きのうは数少ない(というか、最近ではほとんど唯一の、だが)友だちとお出かけの日だった。
朝日新聞社のアスパラクラブというサイトで貰ったチケットで、『美しき生命の輝き 堀文子展』を見に行ってきた。会場は名都美術館という長久手市にある私立美術館。ついにリニモに乗ったぞ。リニモの杁ヶ池公園駅下車、徒歩5分で、目的地の名都美術館に到着。
堀文子さんという方は93歳にして現役の画家。会場でインタビュー映像を見たが、なかなかかっこいい女性だ。で、展示された作品を見て驚いた。作風がめまぐるしく変化するのだ。徐々に変わっていくというのではなくて、同じ年に描かれた作品でも、まったくの別人の作品のよう。立ち止まらない。駆け抜けて行く。そんな感じ。
これはちょっとパウル・クレーみたいだなと思ったら、こっちは古賀春江みたいだし、あっちはアンリ・ルソーっぽい。でも、そこにとどまっているわけではなくて、出会ったものをどんどん取り込んでいく。優しいパステル調の作品があったかと思えば、ものすごくはっきりした色調の作品もあるし、写実的な作品もあれば、デザイン的な作品もある。他の作家さんでも画風の変化はあるのだろうが、その振れ幅がとても大きくて、その変化の速度がとんでもなく速い。
スケッチもたくさん展示されていたのだが、それはそれはもう「すっげえ上手い」。線に迷いがなくて強くてとてもきれいだ。私のスケッチなんて、それはみごとにヨワヨワだぞ。それにしても、こんなに正確に描かれたスケッチが、なんでそのまんまではなくこのように変化するのだと思うこと度々。見比べられるのが面白い。
スケッチの中に1枚、ハキリアリの絵があった。ツクシのスケッチとかが並んでいる中に、何で1枚ハキリアリ? ケツァールも描いておられるので、その時にハキリアリも現地でスケッチされたのだろうか。って、ハキリアリは中南米。ケツァールはどこ? メキシコ? どうなんだろう。
先日お誕生日会だったやなせたかし先生も93歳。恐るべしだな。57歳なんて、まだまだひよっこと言っていいかも。立ち止まらず追求して行けば、もっとずっと遠くに行けるはず。行けっ! 走れっ! そんな勇気をもらえる展覧会だった。
さて、次回もチケット当てて見せるぞ。って、もうちょっと遠くまで走れよ。
朝日新聞社のアスパラクラブというサイトで貰ったチケットで、『美しき生命の輝き 堀文子展』を見に行ってきた。会場は名都美術館という長久手市にある私立美術館。ついにリニモに乗ったぞ。リニモの杁ヶ池公園駅下車、徒歩5分で、目的地の名都美術館に到着。
堀文子さんという方は93歳にして現役の画家。会場でインタビュー映像を見たが、なかなかかっこいい女性だ。で、展示された作品を見て驚いた。作風がめまぐるしく変化するのだ。徐々に変わっていくというのではなくて、同じ年に描かれた作品でも、まったくの別人の作品のよう。立ち止まらない。駆け抜けて行く。そんな感じ。
これはちょっとパウル・クレーみたいだなと思ったら、こっちは古賀春江みたいだし、あっちはアンリ・ルソーっぽい。でも、そこにとどまっているわけではなくて、出会ったものをどんどん取り込んでいく。優しいパステル調の作品があったかと思えば、ものすごくはっきりした色調の作品もあるし、写実的な作品もあれば、デザイン的な作品もある。他の作家さんでも画風の変化はあるのだろうが、その振れ幅がとても大きくて、その変化の速度がとんでもなく速い。
スケッチもたくさん展示されていたのだが、それはそれはもう「すっげえ上手い」。線に迷いがなくて強くてとてもきれいだ。私のスケッチなんて、それはみごとにヨワヨワだぞ。それにしても、こんなに正確に描かれたスケッチが、なんでそのまんまではなくこのように変化するのだと思うこと度々。見比べられるのが面白い。
スケッチの中に1枚、ハキリアリの絵があった。ツクシのスケッチとかが並んでいる中に、何で1枚ハキリアリ? ケツァールも描いておられるので、その時にハキリアリも現地でスケッチされたのだろうか。って、ハキリアリは中南米。ケツァールはどこ? メキシコ? どうなんだろう。
先日お誕生日会だったやなせたかし先生も93歳。恐るべしだな。57歳なんて、まだまだひよっこと言っていいかも。立ち止まらず追求して行けば、もっとずっと遠くに行けるはず。行けっ! 走れっ! そんな勇気をもらえる展覧会だった。
さて、次回もチケット当てて見せるぞ。って、もうちょっと遠くまで走れよ。
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