタキの手乗り画像も掲載されている。うらやましい。そして、記事にある通り、確かに冬の野鳥観察はおすすめ。枝にとまっている野鳥を見つけやすいし、撮りやすい。雪が積もってたりすると、真っ白な鳥以外はよく目立つし。ただし、寒い。半端なく寒い。野鳥を求めて雪の中をウロウロしていると、確実にしもやけが悪化する。
そして『空をとことん楽しもう!』。今回は飛行機雲。私はよく空を見上げているのだが、なぜか見上げると高確率で空に飛行機雲で大きく「×」が描かれている。そのたびに神様からダメ出しされている気分になる。もちろんこの記事に、そんなしょうもないことは書かれていない。この記事を書いておられるのは気象予報士の「わぴちゃん」さんなのだが、実は雑草や野草のすごい本も出しておられる。もちろん私も持っている。
さらに私の連載がついに『はれときどきカメ in 但東』になった。というか、ほとんど実家に単身赴任しているので、こっちのことを書かざるを得ない状況。肝心の亀緒君とはほとんど会えないのに、タイトルに「カメ」ってつけてええんか? という気も少しする、かも。
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