木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

ああ円高 これでええんだか・・

2010-08-26 15:35:02 | Weblog
円高が進んでる

僕らの子供の頃 遠足に行ったりすると
ガイドさんがなぞなぞを出したりした
「さて 今運転してる運転手さんはいくら持ってるでしょ~」
『180円~~  ハンドル(0.5ドル)もってるから』
なんてのがあって1ドルは360円だったもんです
ずっとそうだったのに70年代に変動相場制ってのに移行した

それは日本の身につけた実力が360円ではやってゆけないから
外国からの突き上げで突入した世界だったという記憶がある
確かにその時代は実力を反映した円の力だったんだと思う
ところが今、円はこういう風になった



一時80円を切って150円近くまで戻ったのにまた史上最高値をつけようとしている
どう考えても国民がヒーヒー言ってるこの日本の実力で勝ち得た地位ではない
他所の国の都合で付けられた値だとしか思えないのだ

じゃなぜそんな風になったのか それはひとえに日本の政治力の弱さ
言い換えれば リーダーのアホさ加減の象徴
今回の円高でも リーダーたちは
「慎重に成り行きを注視しています」 って
アホか そんな時期はもう終わってんだよ
これじゃ 輸出で伸びてきた日本の産業が弱ってゆくしかないではないか
もう十分弱ってるのにだ

多分言い訳はいっぱいあるんだろう
でも実際日本の国際競争力の低下は著しい
このままならもう日本の製品はこれから世界で増えていくとは思えない
今、円高で海外の製品が安く買えると言ってる人達もやがて自分の懐に案外お金が残ってないことに愕然とするんではないか


むかしガレッジセールのゴリが川田を笑ってた
「こいつ100円ショップでこれいくらですか? って聞くんだよ」
でも今になって100円ショップ覗いてごらん
100円で買えない商品がいっぱいある300円500円1000円の品物まである
そしてこれは僕の気のせいかもしれないけど
100円で買える品物が少なくなって、店内が広くなってる
いや店自体が減ってるんじゃないだろうか

円高になってるのに100円の価値が下がってる

これは日本が貧しくなってきてる証拠じゃないの?

適正な円相場のもと適度の成長が望める国家
とても遠い言葉だと思う

コメント (8)
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