早い。すぐ読めた。2時間ちょい。非常に読みやすい。なんというか、片づいている。
で、数ページ読んだだけで、なんか自分の椅子の上に積み上げてある雑多なものが気になりだし、片づけた。ううむ、なぜ?
断捨離の本とか片付けの魔法の本とかは、ぜんぜん気にならなかったのに、図書館で返却された本の中にあったこれが、なんかすごく気になって借りてきたのだ。
著者さんは以前テレビでお見かけしたことがある。ちょっとムーディ勝山みたいな感じの方。日本初の「かたづけ士」という方だ。
読んで目からウロコだったのは、収納スペースを増やしてはいけないということ。しまえるからいいのでは? と思ってしまうのだが、収納スペースを増やすということは、本来捨てるべきものを捨てないということで、片づけが後退しているのと同じ、なのだそうだ。
「入手可能」は捨てる。「勇気で」捨てる。「いつか使える」は捨てる。わはははは。
ただ身近なところから始めるようにと書いてある。押入れなどは難易度が高いので初心者にはおすすめ出来ないらしい。
ところで、私はまた実家の掃除のために帰省中。押入れどころではない完全に上級者向けのやつに挑もうとしている。前回は6時間かかって3メートル四方しか片づかず、えらい敗北感に苛まれた。そういうことを避けるために、成功体験を得やすい机などから始めるようにと書いてある。
明日はまたとんでもない敗北感に苛まれることだろう。でも、負けるものか。あの元診察室で亀と暮らすのだ。亀のしあわせライフのために、絶対片づけてやる。
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