☆ 住 吉 大 神 浄 め 給 う ☆

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『 大東亜戦争の実相 』 瀬島龍三 著  PHP出版社 1998年(平成10年)

2020-02-02 14:11:25 | 紹介

本書は、著者が1972年11月、米国ハーバード大学において、
国際関係学者約50人を前に、「1930年代より大東亜戦争開戦までの間、
日本が歩んだ途の回顧」というテーマで行った講演録である。

「統帥権」をうまく機能させていた元老がいなくなることで、
明治憲法の構造的な欠陥が、様々な対立を生むことになったこと等
とても示唆に富む内容となっている。

「 私は、日清、日露戦争は 日本の国防上、極めて重要な朝鮮半島での問題から
発展し起きた戦争、満州事変は ポーツマス講和会議に基づく満州における我国の
権益の保存、支那事変は 満州国の安全と保衛のためのもの、大東亜戦争は
自存自衛の戦争だったといえると考えます。 」