いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

コウノトリの郷公園

2007-08-16 16:16:56 | 出来事
前にも1度行ったことがあるのだが、またコウノトリを見に行く。

前に来た時、コウノトリの皆さんはケージの池のところに集まっていたのだが、今回は池より少し上の木蔭にみんな隠れるようにして暑さをしのいでいた。そりゃ暑いよな、あの羽では。腕まくり出来るわけでもないし。

ついこの間、放鳥コウノトリの子どもが巣立ったばかりということで、その時の映像が繰りかえし流されていた。巣の上ではばたき真上にふわふわと舞い上がる。日を追って少しずつ高く舞い上がれるようになっていく。あんなに練習するのだなあ。その映像をじっと見ていたら、何だか私も練習しだいでは飛べそうな気になってきた。

今回はまたいろいろ勉強になった。よく掛け軸などで松の木に鶴がとまっている絵があるが、あれは本当はコウノトリらしい。コウノトリは真上に舞い上がれるので松の木の枝にとまれるのだが、鶴は体が重いため助走をつけないと舞い上がれないのだそうな。だから鶴がうっかり松の木にとまったりしたらにっちもさっちも行かないという事態に陥ってしまう。

でも絵柄的にはやはり松に鶴の方がめでたそうかも。まあ遠くから見たら見分けつかないんだけど。

ここにはコウノトリだけではなく川の生き物もいろいろ展示されているのだが、前回スッポンの水槽を発見。今回ももちろん見に行ってみたのだが、同じスッポンだとしたらずいぶん成長していた。私の姿を見て餌の時間だと勘違いしたらしく大歓迎されてしまい困る。また見に来るからな。元気にしているんだよ。

コウノトリはすでに何羽か放鳥されているということで、帰りは全員あたりが気になってしかたがなかった。田んぼに白いものが見えると「あっ」とか言うのだが、ただの白い服を着たおじさんだったり、頭上を鳥が飛んでいるとまた「あっ」とか言うのだが、ただのトンビだったり。本物のコウノトリが飛んでいるところが見たかったなあ。次回は餌の時間にあわせて行ってみよう。放鳥されたというのに、ちゃっかり餌だけ食べに来る奴がいるらしいのでね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 里帰り | トップ | 勤勉なハチ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿