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可愛いぬいぐるみのぶたなのに、中身は分別ある中年男性、山崎ぶたぶたさんのシリーズ。今回ぶたぶたさんは、カルチャースクールのエッセイ講座に義母(って?)の代理で通うことになった。あり得んな、相変わらず。けど面白い。
このシリーズは前にも1冊読んだことがあるのだが、軽く笑えるだけの話かと思ったら案外そんなことはない。けっこう感動するんである。
いろいろなテーマで書かれたぶたぶたさんのエッセイが出てきて、講座受講者それぞれがぶたぶたさんによってよりよい方向にむかっていくようになる。
でもそれより何より、ぬいぐるみのぶたが電車に乗ったり、コンビニで買い物したり、携帯電話でしゃべったり。妻(人間)もいて娘(妻似らしい)もいて義母もいる。そんなことあるわけないのに想像しただけで、なんか嬉しい。読んだあとしばらくは、うちにもぶたぶたさんが来てくれないかなあなどと思ってしまえるのであった。
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