連絡は今月の4日にいただいていたのだが、やなせたかし記念館のサイトで発表があるまで、ブログ等にあげるのは待っていた。講評はこちら。
電話をいただいた時は本当に驚いた。『理科の探検』の「はれカメ」の連載が今年の4月号で終了したので、久々にまた公募に応募しようかなと思いついたのが8月の終わり頃。病気で急逝された奈良のおばさん(数年前に亡くなった画家だった叔父の奥さん)のお葬式の後だ。OURギャラリー展の公募があることを知ったのは、もう9月に入ってからだったと思う。締め切りが9月15日。葉書サイズの作品なのだけれど、ぎりぎりだ。今回の募集テーマは「誕生」だった。
この絵のもとになっている写真を撮ったのが8月27日。けんこう会館の台所にいたヤモリベビーを確保して、旧玄関前の庭に放した時のものだ。庭の方が敵は多いと思うのだが、私に踏まれたら確実に死ぬからな。
すべてが、たまたまだった。偶然また公募に応募しようと思い、偶然OURギャラリー展の公募を見つけ、偶然その公募のテーマにぴったりな写真を撮っていた。あり得ん。
前にブログにも書いたけれど、奈良のおばさんが亡くなる前に、私が大好きだった叔父の絵を送ってくれた。その絵は私が名古屋に帰っている間に実家に届いていて、私が実家に着任してからけんこう会館の玄関に飾ったのが8月21日だった。
これはもう、画家だったくー兄ちゃんと桂子おばさんが、天国からくれた大賞だとしか思えない。だって、何もかもがあまりにも偶然すぎる。
やなせたかし先生がお誕生日会で、「ずっと電車に乗り続けなさい。そのうち必ず席が空く。そうしたらその席に座りなさい」と話されていた。どんなに忙しくても電車からは降りない。創作は続ける。
やなせたかし先生、私の絵を選んでくださった審査員の皆さま、連絡をくださったやなせたかし記念館の方、やなせ先生と同じく天国にいるくー兄ちゃんと桂子おばさん、そしてモデルになってくれたヤモリベビー(元気でいてくれるといいな。再会できてもお互いわからんとは思うけど)、みんなみんな、ありがとうございます! 私は幸せだ。
おめでとうございます!!!!
>どんなに忙しくても電車からは降りない。創作は続ける。
この言葉が響きましたー!染みましたー!(>_<)
いやー、冊子をパラパラ見ていたら林本さんの名前が目に飛び込んできてびっくりしました。
大賞なんてすごいすごい!!
おめでとうございました!!!
その時の様子もブログに書いてますが、アンパンマンミュージアムとかの写真はいっさいネットにあげられないということなので、バスとか電車の写真ばかりがあがっています。
さらに、名前の後に(愛知)ではなく(兵庫)と書いてありますが、間違いではなくわざとです。実家に単身赴任中に描いたので。