きのうは年に一度の落ち葉カサカサデーだった。
両親の世話をするために実家に単身赴任し始めた頃、前庭の桜の落ち葉を掃いていると、必ず母がやって来て掃除を妨害した。落ち葉を踏んでカサカサいわせて歩くのが好きだからそのまま置いておけと言うのだ。
野中の一軒家ならそれでもかまわんが、実家の前は道路だしご近所さんのお宅もたくさんある。風が吹いたらよそ様のお宅の前に大量の落ち葉が飛んでいくではないか。
夫の実家が公園のすぐそばで、大量の落ち葉が飛んできては溝のところにたまり、そりゃあ掃除が大変だったのだ。なので、最初のうちは大声で罵り合ったりしながら落ち葉を掃いていたのだが、さすがに今では母にその元気はない。
で昨年、母のために1回だけデイサービスの日に落ち葉カサカサデーを開催した。好評だったかどうかよくわからんが、とりあえず今年も開催。
私が名古屋に帰っている間に、あらかた桜の葉っぱが落ちてしまったので(なんと、お向かいのじいちゃんが掃いてくださっていたらしい。ありがとう、じいちゃん!)、裏庭のサルスベリやら玄関前のモミジも導入。
デイサービスの車が来る少し前に、玄関前のスロープに落ち葉をぶちまけ、ほうきで均一にならす。ちょっと茶色くなっている葉っぱの上には、モミジを散らしてみた。
デイサービスの車が来て、父と母が降りてきて、「わあ!」とか何とか言いながら1分くらいで玄関に入る。
「何往復かせんでもええか?」ううむ、しなくてもいいらしい。ならば、撤収〜!
イベントそのものは1分かそこらなのに、準備と撤収にえらい時間かかるな。まあ、面白かったからよい。来年もやろう。
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