木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

きのう 書けんかったこと

2009-12-15 18:09:46 | Weblog
本当は昨日の日記に書くつもりだったことがもう一つあった
長くなっちゃったんで書けなかったのだ

そのラジオでの話の中に印象的だったことがあった
小学5年生の時にご両親を亡くされた女性 今は高校生と中学生のお子さんのお母さんだけど
彼女はおばあちゃんに育てられて そのおばあちゃんからいろんなことを教わってきた
それこそお母さんやお父さんから教わることに劣らないくらい
そう自分で感じてる そう満足とはいえないまでも納得しながらの人生を歩んできてるのに
周りの人からいつも かわいそうな子 というレッテルを貼られてそういう目で見られながら育ってきた
自分は不自由を感じてないのに 周りの目からのあたたかさというより 居心地の悪さを感じながらこれまでの人生を歩んできた
でも自分は普通なんだ 普通の人間として扱われたかったし ここへ来てそういう見方をしてくれる人に出会ってすごくうれしかった
という

そう言われてみて なるほどなぁ と思ったわけだ
可哀そうだと思う心は完全に上から目線だ
思われるほうはたまったもんじゃない
自分でも振り返ってみるとそういう感情を持つこともあったしその感情の裏側には上から目線っていうものの存在に改めて気付いたりする


例えば障害者の言葉 普通の人として扱ってほしい っていうのはずっと上から見下ろされてるってことなんだろう
今更ながらそんなことにハッとする
ただだからと言って突き放すことじゃない
応援できるところはやはり応援しなくちゃいかん
してあげるのじゃなく する ってことだな

僕ら健常者と言ってもあえて探せばどこかが障害者なのかもしれない
人間1から10まで健康体 なんていうのこそ奇跡なのかもしれんよ
見えない障害が無数にあって そのフォローをうまくやれること
そんな人になれたらいいよね

コメント (16)
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