今日の映画はちょっと、怖いですよ~
10年前のお話ですね~
主演は「長男の嫁:満天」さん。
この方、面白い方ですね~コメディ専門かと思ってましたが
ホラーにも出演なさるのですね~
怖いですね~恐ろしいですね~
それでは、皆さん又後で、お会いしましょうね~
「サヨナラ・サヨナラ・サヨナラ」
ある日曜日の午後…ノンビリと過ごしていた満天夫婦の元へ
一本の電話が鳴り響いた。
慌てて電話に出ると…以前から体調を崩していた
ダンナ様のお母様が入院をされたとの事。
そこで、急遽
その日の夜の便で「長男の嫁」である満天は
羽田空港より千歳空港へと飛び立ったのであった~。
札幌駅到着後、軽く夕食を取り
急ぎタクシーにて病院へ駆けつけると…
お義父様が面やつれされた姿で、
お義母様のベットの傍らに座っておりました。
お義父様には自宅で待機して頂き
「長男の嫁」である満天が付き添いとして
お義母様のお側で寝起きをするコトに致しました~。
さて…正直、癌を患い命の灯火も残り僅かなお義母様が
入院された病棟は「ホスピス」でございます。
始めて…ホスピスにて…夜を明かす事になったのです
さて…付き添い初日、夜10時過ぎに病院へ到着した満天は
お義母様がスヤスヤと眠っているのを確認し
お義父様を病院の玄関までお見送りした後
非常灯の明かりのみに照らされた、
薄暗く静まりかえった病院の廊下を急ぎ歩いておりました
4階のホスピス病棟に戻る為にエレベータを使おうと思い
エレベータのボタンを押しましたが…
ランプが付きません…おかしいなっと思い階数表示を見ると
やはり明かりが点いておりませんので
エレベータの故障と思い、廊下より一段と暗い階段を登り
無事4階へ到着しました。
病室へ戻り、お義母様を見ると
何事も無くスヤスヤと寝ていらっしゃるので…
点滴で青く腫れあがった腕を痛々しく眺めながら
疲れていた満天は知らず知らずのうちに寝てしまっておりました
お義母様が身動きをされた様子が感じられたので
「ハッ」っと目を開けると…
なんと寝返りを打ち邪魔に感じたのか
点滴の針をお義母様が引き抜いてしまわれています!
あわててナースコールにて看護師さんをお呼びしますと…
慌しくお医者様と別の看護師さんも病室に駆け込んで来られ
私は待合室で待つようにと病室の外へ出されてしまいました
時刻は夜中の2時…
ホスピスは4階のフロアー全部を使っています
お母様の病室から右へ出るとスグに広い待合室がありました
待合室の明かりも消され非常灯の力ない明かりだけが灯っています
薄暗い中で椅子に腰掛け前を見ると
エレベータがあり、その横が喫煙室になっておりました
そこへ何処からか「ペタン、ペタン」っと不可思議な音が聞こえてきました
「ペタン・ペタン」…人影も見えません
「ペタン・ペタン」…心なしか音が近づいて来るようです
「ペタン・ペタン」…あまりの恐怖に満天は硬直状態です
そこへ…「ウィーン」っと低く別な音も聞こえ出しました
見ると先ほどまでは動いていなかったエレベータが動いています
「ペタン・ペタン」と「ウィーン」とが合わさり…
音はどちらも大きくなって近づいてきています
と、その時「ペタン・ペタン」の音が先に止まり…
そ~っと暗い闇から一人の老人が…
点滴をぶら下げながら角から現れ…私に一礼して…
喫煙室へ入って行かれました~
病人がタバコを吸ってイイんか~!?
っと思った瞬間!
「チーン!」っと言ってエレベータが4階に止まり扉が開きました~
開いたエレベータ内から目を射る様な明かりが待合室に射し込み
手をかざして見ると…
「ソコには………だ~れも居ないのです…」
エレベータと言う乗り物は、私~4階へ行きたいわ~
などと言って勝手に動く乗り物ではありません~
「ゾゾゾゾゾゾ~~~~~~!」
っと満天の背筋を数百匹の虫が一気に駆け上がりました~
次の朝、看護師さんに何気に聞いてみると…
毎晩夜中の2時頃になると
エレベータは独りでに4階まで来てドアが開くそうです
何度業者さんを呼んで直してもらっても、直らないそうです
なので10時過ぎには電源を切るそうなのですが…
何故かそれでもエレベータは非常電源を使い4階へ来るそうなのです~
看護師さん達は怖いので、
その時間帯はエレベータの方を見ない様にしているそうでして…
それを知って…あの老人は…あの時間に
コッソリと喫煙室へ行くらしいのです~(笑)
なにはともあれ…この恐怖のエレベーターを持つ病院に
満天はこの後、1ヶ月以上も寝泊りしたのです・・・・・
さて…皆さん如何でしたか~
怖かったですね~恐ろしかったですね~
このお話には色々な続編があるらしいですね~
楽しみですね~でも、怖いのはもう嫌ですね~
それでは
「サヨナラ・サヨナラ・サヨナラ」
10年前のお話ですね~
主演は「長男の嫁:満天」さん。
この方、面白い方ですね~コメディ専門かと思ってましたが
ホラーにも出演なさるのですね~
怖いですね~恐ろしいですね~
それでは、皆さん又後で、お会いしましょうね~
「サヨナラ・サヨナラ・サヨナラ」
ある日曜日の午後…ノンビリと過ごしていた満天夫婦の元へ
一本の電話が鳴り響いた。
慌てて電話に出ると…以前から体調を崩していた
ダンナ様のお母様が入院をされたとの事。
そこで、急遽
その日の夜の便で「長男の嫁」である満天は
羽田空港より千歳空港へと飛び立ったのであった~。
札幌駅到着後、軽く夕食を取り
急ぎタクシーにて病院へ駆けつけると…
お義父様が面やつれされた姿で、
お義母様のベットの傍らに座っておりました。
お義父様には自宅で待機して頂き
「長男の嫁」である満天が付き添いとして
お義母様のお側で寝起きをするコトに致しました~。
さて…正直、癌を患い命の灯火も残り僅かなお義母様が
入院された病棟は「ホスピス」でございます。
始めて…ホスピスにて…夜を明かす事になったのです
さて…付き添い初日、夜10時過ぎに病院へ到着した満天は
お義母様がスヤスヤと眠っているのを確認し
お義父様を病院の玄関までお見送りした後
非常灯の明かりのみに照らされた、
薄暗く静まりかえった病院の廊下を急ぎ歩いておりました
4階のホスピス病棟に戻る為にエレベータを使おうと思い
エレベータのボタンを押しましたが…
ランプが付きません…おかしいなっと思い階数表示を見ると
やはり明かりが点いておりませんので
エレベータの故障と思い、廊下より一段と暗い階段を登り
無事4階へ到着しました。
病室へ戻り、お義母様を見ると
何事も無くスヤスヤと寝ていらっしゃるので…
点滴で青く腫れあがった腕を痛々しく眺めながら
疲れていた満天は知らず知らずのうちに寝てしまっておりました
お義母様が身動きをされた様子が感じられたので
「ハッ」っと目を開けると…
なんと寝返りを打ち邪魔に感じたのか
点滴の針をお義母様が引き抜いてしまわれています!
あわててナースコールにて看護師さんをお呼びしますと…
慌しくお医者様と別の看護師さんも病室に駆け込んで来られ
私は待合室で待つようにと病室の外へ出されてしまいました
時刻は夜中の2時…
ホスピスは4階のフロアー全部を使っています
お母様の病室から右へ出るとスグに広い待合室がありました
待合室の明かりも消され非常灯の力ない明かりだけが灯っています
薄暗い中で椅子に腰掛け前を見ると
エレベータがあり、その横が喫煙室になっておりました
そこへ何処からか「ペタン、ペタン」っと不可思議な音が聞こえてきました
「ペタン・ペタン」…人影も見えません
「ペタン・ペタン」…心なしか音が近づいて来るようです
「ペタン・ペタン」…あまりの恐怖に満天は硬直状態です
そこへ…「ウィーン」っと低く別な音も聞こえ出しました
見ると先ほどまでは動いていなかったエレベータが動いています
「ペタン・ペタン」と「ウィーン」とが合わさり…
音はどちらも大きくなって近づいてきています
と、その時「ペタン・ペタン」の音が先に止まり…
そ~っと暗い闇から一人の老人が…
点滴をぶら下げながら角から現れ…私に一礼して…
喫煙室へ入って行かれました~
病人がタバコを吸ってイイんか~!?
っと思った瞬間!
「チーン!」っと言ってエレベータが4階に止まり扉が開きました~
開いたエレベータ内から目を射る様な明かりが待合室に射し込み
手をかざして見ると…
「ソコには………だ~れも居ないのです…」
エレベータと言う乗り物は、私~4階へ行きたいわ~
などと言って勝手に動く乗り物ではありません~
「ゾゾゾゾゾゾ~~~~~~!」
っと満天の背筋を数百匹の虫が一気に駆け上がりました~
次の朝、看護師さんに何気に聞いてみると…
毎晩夜中の2時頃になると
エレベータは独りでに4階まで来てドアが開くそうです
何度業者さんを呼んで直してもらっても、直らないそうです
なので10時過ぎには電源を切るそうなのですが…
何故かそれでもエレベータは非常電源を使い4階へ来るそうなのです~
看護師さん達は怖いので、
その時間帯はエレベータの方を見ない様にしているそうでして…
それを知って…あの老人は…あの時間に
コッソリと喫煙室へ行くらしいのです~(笑)
なにはともあれ…この恐怖のエレベーターを持つ病院に
満天はこの後、1ヶ月以上も寝泊りしたのです・・・・・
さて…皆さん如何でしたか~
怖かったですね~恐ろしかったですね~
このお話には色々な続編があるらしいですね~
楽しみですね~でも、怖いのはもう嫌ですね~
それでは
「サヨナラ・サヨナラ・サヨナラ」