電池とベルトを交換した

近所の時計屋さんがどうも２軒とも店じまいしてしまったようなので、アピタまで自転車で行く。まさかここもなくなってないだろうなとちょっとドキドキしたが、よかったよ、あったよ。

買った時のベルトがヨレヨレになってからは１００円ショップのベルトばっかりだったのだが、たまにはいいやつに換えよう。そんなことを思いながら、ぼーっとベルトを眺める。げげっ。これまでの３０倍の価格だよ。この時計屋さんのすぐ前にはすご～く広い店舗スペースのダイソーという１００円ショップがあるのだ。やっぱりそっちを先に見てくるか。と思っていたら、店員さんに声をかけられてしまった。

気が弱いので断りきれず、仕方なくそこに並んでいるベルトの中から選ぶ。５０のおばさんがミッフィーちゃんの腕時計というだけでも充分恥ずかしいのに、「赤か黄色のベルトないですか？」と聞いてしまった。「真っ赤ですかぁ？ちょっと待ってくださいね」店員さんはそう言うと店の奥からベルトを持ってきた。「ワインレッドならあるんですが」ワインレッドって、あんたそれ、ワニ革やん。「絶対、やだ」（５０の自覚なし）

「そうですよねえ。時計に合ってませんよねえ」わかっているなら持って来るなよ。ウサギとワニはどう考えたって相性悪いよ。

で、結局私が選んだベルトにしてもらった。幸い２割引セール中だったのだが、それでも２０００円ちょっとした。すでに時計本体より高い。この時計は１９８０円で買ったやつなので。でも図書館のバイトでミッフィーちゃんというのは、すごく似合っていると思うのだよ、私は。５０だけど。

電池も換えてもらって、なんか買ったときより高級そうになった。大事に使おうっと。おばあさんがミッフィーちゃんの腕時計してるのって、なんか可愛いと思うんだ。