暖かくなってきて実家の庭に次々と花が咲いているのだが、真っ白なユキヤナギが終わったら、後はほとんど紫色の花ばかりになった。
実家の前庭にも裏庭にも植っているアジュガ。玄関前のアジュガはピンク色なのだが、まだ咲いていない。白のアジュガも植えたはずなのだが、紫色のほど強くないのか、一度咲いたきり消えてしまった。
これがピンク色の花が咲くアジュガ。紫色の花が咲くやつよりかなり小さくて可愛い。早く咲かないかな。
玄関前のヒナソウ。これはうす〜い紫色。去年、何か動物に掘り返されて、もうダメかなと思ったのだが大丈夫だったようだ。
裏庭にいっぱい咲いている紫色の花。こちらはカキドオシ。斑入りの園芸品種がグレコマという名前で売られている。なので、この子らはグレコマの斑入りじゃないやつ、とも言える。雑草ではなくグランドカバーだと思えば、増えたところでどうってことない。しかも身体に良いお茶が作れるらしい。
健康茶になったり食べられたりする雑草は多いので、そのことを知っていれば雑草に対する見方が変わるかもしれない。とりあえず、私よりははるかに人の役に立つ。
パッと見カキドオシとそっくりなのだが、近づいてよく観察すると花の形がぜんぜん違う。こちらはムラサキサギゴケ。これもカキドオシ同様、植えてないのに勝手に生えてきて勝手に増えて、グランドをカバーしてくれている。
これはムラサキサギゴケの仲間のトキワハゼ。私の大好きな雑草の一つだ。珍しく群生していた。とてもとても小さい。でも、草引きする時は極力抜かずに残している。
もっと小さいのがキュウリグサ。ワスレナグサをうんと小さくしたような花が咲く。っが、小さすぎてよく見えない。
これはアジュガの仲間でキランソウという。雑草なのだが花もきれいだし、全体の形も素敵なので残している。
スノーフレークも丈夫でよく増える。以前、キウイの棚のあたりに植えたら、勝手に増えていっている。大株になるかな。
グランドカバーとして残しているヘビイチゴ。カキドオシより広がるのは遅いようなので、若干カキドオシに領土を奪われつつある。がんばれ!
玄関前の白いツツジとプランターのサクラソウが咲き始めたら、少しは色のバランスがよくなるかな。
実家の庭では少数派の赤い花。キンギョバツバキ。ほかにもツバキは何種類かあるのだが、なぜかこの花にだけハチが集まっている。昔、親が城崎温泉でもらってきた花らしい。一度枯れかけたがなんとか復活。
これから草引きや草刈りが大変なシーズンに突入する。バラの消毒、サザンカやツツジやサツキの剪定などなど。庭仕事だけでもやることだらけだ。
でもまあ、あれだ。やることが何もないよりはずっといい。けどなあ、ほかのこともやりたいのだよ。背伸びしたら人生のゴールが見えている68歳としては。
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