いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

90.「ねんどぼうや」ミラ・ギンズバーグ文 ジョス・A・スミス絵 覚和歌子訳 

2005-12-29 02:00:11 | 絵本
ねんどぼうや

徳間書店

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絵がすごく上手いと思う。特に細かいもの。最初の方のページに描かれているアイリス(違うかな)とか、カーテンの柄、レースのテーブルクロスやなんかが物凄くよく描けている。

どちらかというと、人間より動物の方が上手く描けていて、犬やアヒルの怯えた表情が、マンガっぽいけどすごくいいなと思う。ねんどぼうやはちっとも可愛くなく、特に大きくなった彼は、非常におぞましい。

で、どうしても気になるのが大きな角のあるヤギのことを「子やぎ」と書いてあること。本当にこのヤギは「子やぎ」なのか? 「若いやぎ」くらいなら違和感なく読めるのだが。私の頭の中にある「子やぎ」はどうもこんなんではない。

しかし、ねんどぼうやに食われた人や動物の皆さん、丸飲みで本当によかったね。(どういう感想なんだ、まったく)

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