木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

債権回収 未達

2009-12-10 18:16:47 | Weblog
5月から少しずつ少しずつ重なって売上回収ができないお客さんがいる
同じ木工所をしてるYさんだ
彼は注文されるものの予想を立てて
その前にうちに発注してくることも多い
その目論見が外れたらしい
注文したものが8割残って足らない部品が出た ということで小ロットの仕事を重ねた
その結果一時は25万程の売掛金(回収できてない金額)となる
秋に一度50000円の振り込みがあったんであと約20万
先月の今頃
「今月の25日に借り入れできる約束だから迷惑かけたけど27日くらいには支払えるから」
と言われたんで実は僕も当てにしていた
でも28日になっても月末になっても振り込まれてない
何回も何回も銀行の口座の動きをチェックする
近頃は事務所にいて調べられるから苦にはならないけどがっかりする回数は増える
で、さすがに先週の金曜日だったかに電話した
「何か不都合が起きたんですか?体壊してるなんてことない?」 と
壊してなかったけど不都合はあったみたい
融資が遅れてる って言ってたけど遅れてるだけなんだろうか
はっきりと何日に振り込みます とは言われなかった
彼は一度倒産の憂き目にあってる
原因は債権回収不能による連鎖 ってやつ
もう20年くらい前じゃないだろうか・・
でも僕はあまり心配はしてない
人間的には信頼できる人だしもし万が一もう一度そんな目にあっても
債権帳消しになってもまたいつか返せるときには返そうとしてくれるはず
不思議なことだがそう思える人と一回の集金日でも遅れると不安にさせる人がいる
どうしたもんだろうか・・

ただYさんのやり方で一つ不満というか不安というか納得できないことがある
その従業員の待遇
一人だけそういう人を抱えてる
かつてはもう一人比較的若い職人さんとパートのおばさん2・3人で切り盛りしてたこの仕事
その後の仕事量の下落で今は彼自身と職人さんの二人連れ
Yさんがどれだけ収入があるかは知らない
でもその一人の職人さんに払う給料 いまだに高い時とあまり変わらない物を支払ってるという
多分逆算するとYさんの手取りは微々たるものに近いはず
とても見上げた心構えだけどはたしてそれでやってゆけるんだろうか
実際僕らのような外注に迷惑?と言えないこともないものを及ぼしながら・・
せめて利益を二人で折半するつもりなら もう少し僕らへなにがしかの物は渡るはずなのだが
はたしてそういう犠牲を払ってでも従業員への待遇を維持しなくてはならないのか
ちなみに僕のところは一番高い時の半分近くに下がってる
それでようやく青息吐息で生きている

人には人のやり方があって基本的には批判はしないけど
こうやって待たされると愚痴の一つも出したくなる
ただし日記に書くことがなかったから書いたってのも否定しないけどね
頑張ってほしい
コメント (8)
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