いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

明け方の音

2005-02-16 00:29:30 | 自由詩

雪の降る音が
聞こえることがある

ほかのすべての音を
吸い込んでしまう

音のない音

それと同じ音が
聞こえることがある

東の空が薄青くなり
すみれ色になり

少しだけ赤みを帯びる
ほんの一瞬

何も聞こえないね
心がしんとしている

音のない音

そして新しい朝


哲也君の携帯サイト「テツヤ教授のぽえ部屋」に投稿した詩です。同じタイトルで何人もの人が詩を書いています。誰でも投稿できます。投稿期間は2月19日の24時まで。
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