切り絵師・俊寛～イタリアの職人たち～

１０月５日（木）は宮島さんの後輩にあたる方の個展を見に行った。タイトルのところの写真は私が一番気に入った額縁屋さん。光が反射して少し見にくくなってしまったが、実物はそれはそれは素晴らしい。切り絵師・俊寛さんはご本人のサイトのプロフィールを見ていただけばわかるが、７年もフィレンツェで修行してこられた方で、今回の個展ではイタリアのいろいろな職人さんとその仕事場が描かれている。緻密な作品も好きだしいろいろな道具も好きな私としてはとても興味深い作品ばかりだ。
こちらは非常に大きな作品で、製作に三ヶ月以上かかったということだった。作品を作られる時は、職人さんの工房の写真を撮ったりスケッチしたりその職人さんとも話し合ったりして、構図等を決められるらしい。

画面全体を埋め尽くす、仮面仮面仮面。ヘタをするとばらばらになってしまいそうな題材なのに、画面全体が非常に落ち着いて深い感じがする。





でもこの作品は実際実物を見ないと、その凄さはわからないだろうなあ。気が遠くなるよ、ホントに。美しいものを見たい人以外にも道具好きな人にもたまらんよ。

会場はアートサロン彩。地下鉄栄駅６番出口のまん前。トップカメラの隣。１３日（金）まで。午前１１時～午後６時まで。ただし最終日は午後４時で閉廊。９日（月）はお休み。急げ！！