今年の冬は寒かった。って、まだ寒いけど。昨シーズンにこんなデカい霜柱見たかなあ。踏んだらサクサクいって壊れるのが霜柱かと思っていたのだが、踏んでも壊れん。私が踏んでも、だぞ。かなり、というかめっちゃ重いんだぞ。
試しに手にとってみた。すごいなあ。霜柱ってこんなことになってるんだ。手の上にのせても溶ける気配なし。霜柱って確か、地中の水分が毛細管現象で地表に上がってきて凍ってできるんだと思ったんだけど、こんなにいっぱい上がってきたのか。まあ、確かに水けの多そうな地面にできてるな。
この冬は地面も凍ったが水道管も凍った。あっちこっちで水道管が破裂していた。とか思っていたら、2月7日の午後、うちの裏庭の古い方の温室から大量の水が流れ出ていると、裏のお店の奥さんから母に連絡が。母から聞いて、直ちに温室に確認に行ってみると、水道管が破裂というかなんというか、水道の蛇口の根もとの部分から吹っ飛んだらしく、コンクリートの柱状の部分にぽっかりと丸い穴が開き、そこからドーッと水が噴き出している。その日の朝、新しい方の温室の外で洗濯物を干していたので、水が噴き出していたのなら気づいてもよさそうなものなのだが、その時点ではまだ蛇口が飛んでいなかったのだろうか。
母に水道屋さんの電話番号を聞いたら、紙ナプキンみたいなものに鉛筆で書いたメモを渡された。この間有線で言ってたのを書き留めたというのだが。恐る恐る電話して「すみません。そちらは水道の」と言った途端に「違います!」と否定された。げげ、やっぱり間違ってるんかい。なんかしょっちゅう間違い電話がかかってきているそうで、でもご親切に正しい電話番号を教えてくださった。
で、正しい電話番号にかけてみたら、水道局かなんかの番号だったらしく、私有地内の水道はご自分で業者に依頼してくださいと。ごもっともです。でも、業者の電話番号がわからないと言ったら、またまたご親切に地域の業者を調べられるという電話番号を教えてくださった。
さらにその番号に電話すると、いつも利用されている業者さんはないですかと言われたので、母に確認してみたが知らないと言う。そこで、住所を言って業者さんを調べてもらったのだが、なんか聞いたことのある会社名だな。そこって、以前けんこう会館のプロパンガス頼んでた会社ではないのか? そこに電話していると、母が横からその会社の名前を言ってきた。早く言え、早く。三ヶ所もよけいに電話しとるやないか、すでに。
待つことしばし、待ちに待った水道屋さんが来られた。「水道メーターは?」「ここです、ここです」「ああ、これね。グルグル回ってるはずだから。あれ?」回っとらへんやないか。あんなにジャンジャン水が出ているのに、ぜんぜん回っとらへんやないか。
これは、他にもまだメーターがあるのか? 親に聞いても「あっちだ」「いや、確かこっちだ」と要領を得ない。水道屋さんと二人スコップを担いで、カチコチに凍った雪を必死で掘る。本当にここか? 本当だな? だが、どこにもない。母などは、どう考えてもずーっと以前から生い茂っていて検針できるはずもないタイムの茂みの下だと言って聞かず、雪がちらついているのに納得させないと家に入らないので、仕方なくそこも掘って見せる。「ほら、あれへんやろ。もう寒いさかい中に入って」
結局、どこにも水道メーターらしいものはないので、とりあえずなんとかして水を止めますと言い残し、水道屋さんは裏庭の温室の方に行かれた。ところが、この後事態は急展開。噴き出している水が温かいらしいのだ。「ひょっとして井戸水?」「ええ、確かに井戸水も使ってます」「汲み上げてるポンプは?」「親に聞いてきます」で、聞きに行ったのだが、親は二人揃って「さあ?」と言って首をかしげている。マ、マ、マジか、あんたら。
とにかく噴き出している水を止めてもらい、さらに翌日、水道屋さんと二人でポンプを探すことに。「そう言えば以前から、けんこう会館の使っていないドアの向こうから、何か異様な音がしています」「それかも」それだった。そのポンプの電源を切り、ようやく工事が可能になった。
そのポンプを止めてみると、予想外に多くの場所の水が出なくなった。ここもあそこも井戸水だったのか。以前母が、けんこう会館の台所の二つある蛇口の左側を指さして「こっちが水道だから、飲み水はこっちを使いなさい」と言っていた方の蛇口の水も止まっていた。井戸水やがな。前に両方の蛇口の水を出してみた時に、左側の水が明らかに温かかったので「こっちが井戸水違うの?」と聞いたのだが、そっちが水道と断定しとったやないか。
まあ、温室の水は噴き出していたが、井戸水だったので水道メーターにはまったく関係なかったのは不幸中の幸い。ただ、そこらじゅう無駄に掘り返した疲労感は半端なかった。昨シーズンよりはるかに雪かきの出動回数は少なかったけど、それでもやっぱり辛い冬だったなあ。はあぁぁぁぁぁ。
試しに手にとってみた。すごいなあ。霜柱ってこんなことになってるんだ。手の上にのせても溶ける気配なし。霜柱って確か、地中の水分が毛細管現象で地表に上がってきて凍ってできるんだと思ったんだけど、こんなにいっぱい上がってきたのか。まあ、確かに水けの多そうな地面にできてるな。
この冬は地面も凍ったが水道管も凍った。あっちこっちで水道管が破裂していた。とか思っていたら、2月7日の午後、うちの裏庭の古い方の温室から大量の水が流れ出ていると、裏のお店の奥さんから母に連絡が。母から聞いて、直ちに温室に確認に行ってみると、水道管が破裂というかなんというか、水道の蛇口の根もとの部分から吹っ飛んだらしく、コンクリートの柱状の部分にぽっかりと丸い穴が開き、そこからドーッと水が噴き出している。その日の朝、新しい方の温室の外で洗濯物を干していたので、水が噴き出していたのなら気づいてもよさそうなものなのだが、その時点ではまだ蛇口が飛んでいなかったのだろうか。
母に水道屋さんの電話番号を聞いたら、紙ナプキンみたいなものに鉛筆で書いたメモを渡された。この間有線で言ってたのを書き留めたというのだが。恐る恐る電話して「すみません。そちらは水道の」と言った途端に「違います!」と否定された。げげ、やっぱり間違ってるんかい。なんかしょっちゅう間違い電話がかかってきているそうで、でもご親切に正しい電話番号を教えてくださった。
で、正しい電話番号にかけてみたら、水道局かなんかの番号だったらしく、私有地内の水道はご自分で業者に依頼してくださいと。ごもっともです。でも、業者の電話番号がわからないと言ったら、またまたご親切に地域の業者を調べられるという電話番号を教えてくださった。
さらにその番号に電話すると、いつも利用されている業者さんはないですかと言われたので、母に確認してみたが知らないと言う。そこで、住所を言って業者さんを調べてもらったのだが、なんか聞いたことのある会社名だな。そこって、以前けんこう会館のプロパンガス頼んでた会社ではないのか? そこに電話していると、母が横からその会社の名前を言ってきた。早く言え、早く。三ヶ所もよけいに電話しとるやないか、すでに。
待つことしばし、待ちに待った水道屋さんが来られた。「水道メーターは?」「ここです、ここです」「ああ、これね。グルグル回ってるはずだから。あれ?」回っとらへんやないか。あんなにジャンジャン水が出ているのに、ぜんぜん回っとらへんやないか。
これは、他にもまだメーターがあるのか? 親に聞いても「あっちだ」「いや、確かこっちだ」と要領を得ない。水道屋さんと二人スコップを担いで、カチコチに凍った雪を必死で掘る。本当にここか? 本当だな? だが、どこにもない。母などは、どう考えてもずーっと以前から生い茂っていて検針できるはずもないタイムの茂みの下だと言って聞かず、雪がちらついているのに納得させないと家に入らないので、仕方なくそこも掘って見せる。「ほら、あれへんやろ。もう寒いさかい中に入って」
結局、どこにも水道メーターらしいものはないので、とりあえずなんとかして水を止めますと言い残し、水道屋さんは裏庭の温室の方に行かれた。ところが、この後事態は急展開。噴き出している水が温かいらしいのだ。「ひょっとして井戸水?」「ええ、確かに井戸水も使ってます」「汲み上げてるポンプは?」「親に聞いてきます」で、聞きに行ったのだが、親は二人揃って「さあ?」と言って首をかしげている。マ、マ、マジか、あんたら。
とにかく噴き出している水を止めてもらい、さらに翌日、水道屋さんと二人でポンプを探すことに。「そう言えば以前から、けんこう会館の使っていないドアの向こうから、何か異様な音がしています」「それかも」それだった。そのポンプの電源を切り、ようやく工事が可能になった。
そのポンプを止めてみると、予想外に多くの場所の水が出なくなった。ここもあそこも井戸水だったのか。以前母が、けんこう会館の台所の二つある蛇口の左側を指さして「こっちが水道だから、飲み水はこっちを使いなさい」と言っていた方の蛇口の水も止まっていた。井戸水やがな。前に両方の蛇口の水を出してみた時に、左側の水が明らかに温かかったので「こっちが井戸水違うの?」と聞いたのだが、そっちが水道と断定しとったやないか。
まあ、温室の水は噴き出していたが、井戸水だったので水道メーターにはまったく関係なかったのは不幸中の幸い。ただ、そこらじゅう無駄に掘り返した疲労感は半端なかった。昨シーズンよりはるかに雪かきの出動回数は少なかったけど、それでもやっぱり辛い冬だったなあ。はあぁぁぁぁぁ。
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