実相の世界は すべての善きものの本源である。
実相の世界を観ずることによって、
それに心の波長を合わせるなら、
実相の世界のよきものが 自(おのず)から地上に 「 祝福 」 として
現われて来るのである。
神想観を怠る者は、いくら 「 人間 神の子 」 と頭で知っていても
現象世界が整うて来るということはないのである。
吾々は実相世界に波長を合わす方法に四つある。
その一つは 想(おも)いを凝らして、実相を観ずること。
その二は よき言葉を使うこと。
その三は、 「 甘露の法雨 」 の読誦。
その四は 愛を行ずることである。
『 生長の家 』 昭和二十五年二月号 八日の法語 谷 口 雅 春 先 生