☆ 住 吉 大 神 浄 め 給 う ☆

天皇陛下、ありがとうございます。ご先祖の皆様、お父さん、お母さん、家族の皆様、ありがとうございます。

唯一の善は飛躍することである

2019-03-20 22:27:36 | 今日の光明法語
人間の小知(しょうち)は決して全法界(ぜんほっかい)に達せざるが故に、根本的には善を
なすことが出来ない。・・・人時所(にんじしょ)の三相応(さんそうおう)を得(う)ることが
出来ないのである。そこで唯一の善は飛躍することである。・・・禅宗では公案(こうあん)を
つくり殊更(ことさら)に矛盾難問を構えてこの飛躍の修行をするのである。・・・

・・・右(みぎ)するも滅び、左(ひだり)するも亡びるのである。形の上では逃(のが)れる道は
ない。不可不(ふかふ)の法則が両方から追い迫ってくるのである。縦横厚みの三次元空間に生活して
いる限り、逃れる道は断たれている。もう絶体絶命である。吾々はこの三次元空間を飛躍するほかに
生きる道がない。そこで飛躍が行われる。吾々の生命はこの時、不可不の法則以外の世界に於ける
自分を発見する。・・・

・・・形に捉(とら)われず、空(くう)に捉われず、自由自在ということにも捉われず、
それではどうすれば好(よ)いか、亡言絶慮(もうごんぜつりょ)、絶体絶命である。
一切の空間的認識の私的立場(‘自分の角度から見た’判断)から脱して、法的立場又は
宇宙的立場からの「思い」と行為とがそこに顕現する。

法的立場から叩(たた)き伏(ふ)せるべきものは叩き伏せるし、生かすべきものは生かすし、
看過(みの)がすべきものは看過がすーそして、それで人時所相応の「善」となるのである。

「 神があらわるれば善となる 」のであって、吾等(われら)はまず「 神 」を把握しなければ
「 善 」を顕現することも出来ないし、「 調和おのずから備わる 」ところの人時所相応の善を
奉行(ぶぎょう)することも出来ないのである。

谷口雅春先生
新編 『 生命の實相 』 第23巻 倫理篇 「 永遠価値の生活学 」 上 192~197頁




実相本源の神に結びついた経済生活

2019-03-19 16:50:48 | 今日の光明法語
「 物 」(例えば二酸化炭素)の存在を抑制するために、何か経済活動を抑制しなければ
ならないように漠然と思いこんではいないか。

< 「 生長の家倫理学 」 では、「 物 」の存在に引っかかって 人間の創造力を
枯渇(こかつ)せしめるような出し惜しみなどをば 美徳とは認めない >

< 創造の無限、供給の無限 ー の実相、「 与えれば与えられる 」「 生命力は出せば
それが富にかわる 」という真理を悟った上で、形の上では千変万化(せんぺんばんか)して
来るのであります。>

例えば、肉食の好きな方には、本物そっくりの肉味の栄養も同時に摂れる食品も開発される
でしょうし、 「 実相本源の神に結び付いた経済生活 」となるとき、形の上では、無限に
展開してゆくのではないか。

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「生長の家」では、本来「物質」は無いということを各方面から証明しているのでありますが、
その〝無い〟物質から生命の歓(よろこ)びが得られるはずはないのであります。

本当の歓びは「無い物質」に心を捉(とら)えられなくなったとき、ただ大生命からのみ
得(え)られる。大生命の恩寵(みたまさきはえ)が影を映(うつ)して、現象界に「物」の
無限流通となってあらわれる。

それを知るが故に「物」無限に〝あり〟ながら、〝あり〟とも思わず、〝無し〟とも思わず、
用(よう)に従い、時に従い、使用するに従い また無限に循環する ー これが 実相本源の神に
結びついた経済生活なのであります。

だから「 生長の家倫理学 」 では、「 物 」の存在に引っかかって 人間の創造力を
枯渇(こかつ)せしめるような出し惜しみなどをば 美徳とは認めないのでありまして、

そういうふうな形には捉われないので、創造の無限、供給の無限 ー の実相、
「 与えれば与えられる 」「 生命力は出せば それが富にかわる 」という真理を悟った上で、
形の上では千変万化(せんぺんばんか)して来るのであります。

谷口雅春先生
新編『生命の實相』第23巻 倫理篇 「永遠価値の生活学」上 120~121頁




毛虫(けむし)が蝶々(ちょうちょう)になる

2019-03-15 07:53:58 | 今日の光明法語
『 毛虫が蝶々になる 』 のお話は、徳久克己先生の「幸福への道」と題する御講話に
出てきますが、谷口雅春先生のご著書にも書かれていたように記憶しております。

「毛虫の如く、人があらわれたら、必ず、蝶々になることを信ずる」というものです。
「毛虫を嫌ったら、蝶々を見ることはできない、毛虫の中に蝶々のいのちが宿っている」
「毛虫のいのちと蝶々のいのちはひとつである」

個人指導の際に、「あなたは神の子だから、必ず良くなる」と信ずることであります。



成道の日 ー 燃ゆるが如く  尊師の偉大なる ご生涯

2019-03-03 19:36:25 | 今日の光明法語




「 物質はない ! 」 と その声は 言った。

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では、心は ‘ ある ’ であろうかと思うと、その瞬間、

「 心もない ! 」 と その声は 言うのだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「 心もなければ 何も無いのか 」

と私は 再び その声の主に たずねた。

「 実相がある ! 」

と その声は ハッキリ答えた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「 では、実相とは なんであるか 」 とわたしは 訊(き)いた。

「 実相とは 神である。

‘ ある ’ ものは ただ神 ‘ のみ ’ である。

神の心と、神の心の顕現のみである。

これが 実相だ 」

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わたしの眼の前に

輝く日の出の時のような光が

燦爛(さんらん)と満ち漲(みなぎ)った。


( 谷口雅春先生 『 生命の實相 』 自伝篇より )


『 生長の火をかざして 永遠の谷口雅春先生 』

「 燃ゆるが如く 尊師の偉大なる ご生涯 」( 36頁~37頁 )