☆ 住 吉 大 神 浄 め 給 う ☆

天皇陛下、ありがとうございます。ご先祖の皆様、お父さん、お母さん、家族の皆様、ありがとうございます。

認めるものがあらわれる

2016-04-30 21:26:08 | 今日の光明法語

希望実現のための“心の法則”の第一は、「 みとめるものがあらわれる 」と
いうことである。諸君は、今あらわれている現象の有様(ありさま)を、
究極的に真実そのままの姿だと思っては ならないのである。

現象には 真象と偽象とがあり、真偽混淆(しんぎこんこう)して
二重写しの写真のように、本来の実相が曇らされ、歪められて
あらわれているのである。

真象とは『 甘露の法雨 』の冒頭ちかく示されているところの
「 神の『心』動き出(い)でてコトバとなれば一切の現象展開して万物成る 」と
あるところの「 神の想念 」の展開としての現象である。

この「 神の想念 」の展開としての現象は即ち“ 真象 ”であって、
実相世界に神のコトバが展開して成就せる世界である。

そしてその真象の世界に於いては「 神があらわるれば 乃ち 善となり、義となり、
慈悲となり、調和おのずから備わり、一切の生物 処を得て争うものなく、
相食むものなく、病むものなく、苦しむものなく、乏しきものなし 」と
『 甘露の法雨 』に示されているが如き万徳円満の世界なのである。

しかしこのような万徳円満の世界が真実の象(かたち)(真象)として
実在しているに拘らず、それは「 認めなければあらわれない 」のである。

不完全な偽象の世界を超えて、この真実の象の世界をみとめるために、
皆さんは、肉眼を閉じ、心の眼(め)をひらいて実相を観ずる「 神想観 」を
毎日怠らず実修するがよい。( 拙著 『 詳説・神想観 』参照 )


『 人生の秘訣365章 』( 93頁 ~94頁 ) 谷 口 雅 春 先 生
“ 夏 ” 人生支配の秘訣 4月 ・ 希望実現のための法則 

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世界平和を祈ると共に三百万の胎児を見殺しにできない

2016-04-27 20:17:45 | 今日の光明法語

吾々が政治運動に踏み切ったのは、中央にただ一つの中心があり、
その中心は神意を受けたる神聖中心であり、すべての民族、国家、国民、
悉(ことご)くその神聖中心に帰命(きみょう)し奉りて
調和して繁栄せる万徳円満の理想世界の招来を希望して、
その実現を心に描いて神想観し、祈りつづけて来た結果、
その実現の行動化の過程として内から“ 催(もよお)し ”て来たところの
自然的運動に ほかならないのである。

宗教家が山に籠(こも)って座禅瞑想のみに終始し、或いは教会で祈っているだけで、
何の行動化をも起さなかったならば、毎年三百万人前後の胎児が母胎の中で惨殺されて
引きずり出され、コマ切り肉のようにして棄て去られている悲惨なる出来事を
停止させることもできないのである。

われわれが祈っておれば「誰かが行動を起してくれるであろう」などと、
責任を他に転嫁して 自分は何も行動を起さないのは卑怯なのである。
吾々は卑怯であったり、偽善であったりしてはならないのである。

人類救済に誰かが行動を起す必要があるならば 先ず自身が行動を起すべきである。
地上天国実現に、誰かが行動を起さなければならないならば、先(ま)ず自身が
行動を起すべきであるのである。


『 人生の秘訣365章 』( 98頁 ~99頁 ) 谷 口 雅 春 先 生
“ 夏 ” 人生支配の秘訣 4月 ・ 希望実現のための法則 

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人類意識の妄念を断ち切る祈り

2016-04-27 00:32:16 | 今日の光明法語

私は神の子である。神の子であるというのは 神によって創造(つく)られたる
“ 被造物 ”という意味ではないのである。神の生命の“ 自己延長 ”ということであり、
神の全徳の継承者であるということであるのである。

それゆえに私は、神の全智を身に体(たい)し、必要なときに必要な善き知恵が
わき出て来て、どんな困難な問題でも快刀乱麻を截(た)つがごとき爽快さで
処置して解決することが出来るのである。

また私は神の全徳の継承者として 神の無限愛を自己の内に包蔵し、
すべての人類、すべての生類に対して無限の愛と無限の慈悲とを実践するのである。
自分に触れるところのすべての人々は、感電するがように私の無限の慈愛の想念の波を
感受し、たちまち無限に愛深き人となるのである。

また私は神の全徳の継承者として、神の生命の延長として、神の最高の自己実現として、
完全健康の生命を有するのである。それゆえに私は如何なる時にも病気になることも
老衰することもないのである。

若(も)し病気とか老衰とかの現象が わが身にあらわれるならば、それは自分の生命が
病気になっているのでもなく、自分の生命が老衰しているのでもなく、
人類意識の中にある“ 病気 ”の想念 又は“ 老衰 ”の観念が、
私の脳髄のアンテナに感受されて、それがわが身という受像装置に姿を
あらわしているに過ぎないのである。

もし病気や、老衰が わが身という受像装置に姿をあらわして来たとき、
その有様を消し去ろうと想うならば、自分の心の波長を変化すればよいのである。
即ち「 人間は病むべきもの、老いるべきもの 」という人類意識に、
今まで波長を合わしていた自分の心の波長を一転して、神の延長であるところの
自分の実相に波長を合わすようにすればよいのである。

妄想を吐き出して 自分の心を浄めることを懺悔というのである。病気あり、
老衰あり、不幸あり、災厄ありなどということは 人間の実相ではなく、
人類意識の妄想であるから、それを浄めるには 懺悔すればよいのである。

如何にして懺悔すべきか。これに対して『 観普賢菩薩行法経 』は答えていうのである。
「 懺悔せんと欲せば端坐して実相を念(おも)え、衆罪は霜露(そうろ)の如し、
慧日(えにち)能(よ)く消除す 」と。

それゆえに 私は常に怠らず一定時間、端坐して神想観を実修し、
実相世界の普遍なる神の全徳を光明遍照の中に礼拝し想望し、
神の無限の智慧と愛と生命と供給と歓喜と調和が自己のうちに
常に流れ入(い)りて 充ち満てる有様を観ずるのである。

その時、人類意識の中に存する老病死その他一切の悪しき妄想に同調して
いた私の想念は消え、人類意識中の妄想は わが存在から完全に遮断され、
完全円満なる実相にのみ わが心は同調し、ここにこの身に新しき天国浄土が
実現するのである。ありがとうございます。


『 聖経 続 真理の吟唱 』 ( 208頁~211頁 ) 谷 口 雅 春 先 生




神との一体感を深めること

2016-04-26 18:45:37 | 今日の光明法語

ただ神のみを見、ただ神のみに倚(よ)り頼れ。
そして神を自己に浸潤させ、浸透させ、自己を神と一体ならしめるのである。
そのとき、あなたの過去の一切の業は拭い去られ、悪しき習慣は消え、
性格が一変し、生活全体の雰囲気が変ってしまうのである。

あなたは人間が世界を見るようにではなく、神が世界を見るように、
この世界を完全の相(すがた)に於いて見、すべての人間の実相の完全さを見、
それを実現することができるようになるのである。

あなたの人生観は明るくなり、容貌は明るくなり、雰囲気は明るくなり、
周囲の人々は、あなたを徳(とく)とするようになり、
あなたを信頼するようになり、事情は好転し、新しく明るい方向に
問題は解決することになるのである。


『 人生の秘訣365章 』( 74頁 ) 谷 口 雅 春 先 生
“ 春 ” 積極生活法 3 月・ 神の世嗣としての自分 

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神の光は全相を照らす智慧である

2016-04-23 22:46:42 | 今日の光明法語

神の智慧は太陽の光のようなものであって隈(くま)なくこの世界を
平等に照らすのである。人間の頭脳智は、恰(あたか)も懐中電灯の
光のようなものであって、眼先(めさき)の小部分だけに光を投げかける。

そして、なかなか全体からの連繋(つながり)が分からないのである。
全体からの連繋がわからないから人間の小智才覚でやったことは
一時は 旨(うま)く行くように見えるが、視野のとどかなかった所から、
予想もしなかった問題がでて来て、折角(せっかく)うまく行きつつあった
行程(こうてい)が途中からくずれ去ってしまうことがあるのである。

これに反して神の智慧は その光が全領域に行(ゆ)きわたり、
この一点を今、こうして置けば、今はよくないように見えていても、
やがて全体が動き出して、このような好結果があらわれるという事を
知っていて導き給うのであるから、終局的には失敗するということは
ないのである。

そのような智慧を得るには、やはり神想観を毎日怠らず実修して、
神との一体感を深めておくほかに仕方がないのである。 
( 拙著『 詳説・神想観 』 参照 )


『 人生の秘訣365章 』( 279頁 ) 谷 口 雅 春 先 生
“ 冬 ” 人生の道 11月 ・ 大宇宙に満つる癒力 

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朝起きて先ず為すべきことを

2016-04-23 11:42:02 | 今日の光明法語

朝起きたならば、何よりも先ず、自分の心の調律を為(な)すべきである。

実相無限に完全なる世界に波長を合わし、実相無限の智慧に波長を合わし、
実相無限の愛に波長を合わし、実相無限の供給に波長を合わし、
実相無限の歓喜の世界に波長を合わし、実相無限の調和の世界に
波長を合わすようにすべきである。

それが神想観の実修である。かくして實相無限の調和に波長を合わすとき、
心も身体もともに最も力(りき)みのない状態となり、凝(こ)りや
偏(かたよ)りは なくなり、心も身体も疲れることなく、
何事も的確な判断をもって迅速に行うことができるようになるのである。

『 人生の秘訣365章 』( 83頁 ~ 84頁 ) 谷 口 雅 春 先 生
“ 春 ” 積極生活法 3 月・ 神の世嗣としての自分 

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「明るい心」は希望実現の総括的条件である

他を憎しみ、他を呪えば、その憎しみ、その呪いが自分に返って来て、
自分を傷つけるのであるが、その反対に他を祝福し、他の人の幸福を祈り、
他の人の成功を祈り、他の人の健康を祈れば、その祈りは自分に返って来て、
自分自身が祝福され、自分が幸福となり、自分の事業が成功し、
自分自身の健康が増大するのである。

そしてその祈りをなすとき、必ず明るい心をもって必ずそれが成就すると
確信して祈るのがよい。「明るい心」を失った祈りは、成就しないことに
なるのである。黒住教祖宗忠は「何ほど信心致し候とも、心いずみ(沈鬱に
暗くなること)候ては何の甲斐も無之候」と教えているのである。

希望実現のすべての条件がととのうとも、この「明るい心」を失ったら、
その希望は実現しないかもしれないのである。
あなたの希望を実現する第十六条は明るい心をもつことである。

毎朝、鏡に向って、にこやかな笑顔をし、「 私はこのように幸福で楽しいのだ 」と
思って明るい心になって“今日”をお迎えなさい。
“毎日”を悦びの笑顔をもって迎えなさい。


『 人生の秘訣365章 』( 115頁 ~116頁 ) 谷 口 雅 春 先 生
“ 夏 ” 人生支配の秘訣 4月 ・ 希望実現のための法則 

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神に於いては、万策の尽きると云うことはない

2016-04-22 21:12:52 | 今日の光明法語

「 既に万策つきて、事態はただ破局への一途(と)を辿(たど)りつつある 」と
云うような時になすべき事は、その「 万策(ばんさく)」をすっかり棄(す)てて
しまって、心をクラリと一転して“ 光 ”の方へ振り向くと云うことである。

その「 万策 」とは 不完全な近視眼的な智慧 ― 現象に捉えられ、
現象に引きずり廻(まわ)されていた智慧のことである。

そのような近視眼的智慧で、現象に引っかかって 引きずり廻されるから、
破局の方に近づいて行くほかはないのである。

そんな人間智慧を棄てて、神なる“ 全能の智慧 ”の方へ振向けばよいのである。
それを“ 光に振り向く ”と謂うのである。そして自分自身を神の中に投げ入れ、
自己を“無”にして神意(みこころ)の中に自己を熔融(ようゆう)してしまうがよい。

神意(みこころ)の中には一切の“ 悪 ”も“ 不幸 ”もないのである。
そして「 万策が尽きる 」と云うこともないのである。
必ず、自分の中(うち)からも、自分を取り巻くすべての事件の進行の中(うち)からも
神の智慧がでて来て問題を解決して下さるのである。


『 人生の秘訣365章 』( 79頁 ~ 80頁 ) 谷 口 雅 春 先 生
“ 春 ” 積極生活法 3 月・ 神の世嗣としての自分 

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陰極は必ず陽転する

2016-04-21 15:55:46 | 今日の光明法語

暗黒は光明のあらわれる始めであり、台風は其(そ)の一過(いっか)後の
晴天のあらわれる始(はじ)めである。

「 必ずよくなる。必ずよくなる。神は 此の暗黒を切り抜けるための智慧を
与えて下さるのである 」

暗黒が如何(いか)に濃く垂(た)れこめて、あなたの前途に蔽おうとも、
毎日、毎時、この念をなし、つねにこのように祈りつつ、眼の前にある仕事の
解決に全力を注いで行くようにするならば、その祈りの想念は
宇宙に漂う“ 建設的な実相の想念 ” と波長が合い、実相世界から其の暗黒を
吹きはらう光の念波が天降(あまくだ)って来て、その解決に必要な要素が
自然に ととのうて来ることになるのである。

如何なる困難と雖(いえど)も、困難は実相の世界には無いのであるから、
私たちが 実相世界の光の念波に波長を合わして 自然に導かれる過程に従って
行動さえすれば、必ず暗黒を消して光明輝く成果を挙(あ)げるときが来るのである。


『 人生の秘訣365章 』( 139頁 ) 谷 口 雅 春 先 生
“ 夏 ” 人生支配の秘訣 5月 ・ 心で人生を支配せよ 

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明るい「想念の使者」を送りましょう

どんな種類の「想念」を使者として送ろうか。これがあなたの人生を
左右する根本となるものなのである。

その「 想念の使者 」の選び方で、或(あ)る使者は、嶮(けわ)しい道を、
なだらかな道にしてくれるし、或る「 想念の使者 」は 折角(せっかく)
平坦な道に、障壁(しょうへき)や妨礙(ぼうがい)を築いてくれるのである。

そんなに「 想念の使者 」というものは 有力なものであるから、
あなたは余程、毎日 毎時 何を想うかに注意しなければならないのである。

苟(いやし)くも、不幸が来るとか、病気になるとか、不景気に襲われるとか
思ってはならないのである。どんなに現在 悪いように見えても、

「 これは善いことが来る前兆である。一番暗い丑満時は黎明のはじまりである。
今 私の明るい“ 想念の使者 ”が 今 自分に幸福と繁栄とを作り出して
持って来てくれつつあるのである。」

と念じて、暗い想念を打ち消して 明るい「 想念の使者 」を宇宙に
送り出すようにしなければならない。


『 人生の秘訣365章 』( 142頁~143頁 ) 谷 口 雅 春 先 生
“ 夏 ” 人生支配の秘訣 6月 ・ あなたは運命の主人公 

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早朝神想観に参加しましょう

2016-04-20 12:17:02 | 今日の光明法語

生長の家本部で行われている早朝神想観に参加する講師及び熱心な信者たちの
集団の祈りによる祝福は、常にあなたを祝福しつつあるのである。

その祝福は 常に聖使命会員は勿論のこと、本部の神癒祈願部に神癒をねがって
来ている人たちには常に到達して、単に治病のためのみならず、
日常生活の護りと導きとになっているに相違ないのである。

本部の早朝神想観は 毎朝 六時三十分に開始せられている。
私の神想観は 午前五時十分からと 午後八時三十分からとである。
いずれも三十分間である。

この時間に一緒に神想観を実修して霊波の協調を得(う)ることは、
真理に於いて 私たちの集団が一体に成(な)ることであり、
そしてそれが神の愛の霊波と一体となることであり、其処(そこ)に
救いが成就するに相違(そうい)ないのである。

キリストは二人して祈れば、その祈りは必ず成就するといっているのである。
神と、あなたと、集団とこの三者の結合の祈りは 祈りの目的が正しい限り
諾(き)かれるに相違ないのである。


『 人生の秘訣365章 』( 37頁 ~ 38頁 ) 谷 口 雅 春 先 生
“ 春 ” 積極生活法 1 月・ 万物は一新す 

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今、ほとんどの教区で、二酸化炭素削減のため(?)教化部における
早朝神想観がなくなり、各地域毎で行うように指導通達がきているようです。

集団的な祈りの効果は 絶大であり、教化部での早朝神想観の復活を望みます。

前の法語をブログに投稿後、一時間余り後に熊本大地震が発生し、しばらくお休み
させていただいておりました。
震災で亡くなられた方々のご冥福と 被災地の地震が収束に向かい、
一刻も早い復興を心からお祈り申し上げます。




現在の時点は 将来の発展への跳躍台

2016-04-14 20:05:04 | 今日の光明法語

前途に希望を描(えが)け。将来に光を見よ。

現在の状態が如何に悪(あ)しく見えようとも、それは既に過ぎ去りつつあり、
そして未来は展(ひら)けつつあるのである。そして現在の時点に於ける一切は、
未来の飛躍のための足場となり、跳躍台(ちょうやくだい)となっているのである。

だから現在の時点に於ける一切のものに不平を想うことなく、呟くことなく、
それを 祝福し感謝せよ。不平に思う時間があるならば、その同じ時間を、
希望を描き 発展を想望(そうぼう)するために使うがよいのである。

心に描いたものが あらわれるのである。暗黒を心に描いて、その不快な姿に
不平の念を起している限りは、心に描かれたものが具象化するという法則にしたがって、
やはり暗黒なものが あなたの生活に伴(ともな)って来ることになるのである。


途中の困難に挫折せぬこと

懸命にその希望する所を実現するために努力しているとき、その実現の途中に於いて、
自分の希望しない状態が起って来ても、それについて悲観してはならないのである。

もしそのような状態が起って来たときには、「 この状態が 将来の希望達成に必要な
踏石(ふみいし)になるのである 」
と強く信ぜよ。

「 この状態を通して善(よ)いことが来る、必ず善いことが来る 」と念(ねん)ぜよ。

若(も)しこのような信念をもつことが出来ず「事態は益々悪化しつつある」と信ずる
ならば、その信ずる通りに、悪化の一路(ろ)を辿(たど)るかも知れないのである。

なにしろ 此の現象は 唯心所現(ゆいしんしょげん)の世界であるから
信ずる通りになるのである。信じて途中の困難に挫折せず、希望の実現に邁進する
ものは ついに その目的地に達することができるのである。


『 人生の秘訣365章 』( 26頁 、29頁 ~ 30頁 ) 谷 口 雅 春 先 生
“ 春 ” 積極生活法 1 ・ 万物は一新す 

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創造の意識的中心としての人間

2016-04-12 19:16:52 | 今日の光明法語

大自然の動植物及び鉱物等に見られる叡智には ただただ感嘆するほかはない
のであるが、それら鉱物・植物・動物は、ただ被造物であって、作られ、与えられ
たる形や働きやを受けて あらわしているだけであって、それは、どこまでも
「 造られたもの 」であって「 創造の主体 」でもなければ、「 創造の意識的中心 」でも
ないのである。

それは「 ゜られ゜たるもの 」( 受動 )であって、「 ゜する゜ 」( 主働 )ものではないのである。

しかし、人間は、「 創造の意識的中心 」である。人間はシテであって、神が主働者であるが
如(ごと)く、自己が創造の意識的中心となって創作し、創造するのである。

それゆえに、人間は単なる被造物ではなく、神と共に創造の主体的“ 担い手 ”なのである。
それゆえにこそ「 神の最高の自己表現 」と言い得るのである。


常に 「 自己が神の最高の自己表現 」 であることを思い出せ

吾々は時々、自己が「 神の最高の自己実現 」であることを忘れるのである。
そんな時、私たちは 失敗したり、脱線したり、意気消沈したり、悲観したり、
病気に罹(かか)ったりするのである。

それゆえに 私たちは自己が「 神の最高の自己表現 」であることを
毎日 新たに 思い出す必要があるのである。

神想観は、人間が神の最高の自己表現であることを思い出すための
最もすぐれたる行事である。


『 人生の秘訣365章 』( 68頁 ~ 69頁 ) 谷 口 雅 春 先 生
“ 春 ” 積極生活法 3 ・ 神の世嗣としての自分 

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祖先に感謝する

2016-04-12 08:58:25 | 今日の光明法語

希望実現の第八の法則は、神に感謝すると共に祖先に感謝することである。
あなたという「生命体」の存在は、第一原因を神より発(はっ)し、
祖先の生命及び霊魂を通して、爰(ここ)に「あなた」という
独自の「個性ある人格」として顕現して来たのである。

神が無ければ「あなた」は無いし、祖先がなければ「あなた」は存在しないのである。
「恩を知る」ということは、「恩」という字が、「原因」の“因(いん)”という字と
“心”との合字(ごうじ)であることによって象徴されているように、
あなたの生命が何処(いずこ)より来(きた)ったかの原因を知り、
今日、「自分」が存在するのは、神を因(もと)として 先祖を第二原因とし、
父母を縁として因縁相合(あいごう)して自分が今此処に存在するのだということを知り、
その“原因”と“縁”とに対して感謝することである。

祖先に感謝するとき、祖先の霊波とのつながりが出来、祖先の霊の護りが増加し、
あなたの希望が成就し易(やす)くなるのである。


『 人生の秘訣365章 』( 102頁 ~ 103頁 ) 谷 口 雅 春 先 生
“ 夏 ” 人生支配の秘訣 4 ・ 希望実現のための法則~十六条 

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祖先を開悟に導くために聖経を読誦せよ

繁栄のために必要な祈りは、祖先に対し、また父母に対して感謝のコトバを
唱えること、又は感謝を念ずること、また現実に言葉に出して
「お父さん、お母さん、ありがとうございます」と本当に感謝することである。

祖先はあなたの「生命の根(ね)」であり、父母はあなたの“生命の幹(みき)”で
あるから、根を培(つちか)わねば、その植物は伸びないのであり、幹を無視して、
枝葉(えだは)ばかり栄えるということはないのである。

祖先の霊が迷っている場合には、そのような霊が「救われたい」とねがって
念を送って来ることになるのであるから、繁栄の反対に、衰退の想念があなたに
引っ憑(かか)って来るものであるから、あなたの運命も自然 衰退の道を
たどることになるのである。

祖先の霊に対して、聖経『甘露の法雨』を毎朝夕 読誦してあげることにし、
聖経の表現する“真理の言葉”によって 先祖の霊の悟りを増進するならば、
“迷っている祖霊(それい)”の念波に子孫が抑(おさ)えられることなく、
更に開悟(かいご)して神通力(じんずうりき)を増した霊からの守護と指導の
アイディアを受け、自然にあなたの計画せる事業が繁栄することになり、
家族一同の健康にも好(よ)き影響をもたらすのである。


『 人生の秘訣365章 』( 57頁 ~ 58頁 ) 谷 口 雅 春 先 生
“ 春 ” 積極生活法 2 ・ 人生の価値とその実現 

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聖典の読誦と神想観が運命を開く

2016-04-11 12:23:00 | 今日の光明法語

真の“ 新生 ”は 実相を観ずることによって得(う)

実相世界には 無限の善が満ちており、無限のアイディアが充満している
のであるから、毎朝 毎晩 怠らず 実相を観ずることにより、実相の完全さが
現実化するための通路 又は 連絡路が 心の世界に開かれることになるのである。

そして、その人の思い浮かぶことが、実相世界の完全さを現象化するために
必要なアイディアとなって来るのである。

そして実相は無限であるから、あなたが実相無限の世界に通路を開くとき、
その無限の中から 常に新しきものが あらわれて来(く)るのであるから、
その人の毎日々々が 「 新たに生れる 」 ことになるのである。

本当の新生は 実相を観ずることによって得られるのである。


神とつながる通路を開きなさい

人間は“ 神の子 ”であり、神の最高の自己実現であるから、吾々が迷いによって、
神の叡智との通路を閉鎖しない限りは、常に 神の智慧によって導かれ、
神の愛によって護られ 神の力によって支えられているのである。

あなたの事業は、神の無数の事業のうちの一つであり、神の叡智の通路を
遮断しない限りは、神からの導きにより 必ず繁栄するにきまっているのである。

あなたは 神の自己実現であるから、あなたが迷いによって神の生命の流れを
遮断しない限り、神そのままに完全であり、従って 無限の健康と 無限の生命力とをもって、
あなたが 神から与えられた使命を充分完全に 尽くすことができるのである。

“ 迷い ” を去るために 常に怠らず 神想観を実修して、
神の生命と智慧と愛との通路をひらくがよい。


聖典の読誦と神想観が運命を開く

神とつながる“心の通路”をひらくとき、あなたの人生を晦(くら)ましていた
“ 迷いの雲 ” は霽(は)れるのである。“ 迷いの雲 ”が霽(は)れるとき、
実相の光は愈々(いよいよ)皎々(こうこう)として照り渡(わた)り、
愈々益々(ますます)現象世界に実相の完全な風光があらわれて来(く)るのである。

雲が霽(は)れれば 光がさし、光が射せば 愈々雲が霽(は)れ、
循環的に連鎖反応が起(おこ)るのである。何よりも先ず 聖典を読み、
真理を知って迷いを祓(はら)い、その真理を全心身に浸透せしめるために
怠らず神想観を実修するがよいのである。


『 人生の秘訣365章 』( 51頁 ~ 52頁 ) 谷 口 雅 春 先 生
“ 春 ” 積極生活法 2 ・ 人生の価値とその実現 

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神想観によって自覚を深めましょう

2016-04-10 08:59:36 | 今日の光明法語

今日は、特に更めて、自己が“ 神の子 ”であり、神の善なる力が
自分の内に強力に貫流しており、自分を導き、自分を賦活(ふかつ)し、
自分を健康ならしめ、幸福ならしめ、裕(ゆたか)ならしめ、
勇気と決断力に富ましめ、常に新しき創造の意欲と力とを与え給うている
のだということを神想観して確認することにしましょう。

神の智慧が吾らをして、常に栄えの道を歩ましめ給うが故に、
世間が如何に不況であっても、自分の仕事に不景気はないということを
神想観して確認することに致しましょう。

生長の家の誌友でありながら、神想観をしない人があるのは
誠に不思議なことなのである。

聖典を読むのは、無限の宝が充(み)ちている未知の世界に旅行するため
旅行案内書を読んで、どこに行き どうして その無限の宝を発見し得るかの
手順(てじゅん)を知らされるようなものである。

神想観は、その案内書によって知った「 未知の宝庫 」に直接 触れる途(みち)なので
ある。神想観を毎日励まないでいて、「 私は生長の家です 」というのは 少々無理である。


『 人生の秘訣365章 』( 285頁 ~ 286頁 ) 谷 口 雅 春 先 生
“ 冬 ” 人生の道 11 ・ 大宇宙に満つる癒力 

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人間は死なない

2016-04-05 19:21:32 | 今日の光明法語
谷 口 雅 春 先 生
『 新編 生命の實相 』 第18巻 霊界篇 「 霊界と死後の生活 」 下    

序 文

・・・・・その上、゜ 人間は死なない ゜ という事実に触れれば
死の恐怖は なくなるのである。では、゜ 人間は死なない ゜ という証拠は
あるであろうか。

本書は 生老病死の四苦(しく)のうちの最後の最大なる苦しみたる 「 死 」 の恐怖から
すべての人類を解放するために、二十年間 私の読み漁(あさ)った古今東西の
心霊書(しんれいしょ)中で 最も信頼し得る純粋なる霊界通信の二つを選び、
註(ちゅう)を附(ふ)し更に、生長の家本部楼上(ろうじょう)にて
多数者環視(かんし)のうちに実験したる心霊実験を現実の光景のまま
彷彿(ほうふつ)せしめたのである。

何人(なんぴと)も これを読んで人間生命の不死(ふし)と悠久(ゆうきゅう)とを知り、
「 死苦(しく) 」 を解脱(げだつ)することが出来るだろうと思う。

本書は かつて『 出生前(しゅっしょうぜん)・生(せい)・死・死後の研究 』 と題して
発行せるものを改訂し、更に八十数頁増補したのである。

昭和十年七月

著者 識(しるす)


【 脚 注 】 

・ 霊界通信の二つ
「 霊界通信 」は 霊界の霊魂からの通信をいう。
 「 二つ 」とは、「 霊界篇 」 第一章のフランスの高級霊 「 ヴェッテリニ 」 と
第二章のデンマークの高級霊 「 マグナッセンの父 」 の霊界通信を指す

・ 生長の家本部楼上
 立教当初は 著者の自宅が本部となっていた。通称 “ 藤棚の家 ” と呼ばれている。
 「 楼上 」 は 高い建物の上

・「 出生前・生・死後の研究 」
  昭和九年、生命の藝術(げいじゅつ)社 より刊行された


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