イタリア・ボローニャ国際絵本原画展

新聞の展覧会案内で「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」というのを見つけた。今まで行ったことのない「かわら美術館」というところで開かれているらしい。高浜市ってどこ？

夫に聞いたら、たまたま高浜に行く用事があるということで連れて行ってくれた。私をかわら美術館で降ろして、夫は用事をしに行った。用事がすんだら美術館の駐車場で待っていてくれるということだったので、さっそく館内へ。

展示は１階と２階に分かれていて、入場券はこんな可愛いのだった。入場料は大人６００円。ずいぶん空いていてゆっくり見られた。絵本の原画展ということなので、その絵本の方も置いてあって、自由に見ることが出来る。

いろいろな国の方の絵が並んでいる。「詩とメルヘン」の誌上でよくお名前を目にしていたような方の原画もあった。

私が気になったのはペンギンが空を飛ぶ練習をするという絵本で、ロケット花火やら凧やらいろいろ試した挙句、最後は大きな投石器みたいなやつで空高く飛ばされてしまう。ものすごくその後のことが心配になってしまって、未だに少し落ち着かない気分。こんなの寝る前に読み聞かされたら泣くよな、私は。でも、絵はすごく好きな感じだった。

フォトモンタージュやコラージュ、スクラッチで描いたものをコピーして水彩で彩色しているような感じの作品もあった。可愛い絵ばかりではなく、それこそ寝る前に見たら悪夢を見そうなのもあって、本当にいろいろだった。

図録が欲しかったのだが、２０００円以上するので我慢する。

かわら美術館の前にはこのようなかわらで出来た鯱が置かれていた。もちろん一対になっていたのだが、両方は入りきらなかったので１匹だけ。でもこれが雄なのか雌なのかは不明。

かわら美術館には素敵なフランス料理のお店がある。まだお昼を食べていなかったので、もしかしてそこでお昼？と思ったのだが、そうではなくてラーメンだった。でも藤一番という亀の看板のお店だったので嬉しい。夫は味噌ラーメンで、私は台湾ラーメンを食べた。亀さえついてれば何でもいいのだろうか、私は。

で、帰りにカインズモールという大きなホームセンターにも連れて行ってもらう。この間水換えのときに、亀緒君の水場用の容器にひびが入っているのを発見したのだ。とりあえずアルミテープで補修はしたのだが、今度の水換えのときに容器を交換する予定。

往きも帰りも車の中でずっと寝ていて、しかもすぐに寝てしまうので夫に笑われる。夜更かしばかりしているからだろうな、たぶん。