木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

難民

2015-09-15 23:56:06 | 社会
ヨーロッパに難民が大量に押し寄せている
大量にだ
代表格のドイツには一番多くの人たちが希望しそしてそこを目指しているという
ドイツ自身は人手不足が基本にあって最初はそれを歓迎していた

ナチスドイツだったドイツはナチスを捨てた
自分たちが選んだはずのヒトラーは自分たちとは関係ない違う指導者だったとして
当時とは違う国民だと断定しているから
周りの国々への補償はほとんどしてないという
みんなナチのせいで自分とは関係ない
自分たちは迫害したユダヤ人を始め、すべての人に対して博愛の心を持つ立派な国民だと

だから難民に対して受け入れる気持ちは十分にあるしそうしてきた  と言う
少し意地悪な見方をすると、ドイツはユーロにあって唯一得をしてきた国だ
普通にマルクを使ったままだったら、今頃マルク高でとても輸出での利益はこれほど得られなかっただろう
でも、出来んボーズのギリシャやポルトガルやスペインやイタリアのおかげでユーロは安いまま
輸出品の値段は落ちないまま、わが世の春を謳歌してきた
その間、ギリシャには温情を見せながら、締めつけることも忘れない
でも本当はこれらの国が健康体ならドイツ自身の貿易黒字はこんなに高くなかったはずなのだ
自分はギリシャを責めながら実はそのおかげで裕福になっている

そう、仕事がうまく行ってるから人手が必要でそこそこの難民なら安く使えてウィンウィンだった
でも難民が多すぎるといろんな歯車が狂ってくる
しかも彼らの宗教はイスラム教だ
それがいけないと言うより全く違うそれと言うことは国内にいろいろな軋轢を生じる
一番簡単な図式は一般の普通労働者
仕事を難民に分け与えられる
ただそれだけならいいが人手が足りてくれば当然のごとく工賃の低下が生まれる
収入の頭打ち やがて低下が始まるかもしれない
今は多分そのあたりの位置なのだろう

一時、積極的な受け入れが止まったような・・・
そこにある女性ジャーナリストによってもたらされた一枚の写真
この一枚の写真がまたドイツ国民の心に火をつけた
難民の受け入れはしなくてはならないと


シリア難民 男の子の死
http://tanrouan70.hatenablog.com/entry/2015/09/08/184042
死体の写真だから見る人は心してクリックください


この一枚の写真によってまた難民受け入れに積極的になったドイツ そしてユーロの国々

果たして上手く国が成り立ってゆくのだろうか?

難民を受け入れる
すごく難しいことだ
生活習慣すべてが異なる人々をどんな形で受け入れられるのか
日本はもっと積極的に受け入れるべきという意見もわかるけど実際にその場になれば大きな困難を迎えるのではないでしょうか
実際のところ中東の人を迎え入れるまでいくのかどうかわからない

しかしもしも・・・一番あり得るのは北朝鮮の崩壊があるかも
その時にそのすさんだ心の住民たちが日本を目指すかもしれない
その時あなたならどうする?

僕自身はいろいろ見てきてるから受け入れたくないけど、そうも言っておられないんだろうか

コメント (4)
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