我が家のダンナ様は現在、58歳。
今年の12月のお誕生日で59歳となり…
来年年男(ネズミ年)を迎え12月で還暦となる
この年代のオッサン達に共通して言えるのは…
「歯が悪い」って事である
別に歯医者嫌いな訳ではなく
ただ単に歯科医に行く習慣がないので
痛みだし我慢が出来なくなった頃に、涙をこらえて飛んで行くので…
たいがい行くと…歯を抜いて帰ってくる
定期検査ってな考えは頭に無い(ガハハハハハハ)
よってこの位の年になると
殆どの歯が消滅しておる
以前に歯の詰め物が取れた時に
瞬間接着剤で自分で治しておる姿を見た時は
「ア然」とした(笑)
「ナゼに歯医者へ行かない?」っと聞いても
「この位なら自分で治せる」っと意味不明な答えが返ってくるので
最近では好きにさせておいておる(ハハハハハ)
が…数ヶ月前から歯根が疼くっと言うので
「そりゃ~根が腐っておるの~歯医者に行かなきゃ脳が腐るぞ」っと脅した。
歯が疼くのは我慢出来ても…脳が腐るのは我慢出来なかったらしく
珍しく速攻で歯医者へ出かけて行った(笑)
最近流行りのインプラントにでもしたら~っと歯医者に送り出したが
どうも…歯茎が縮む高齢者には医者もインプラントを薦めないらしい(笑)
薦められたら絶対に断るっと息巻いて出かけたが
年齢的に薦められなかったのには多少のショックがあったらしい
難しいお年頃である(笑)
さて…今回も見事に抜歯をされ根の治療をした後
部分入れ歯を薦められたらしい
「インプラント」ではなく「部分入れ歯」であった事が
このお年頃のオッサンの心をいたく傷つけたらしいが…仕方がない(笑)
上あご部分を渡す感じで左右二箇所
下あご部分を渡す感じで左右二箇所
2個の部分入れ歯を作ってもらい歯医者通いが終了した
が、この入れ歯に近い「部分入れ歯」を入れると
「さしすせそ」「たちつてと」の発音が難しいらしく
舌ったらずなオッサンが出来上がってしまった(ガハハハハハ)
本人には…本人にしか解らんダンディズムっと言うモノが存在するらしく
食後、部屋の中央に新聞紙を広げ
その上に大工道具一式を並べて
入れ歯に近い「部分入れ歯」を削りだした…
まず、左右の繋がりをノコギリで切り落とし
切り口を丁寧に研磨し
何度も歯に入れては外し磨きあげておった~
その一部始終を妻はお茶をススリながら眺めておったが…
確かに妻が考えておったよりは見事に仕上がって行ったが・・・
電動工具の研磨の音を部屋中に響かせ
額に汗をかきながら必死で作業しておる夫を見つめるにつけ
妻の頭の中では一つの疑問がグルグルと回っておった~
「ナゼにコイツは歯医者へ行かない?」
歯医者に行けば可愛い歯科衛生士さんと談笑しておる間に
素晴らしい機材を駆使して歯科技工士さんが素敵に作ってくれるだろうに…
保険適用範囲内なので金額も数百円で済むだろうし
それに…なによりも…自分で切って加工してしまった
部分入れ歯を入れて歯医者には行けんだろう~
額に汗が光っておったので…
そっとタオルでぬぐってやると…
神の手を持つ外科医が、手術中に
看護師に額の汗をぬぐってもらった時に見せる
軽い無視と「ありがとう」ってな雰囲気が全身から湧き上がった~
なんだか…楽しそうなので…
「素敵に出来て良かったね」っと言っておいた
彼は大変、満足そうであった~
まぁ~自分で好きなように加工して
本人にしか解らんダンディズムを保てるのなら…
それもよかろう(ガハハハハハハ)
あっ、因みに…私も歯医者が嫌いである…
今年の12月のお誕生日で59歳となり…
来年年男(ネズミ年)を迎え12月で還暦となる
この年代のオッサン達に共通して言えるのは…
「歯が悪い」って事である
別に歯医者嫌いな訳ではなく
ただ単に歯科医に行く習慣がないので
痛みだし我慢が出来なくなった頃に、涙をこらえて飛んで行くので…
たいがい行くと…歯を抜いて帰ってくる
定期検査ってな考えは頭に無い(ガハハハハハハ)
よってこの位の年になると
殆どの歯が消滅しておる
以前に歯の詰め物が取れた時に
瞬間接着剤で自分で治しておる姿を見た時は
「ア然」とした(笑)
「ナゼに歯医者へ行かない?」っと聞いても
「この位なら自分で治せる」っと意味不明な答えが返ってくるので
最近では好きにさせておいておる(ハハハハハ)
が…数ヶ月前から歯根が疼くっと言うので
「そりゃ~根が腐っておるの~歯医者に行かなきゃ脳が腐るぞ」っと脅した。
歯が疼くのは我慢出来ても…脳が腐るのは我慢出来なかったらしく
珍しく速攻で歯医者へ出かけて行った(笑)
最近流行りのインプラントにでもしたら~っと歯医者に送り出したが
どうも…歯茎が縮む高齢者には医者もインプラントを薦めないらしい(笑)
薦められたら絶対に断るっと息巻いて出かけたが
年齢的に薦められなかったのには多少のショックがあったらしい
難しいお年頃である(笑)
さて…今回も見事に抜歯をされ根の治療をした後
部分入れ歯を薦められたらしい
「インプラント」ではなく「部分入れ歯」であった事が
このお年頃のオッサンの心をいたく傷つけたらしいが…仕方がない(笑)
上あご部分を渡す感じで左右二箇所
下あご部分を渡す感じで左右二箇所
2個の部分入れ歯を作ってもらい歯医者通いが終了した
が、この入れ歯に近い「部分入れ歯」を入れると
「さしすせそ」「たちつてと」の発音が難しいらしく
舌ったらずなオッサンが出来上がってしまった(ガハハハハハ)
本人には…本人にしか解らんダンディズムっと言うモノが存在するらしく
食後、部屋の中央に新聞紙を広げ
その上に大工道具一式を並べて
入れ歯に近い「部分入れ歯」を削りだした…
まず、左右の繋がりをノコギリで切り落とし
切り口を丁寧に研磨し
何度も歯に入れては外し磨きあげておった~
その一部始終を妻はお茶をススリながら眺めておったが…
確かに妻が考えておったよりは見事に仕上がって行ったが・・・
電動工具の研磨の音を部屋中に響かせ
額に汗をかきながら必死で作業しておる夫を見つめるにつけ
妻の頭の中では一つの疑問がグルグルと回っておった~
「ナゼにコイツは歯医者へ行かない?」
歯医者に行けば可愛い歯科衛生士さんと談笑しておる間に
素晴らしい機材を駆使して歯科技工士さんが素敵に作ってくれるだろうに…
保険適用範囲内なので金額も数百円で済むだろうし
それに…なによりも…自分で切って加工してしまった
部分入れ歯を入れて歯医者には行けんだろう~
額に汗が光っておったので…
そっとタオルでぬぐってやると…
神の手を持つ外科医が、手術中に
看護師に額の汗をぬぐってもらった時に見せる
軽い無視と「ありがとう」ってな雰囲気が全身から湧き上がった~
なんだか…楽しそうなので…
「素敵に出来て良かったね」っと言っておいた
彼は大変、満足そうであった~
まぁ~自分で好きなように加工して
本人にしか解らんダンディズムを保てるのなら…
それもよかろう(ガハハハハハハ)
あっ、因みに…私も歯医者が嫌いである…