この時期、草も木もグングン伸びる。実家の広い庭を1人ではなかなか管理しきれない。特に桑の木はあっという間に、屋根の上のアンテナに届くくらいになる。高枝切りバサミが届くうちに切らねば。
高枝切りバサミといっても、実家にあるのはジョキジョキ切るようなのではなく、挟み込んだ枝をロープ引っ張って押し切る、みたいな感じのやつ。でも、けっこうな太さの枝も切り落とせる。
初めの頃はもたついたりふらついたりしていたが、最近は作業が早くなった。でもまあ、これもほかにあんまり応用がきかない技ではある。
私のは剪定というよりは枝打ちかしら。とにかく、ただひたすら枝を切って切って切りまくるだけなので。
で、1人黙々と作業を終えて、枝を可燃ゴミの袋に詰めようとしていた。明日は洗濯物を干す場所だけは、ガーデンバリカンで刈っておかないとな、とか思いながら。
すると、バラのアーチのところから、白馬に乗った……ではなく、草刈り機を持った王子様が現れた。
そして、草と草の間に植わっている花を避けて、疾風のように草を刈り去って行かれた。
草刈り機を持った王子様、ありがとう! お向かいのじいちゃんです。
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