お姑さんが入所している老人保健施設にお菓子やらソーセージやら持って行った帰りにスーパーに寄った。バイトに行く前に二男がお昼を食べるのだが、ちょっと遅くなったのでお弁当を買って帰ろうと思ったのだ。
往きにも同じスーパーに寄って、お姑さんのお菓子とソーセージ(うちの近くのスーパーにはグリコのグングンソーセージが置いてない)を買ったのだが、その時にお弁当もチェック済み。
で、急いでお弁当を買って帰ろうとした時、出入口のところにあるジュエリーショップのショーケースがちらっと目の端に。あ? 今のはもしや、亀?
ショーケースの中を覗いてみると、亀のタックピンがあるではないか。で、1575円という買って買えないことはないお値段。すぐにお店のお姉さんに、この亀くださいと声をかける。
っが、さすがはジュエリーショップ。買うまでに時間がかかるのだ。まず、ショーケースの鍵を開けて、うやうやしく亀のタックピンを取り出す。
「他にもいかがですか? こちらのバイオリンのタックピンなどは?」
「いえ、亀にしか興味がありません」
「あちらに新作のジュエリーも展示してございますので、よろしかったら」
「あ、アクセサリーにはそんなに興味がありません。ピンくらいしかつけません」
「こちらに記入して会員登録していただくと、アクセサリーの修理もお安くなりますよ」
「亀のピンはつけますけど、他のアクセサリーはつけないので」
「お誕生日と結婚記念日を記入していただくとプレゼントがもらえますよ」
「結婚記念日ですか? いつだっけ?(ホントに忘れた)」
「すみません。2時までに帰らないといけないので」
「申し訳ありません。お待たせしました。(きれいにラッピングした亀のタックピン差し出しながら)また亀をモチーフにしたアクセサリーが入荷しましたらお知らせいたしましょうか?」
「高いのは買えないです。すみません」
うわあ、ジュエリーショップってあんななんですね。タックピン以外、絶対買わないけど。
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