木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

ネット販売

2020-06-27 09:20:59 | ネット
この前持続化給付金のことを書いたときについでに記録した木製鏡餅のこと
昨夜自分のところでできる仕事の仕方でその見本を渡しました
いつも金曜日に行ってるカラオケ店の近くの会社ですのでそこに呼び出して手渡し
カラオケ店でではなく一階のミスドの前の椅子席
カラオケの入室手続きをした後に一階に降りてそこで商談しました。
依頼は木を鏡餅の形に荒どりするだけでその後自社でそれを研磨して製品に仕上げるということ
今までやっていた金額を最初に提示されてましたからそれで仕事になるか否か
カッター代支給ということだったので十分にやっていけると思いました。
この木工所さんは楽天市場に出店されていて、元々問屋さん卸だったのが最近は数が減ったのでそれでは商売にならず
直接お客さんに届けられるネット販売に切替えたのだそうです
今はそれが中心で製作する側からの値段設定であり、こちらの意見は尊重して頂けるような感じです。
一時間足らずですが息子より2歳若いこの木工所の娘婿殿との会話がなかなか面白かったです。
彼は以前不動産の賃貸仲介の仕事をしてたようでそっちの話も盛り上がりました。
その後名の知られたスポーツ用品の店に転職してましたが、地方への転勤を示唆されてから「嫁と子供をとった」そうです
その嫁さんがこの会社の社長の娘で在職中にネット販売の基礎を築いてそれが順調に伸びたのを見てこの仕事の将来性を感じたとのこと
僕ら普通の木工所をやってゆくだけでは尻すぼみですがこうやって活路を見出すところがある 世の常ですか?
今回の自粛で一般のお店は大打撃でしたがこの会社はガーデニング商材を中心に過去最高の売り上げを記録したと誠に信じられない話を聞かせてもらいました。
在庫切れ続出で職人さん捜しをしてたと
僕の作ってた鏡餅はそれはそれで別物として興味を持ってもらったようでいくつか買ってもらえる雰囲気です。
まだどうなるかわかりませんが世間を見るという点でとても勉強になる若い人との会話。
また続けられると嬉しいです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする