但東暮らし 5

きょうはとてもいい天気で暖かかった。いつもなら両親と3人で、すぐ裏のいこいの杜にお昼を食べに行くのだが、土日はお休み。残念だ。

でも、公民館のあたりの桜が満開だし、桜の木のすぐそばに東屋もあることだから、自販機で飲み物でも買って花見に行きましょうということに。

自販機でペットボトル入りのフルーツ牛乳(いや、商品名はフルーツオレなのだが、私らの年代にとっては、これはやはりフルーツ牛乳でしょう)を3本買って、東屋に行くために道路を横断。

父はゆっくりとしか歩けないので、車が来ない時を見計らい、いざとなったら身を挺する覚悟で道路の真ん中に立つ。で、無事に横断。

さすがに土日は車が多いねとか言いながら東屋に向かうのだが、名古屋だったらこの交通量なら、きょうは車が少ないねと言うところだな。


若い頃は、桜のこのなんかぼうっとした雰囲気が薄気味悪く感じられて好きではなかったのだが、年をとるにつれてきれいだと思えるようになってきた。だんだんこっちの生命力が薄れてきて、桜の雰囲気になじむようになってきたのだろうか。

東屋に3人並んで腰をおろし、ぼんやり桜を眺めていたら、ものすごくカッコいい黒の大型バイクがやって来た。バイクは目の前の坂を上って行って、桜が満開の駐車場に停まった。バイクから降りた黒ずくめのライダーさんが桜を背景に自撮りしておられた。坂を下っていきながらライダーさんがこっちに向かってちょっと笑って会釈をされた。おおおおお、カッコいい！


できょうの夕食は、先日母がいこいの杜で買ったというレトルトカレー。お肉がいっぱい入っていて、辛いものが苦手なお年寄りにも安心のマイルドで美味しいカレーだった。

でも、なにゆえ阿蘇？