本当の美しさは、深切な愛の行（おこな）いの内に輝く

無我になって、心の奥底に深く切にあるところのものを本当に尽すところに、


そこに本当の光というものが出て来るのであります。



無我になるところに、仏であり、神であるところのものが出て来るのであります。



すると容貌（ようぼう）、態度にも、仏の光、神の光が出てまいります。




ひかりの言葉　　新選谷口雅春法話集 3 『 幸福の原理 』　谷口雅春先生

人間は 「 無限力 」 の持主である

人間には無限の力が宿っている。

無限の智力（ちりょく）が宿っている。

無限の能力が宿っている。


併（しか）し、それを掘り出す者は少ないのだ。

掘り出したものだけが向上し、出世する。


あなたは他（ひと）に求める前に、

自分自身に求めようが足りないことを省みなければならないのです。


まだまだあなたの力は出るのです。




ひかりの言葉　　『 新版　真理 』 第一巻 「 入門篇 」　 谷口雅春先生

神、祖先、父母への感謝報恩が全ての人の生活の基礎である

人間が幸福に生活するための基礎工事は

生命の基礎をしっかりさせることであります。


神 ・ 祖先 ・ 父母 を通して生かされて この世に出現している私たちは、


神 ・ 祖先 ・ 父母 に対して感謝報恩の念を起し、


神 を礼拝し、祖先供養 を怠らず、父母に深切を尽すとき、

その人の生活の基礎が定まったのである。



ひかりの言葉　　『 真理は生活にあり 』　谷口雅春先生

神の大道（たいどう）に載（の）るとき、如何なる場合にも行き詰まりはない

神は大道であって、この“道”に載るとき、私たちは如何（いか）なる場合にも、

行（ゆ）き詰（づ）まるということはないのである。


では、大道に載るには如何（いか）にすべきであろうか。


祈るがよいのである。



自我(じが)の観念（かんねん）を棄（す）て去り、


ひたすら神と一体ならんことを期（き）し、


神想観し、神と融合（ゆうごう）する心境でいるのがよいのである。



ひかりの言葉　　『 聖経版　真理の吟唱 』　谷口雅春先生

「 求める心 」から「 与える心 」に変ると幸福になる

この世の中には、「 奪うものは、奪われる 」という「 法則 」がある。


これを言いかえると、「 与える者は、与えられる 」という「 法則 」でもあります。



私達が、「 与える 」心を起して、人に深切をし、豊かな心になっていると、

多くの人々から深切にされたり、与えられたりして、豊かになるのであります。




ひかりの言葉　『 感謝の奇跡 』　谷口清超先生

神は 「 自己の努力 」 の中に顕（あらわ）れたまう

魂の底の底なる深き願いは必ず成就するのである。


併（しか）し、「 屹度（きっと）、神様が成就させて下さる 」と信じて、

それが成就するに必要な 「 自己の努力 」を棄ててはならない。



「 神はみずから助くる者を助く 」という古諺（こげん）があるが、


「 あなた自身の努力 」のすがたとあらわれて

「 神の力 」が迸（ほとばし）り出るのである。



ひかりの言葉　　『 新版　栄える生活365章 』　　谷口雅春先生

明るい言葉のあふれる家庭に善い子供が育つ

子供は、鋭敏な言葉の感受装置であるがゆえに、

子供の側（かたわ）らで善きことを話すのは非常に善き効果があるのである。


成人の魂の奥底にきざみつけられている深切や、

いたわりや、愛や、偉大なものに対する憧憬の大部分は、

幼きころに、特に母の和顔（わがん）愛語（あいご）が生みつけてくれた精神的影響であるのである。



ひかりの言葉　　『 生命の實相 』頭注版第14巻　谷口雅春先生

「 富 」 とは、人を幸福にするアイディアの実現である

宇宙には神の無限の智慧が充ち満ちており、

繁栄を欲する人は

此の宇宙に満ちている「人を幸福にする無限のアイディア」に

波長を合わすようにしなければならないのである。


「人を幸福にするアイディア」に波長を合わすには、

自分がやはり「人を幸福にする心」を起こさなければならない。



ひかりの言葉　『 新版　希望を叶える365章 』 谷口雅春先生

「 生きている 」 とは 「 生かされている 」 ことである

人間は、自分ひとりの力で生きているなどと

個人主義的なことをいっても、それはウソであり、

神と先祖と父母との 生命と智慧と愛とに

生かされ 導かれ 護られて “生かされている”のであります。


今ここに生きているということは、

同時に今ここに生かされているということを

言い換えたに過ぎないのです。



ひかりの言葉　　『 真理は生活にあり 』 谷口雅春先生

人を拝め、自分を拝め、みんな神の子だ

人の悪口をけっして陰（かげ）でも喋（しゃべ）ってはならない。


言葉は種子であるから、

悪を喋れば悪が出てくるのである。


すべての人に対して、愛と敬（けい）とをもって

その人の幸福を祈るべきである。


万人（ばんにん）は神において一体であり、

彼の不幸は必ずや、彼と一体であるところの自己の不幸となって

現（あら）われて来るのである。



ひかりの言葉　『 生命の實相 』 頭注版第38巻　谷口雅春先生

愛はすべてを好転する万能薬である

若（も）し、あなたの心の内に、

本当に「神の生命」が生きていることが

自覚されるならば、


すべての生物に対して、やさしい愛の心が

起って来るはずであります。



本当に自己に宿る神の愛を神想観によって念じ、

それを実感し得るところまで到達するならば、

一切の不調和は必ず消えさるのであります。




31　光明生活の日訓　昭和59年版　『 幸福をひらく鍵 』　谷口雅春先生

困難が来たとき心を神に向わせよ 必ずあなたを導き給う

困難が来るのは、人間を悩ますためではなく、

人間の魂をみがくために来るのです。


困難から逃げ出そうと思ってはなりません。


自分では乗り切れない困難に面したとき、

祈りによって神にあなたが振り向けば、

神があなたを導いて下さいます。


内から自然に催してくる智慧が あなたを導いて下さいます。



30　光明生活の日訓　　昭和59年版　　『 栄える生活365章 』　谷口雅春先生　　

全体の祥福のために行動するとき あなたの永遠の繁栄が訪れる

自己のためになることばかり考えて行動しておれば

決して人間は本当に幸福になることも出来ないし、


一時の成功はかち得ても、

末永き永遠の勝利はあり得ないのである。



神はすべてのすべてであるから、


あなたが全体の祥福（しょうふく）のために行動するとき、


神の祝福の波長に同調して 永遠の繁栄が訪れるのである。



29　光明生活の日訓　 昭和59年版　『 希望を叶える365章 』 　谷口雅春先生

わが子を神の子と尊敬したとき 本当に神の子として顕（あらわ）れる

子供は神の子であるから 「 神 」すなわち 「 真理 」であり 「 道理 」である。


わが子に宿っている道理（どうり）を拝む。


拝む気持になって 尊敬しつつ

柔（やさ）しく 道理を説いてきかさねばならない。



「 あなたは神の子である、善の子である、道理そのものである 」と

認めて 拝んだら 本当にそれが表面に顕れて良くなってくるのです。



28　光明生活の日訓　昭和59年版『 生命の教育 』 谷口雅春先生

常に微笑を以て人を祝福せよ 幸福が訪れて来る

私たちは嬉しいからニコニコ笑うけれども、

ニコニコ笑うと嬉しくなるものであります。


笑顔が、筋肉が膠着（こうちゃく）して暗い心に閉ざされた

心の窓を開きます。


常に心に微笑をたたえ、表情に微笑を以（もっ）て

周囲を祝福していると、“笑う門には福来る”というように

福の神が訪れて来るのであります。



27　光明生活の日訓　昭和59年版　『 奇跡を生ずる実相哲学 上 』　谷口雅春先生