いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

アンカル(アレハンドロ・ホドロフスキー作 メビウス画 小学館集英社プロダクション)

2013-07-29 09:13:13 | 絵本以外の本
L'INCAL アンカル (ShoPro Books)
クリエーター情報なし
小学館集英社プロダクション


たまたま知ったBD(ベーデー。バンドデシネ。フランス語圏のコミック)というもののひとつ。図書館で予約して借りたのだが、予想外の大きさと厚さだった。300ページ以上ある。オールカラー。でも、そんなにどぎつい感じではない。とにかく描き込みかげんがすごい。1コマの中の情報量が半端ない。それとセリフ多い。困るくらい多い。

絵を描いているのはメビウスという人なのだが、この世界観はどこかで見て知っているような……と思ったら、『エイリアン』や『トロン』などのSF映画で美術デザイナーをしておられたと、作者紹介のところに書かれていた。

1回読んだだけなので、正直言ってわからない部分が多い。というか、もっと正直言ってほぼわからない。もちろんわかるところもある。大統領おかしい。なんでどんどんそんなことになっていくのだ。途中で気づけよ、とかは思う。SFを読み慣れている人ならわかるのかなあ。でも、わからないのだがこの終わり方はけっこう好きかもしれない。

それにしてもこのBDに辿り着いたきっかけが、小学校中学年向けの課題図書(『くりぃむパン』)なんだから面白いなあ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 7月28日(日)のつぶやき | トップ | 7月29日(月)のつぶやき »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿