この間は、いこいの杜の玄関ドアの内側で蝶々がバタバタしていたのだが、きょうは実家の温室の中でクロアゲハがバタバタしていた。温室のドアが開けてあったのでそこから入ってきたのだろう。入ってきたところから出て行けばいいのに、わざわざ閉まっている窓のところから出ようと暴れている。
仕方がないので、そっと捕まえて温室の外へ。せっかくだから写真を1枚撮ってから逃がそうとしているのに、何枚撮っても飛び立つ気配がない。
それどころか、ストロー状の口吻を伸ばして、私の手から何かを吸おうとしとるやないか。怖い怖い怖い。昔、オムレツから羽化した蝶が口吻を伸ばして耳から何かを吸い取ろうとしている、みたいな詩を書いて朗読していた時期があるが、あれか? あれなのか? ひょえぇぇ〜。
裏庭にいっぱい咲いているシャスタデージーに近づけたら、ようやく私の手から降りてくれた。何なんだ、いったい。
その後も、私の前を何度も行ったり来たりしていたトンボが、普通に胸にとまったりしていた。夏になると、セミにとまられ放題だしな。以前、誰だったかに「人じゃない気が出てるのでは?」と言われたことがある。そうか。やっぱりそうだったか。人で無しな奴だったのだな、私は。
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