なれるかな？ 11

さて、去年の4月24日に入校し、教習有効期限が今月の23日だった自動車学校だが、無事期限内の今月17日に卒業することが出来た。めっちゃギリギリやな。初っ端でいろいろあって4ケ月も休んだので仕方ないのだが。

去年の9月にまた通い始め、10月27日に仮免試験1回目一発不合格。交差点右折時に対向車を見逃し、検定員の先生にブレーキを踏まれた。先生はギリギリまで待って下さったらしい。で、翌日すぐに補習を受けて10月29日に再受験。今度は合格。

で、路上に出てみたら予想外に怖くなくて、今月15日に卒業試験1回目。しかし、またしても一発不合格。路上駐車の車があって、「え？ なに、この車？ 」と思っているうちに近づいてしまい、検定員の先生にハンドルを持たれた。今回も先生は（仮免試験の時とは違う先生だったが）ギリギリまで待って下さったらしい。

で、仮免の時と違って今度は予約が2週間先までまったく取れない状態だったのだが、頻繁にネット予約をチェック。と、真っ白な画面にポツンと一つ緑色の予約ボタンが。それがたまたま不合格くらった翌日の朝一番の教習だったので、またすぐに補習を受けて17日に合格することが出来た。還暦目前の運動神経皆無にしてガラスのメンタルな人にしては本当によくやったと思う。

で、あとは平針で学科試験受けて合格出来れば、ついに最高の身分証明書である運転免許証が手に入る（運転する気はないのか）。

卒業試験に合格した後は、先生やスタッフの方やスクールバスの運転手さんたちにおめでとうと言ってもらえたり握手求められたり、帰りのスクールバスが家のすぐ近くで降ろしてくれたり、もう一瞬「私って人気者？」と勘違いしてしまいそうな状況だった。これで平針で不合格だったりしたらカッコ悪いな、まったく。

ただ、平針で抽選に当たってしまうと、とんでもなく広い平針の所内のコースを運転して見せなくてはならないらしい。ちゃんと卒業した自動車学校の教習車が運ばれてきて、後ろに先生まで乗った状態で走るのだそうだ。うわあ。自慢じゃないが、こういう当たりたくない時のくじ運が結構よかったりするのだよ。先生後ろに乗せて、コースを逆走したり脱輪したり縁石に乗り上げたり。目に浮かぶようだわ。これで抽選に当たったりしたら、よくある脳裏にくっきりと映像化された願望は実現する～みたいなやつは本当だという証明になってしまう。いかんいかん。当たらなくて喜んでいる自分を想像しよう。う～ん。ダメだ。想像できん。