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「電源釦が作動しないのでいちいち本体のスイッチでON/OFFをしなければいけない」
と言うことで、廃棄処分寸前のTVを預かって来ました。
我が家に到着したときにリモコンの電源釦はビニールテープで固定されてました。
テープを剥がすと一緒に釦までも取れました。
リモコンを分解したことがある方はご存知でしょうが押し釦はシリコンの一枚板に多数が埋め込まれてます。
それが千切れてしまったようです。
3桁入力とある部分に電源釦がありました。
接点が視えます。長い間使っているとここに汚れが溜まったりして通電しなくなる場合が殆どで
まさかの釦が取れているとは・・・!。
通常ですとリモコンを分解して接点のあるプリント基板とシリコン板に埋め込まれている釦を接点復活剤で清浄するのですが
接点が見えてますので綿棒に復活剤をスプレーして基板と釦の裏側を清浄。しかし通電しませんでした。
ネットでリモコンの型番を検索。見つかりました・・・しかし中古で¥5000強。
同じメーカのリモコンならばたぶん電源は入るとは思いますが・・・。
電源釦の裏側にアルミホイルを貼り付け。3桁入力の穴に入れてみる。電源が落ちました。
しかし、アルミホイルは穴の中に。シリコンの釦には貼りつきが弱い。
電源釦に代わる物を・・・木工しようかと思いましたが壊れた洗濯鋏が目に入りました。
電源釦の穴に収まりました。長すぎるとぶつけたりして不都合が起きるかと思い割れた物を加工。
先端にアルミホイルを貼り付けると問題無く作動。
小さいものなのですぐに失くしそうと思いリモコンに付けておくことを考えました。
矢印部分に孔を穿ちましてツワイン(セールを縫製するための糸。かなり丈夫)を通す。
電池室の蓋も同様に加工。
普通に使えます。