木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

西日のスポットライト

2013-08-03 22:45:53 | 友達
                     

こんなんどうでっしゃろ?
先週の約束通り 久しぶりの友のところに行ってみました
又彼の家の近くへ納品があったから
他に二軒配達があったけど、その前に電話してみた
「・・・〇〇ですけど」
「どちらの○○さん?」

完全に忘れ去られとる・・・
気を足り直して説明した
ようやくわかってくれたわ~

自宅とマンションの間にかろうじて作業場があった
仕事してた~~ よかった~~
鍋の蓋がメインには違いないけど、今回写真の物を作ったとか
チェロ教室の看板だそうだ
彼はチェロを習ってる
どう?喫茶店なんかでも使えないかな? 
この写真じゃ分かり難いかな? 白いところはホワイトボードで「本日のメニュー」なんか書けたりする
色んなアレンジもできますから、ご希望に応じます
このスタイルで今なら 15000円
ご希望の方は左のメッセージからどうぞ  無料で取り次ぎます(笑)

おもしろい喫茶店があるから行こう と誘われました
雑貨のお店のその奥に喫茶室がある
最近よく見かけそうな雰囲気
でも、やってるのかやってないのかわからん
「どうぞ」の看板と「CLOSED」の両方が出てる
でもドアを開けたら どうぞ の方でした
余裕で仕事してる感じ
他のお客は皆無
僕ら二人。
コーヒー300円なのにポテトチップスとかかりんとうとか海苔巻きあられとか普通のひと袋がおつまみ
僕は好きな「東ハト オールレーズン」ひと袋 普通100円くらいはするはず

ここで2時間弱しゃべりとおした
彼とは話し出すといつもこうなる
僕より5歳も年上だった
12月に65歳だそうだが10歳は若く見える
僕もそう言われたことを一応付け加えとく(笑) 知ってる人は余分なコメント入れないように

今、木工のほかにデイサービスの運転手もしてるそうだ
身体も鍛えてるし、チェロもやる木工職人


帰るときに、ママさん?と雑貨部門の話をした
僕が唐突に「チェロ型の看板 (売り物として)お店の隅に置かせてください」と言ったらOKが出た
今まで何回かこの店を利用してた彼の木工作家としての部分を彼女は知らなかった

すぐに家へ帰ってこれをお店に持ってゆくことになって、まず写真
 これは焼き杉です
売れるといいけど・・・


次に春日井の人形関係の木工所のおやっさんのところへ・・・
長くなりそうだから またの機会に


ここで終わらん

帰ったらまだ5時頃だったんで自転車で鶴舞公園へ向かった
久しぶりに図書館へ

分厚い本に圧倒される
宮部みゆき読んでみたいけど、ああこの生活してる中で2週間じゃ無理だぁ
入院してたら楽勝なんだけど 
なんて思いながら、東野圭吾の短編小説を2題椅子に座って読んだ
借りるほどの話でもないか・・

今日は手ぶらで帰るかな・・・ と思いながらある棚に目が行った
古くて新しい文庫本
7月25日に入ったばかりの印が押してある
ページを繰ってみるとまだ一度も開いてない感触がある
裁断された時に絡み合った偶数ページと奇数ページが下の方で初めて別れる
誰かが開いた事のあるところにその感触は無いが、僕が初めて開いたページがあるのがうれしい
それが素敵だったので
これなら二週間で読めると思ったし(笑)


       



智恵子の26歳の時の写真があった
光太郎はこの人に恋して いくつかの言葉を生んだんだ・・・






             西日のスポットライト
           








コメント (2)
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