木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

昼休み

2013-08-09 22:58:14 | 家族
最近仕事場のテレビ、電波状態が良くなくてNHK総合か中京(日テレ)しか映らん
調子がいいとテレ朝系のメ~テレ、もっといいとフジ
もっといいとテレビ東京、もっともっといいとNHK教育 ってな具合だ
それでも別にかまわん
どっちかっていうと僕はパソコンの画面見てるし、息子はスマホを見てる
でもこのところ息子は「あまちゃん」の時間になると注目してるって感じか

今日はNHKニュースの後、そのまま番宣みたいな放送だった
そこに出てたタレント
彼の名前を聞くと、どうしても思い出す出来事がある


小学2年の頃だったと思う
僕は小さい時から母親の実家に預けられる時が多かった
自分ちは木工所で、じいさんもばあさんも勿論親父もおふくろも仕事、仕事
おまけにすぐ下に妹がいたんで、家から車で調子が良ければ数分で行ける母親の実家で過ごした
そこでの友達もしっかりいて、子供としては別に不自由なく楽しく暮らせるところだった

ある日、ちょっと年上の友達に「ついて来い!」と言われて、着いたところはお寺だった
そこには立派な土俵があり、何やらたくさんの人が集まっていた
「今から学年別の相撲大会を開催します」
僕はよそ者だし、見てるだけだな と思ってたのに、
「ひでちゃん、順番来たよ」
否も応もなく、土俵に引っ張り出された
自分がどれだけ相撲を取れるのか、見当もつかなかった
ところが、足腰のしっかりしてた僕は簡単に・・・4連勝だったかな?
しちゃって優勝してしまった

賞状をもらえるらしくて、名前を聞かれた
小2の僕は必死に考えた
ホントの名字を言ったら、ここの子じゃないことがばれて、優勝はなかったことにされるかもしれん・・・
で、思わず出したのが、そのばあちゃんのところの名字と自分の名前
それがそのタレントと同姓同名ってわけ


賞状、見せたくなかったけど、帰って来てばあちゃんたちに見せた
みんな笑いながら「お~~ぅ、うちの子だなぁ」
そんな後ろめたかった話を息子にした



「なんかわかる、子供っていろんなこと考えるよね
 オレ小さい頃、迷子になって
 おかあさ~~ん って呼ぶ前に考えたもん
 それじゃ誰のおかあさんかわからんな・・・ で
 ユウスケのおかあさ~~ん、ユウスケのおかあさ~~ん って呼んだんだよね(笑)
 おふくろ、どっか冷たいとこあって、そのままにされそうな気がしてたし」

「んなことね~ぞ、あれでもユウスケが小さい時は、お前ほど大事にしてたものはなかったぞ」

「まぁ、そういう部分もあった ウンウン」


昼休みの親子の会話
落ちもなんもないけどね~
コメント (4)
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